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相撲は神事か? それとも興行か?

2018年04月27日

「ちびっこ相撲」に女の子参加できず 長野県でも
今月、長野県伊那市と東御市で行われた大相撲の春巡業の「ちびっこ相撲」で、日本相撲協会からの事前の要請を踏まえて女の子が参加できなかったことがわかりました。

大相撲の春巡業をめぐっては、今月8日に静岡市で行われた巡業で、土俵上で力士が子どもに稽古をつける「ちびっこ相撲」に参加する予定だった女子児童が、直前になって日本相撲協会からの要請で当日、参加できなかったことなどがわかっています。

長野県内では今月10日に伊那市、11日に東御市で「ちびっこ相撲」が行われましたが、去年12月中旬に日本相撲協会から「できれば男子児童だけの参加にしてほしい」と依頼されたことを踏まえ、女の子が参加できなったことが、主催した信濃毎日新聞社への取材でわかりました。

新聞社が市内の小学校に参加を呼びかけた際には、学校側から「なぜ男子児童だけなのか」という意見も寄せられたということです。
信濃毎日新聞社は「事実関係の説明以上のコメントはありません」としています。

一方、長野県の阿部知事は記者会見で、「日本古来のいろいろな分野の伝統と、社会の本質的な要請をどう調和させるかが、いろいろな場面で求められてきている。相撲協会もそうした認識をもってしっかり検討する時期に来ているのではないか」と述べました。
NHK NEWS WEB  4月13日 18時06分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180413/k10011402141000.html


日本相撲協会から「できれば男子児童だけの参加にしてほしい」と依頼された

相撲は神事か? それとも興行か?




阿部長野県知事は「日本古来のいろいろな分野の伝統と、
 社会の本質的な要請をどう調和させるかが、いろいろな場面で求められてきている。
 相撲協会もそうした認識をもってしっかり検討する時期に来ているのではないか」

私もそう思う。
たかが子供の「ちびっこ相撲」に
いちいち女人禁制など持ち込むな!


<参考>
こども相撲が女人禁制で挫折した例
   ↓
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%9F%E4%BF%B5#%E5%A5%B3%E4%BA%BA%E7%A6%81%E5%88%B6

先日大相撲舞鶴場所で市長が土俵で挨拶中に発作で倒れたときに、
男性スタッフが何も対処できないのを見て観客の女性看護師が、
身分を名乗って土俵にあがり、救急救命の心臓マッサージをおこなった。

これに対し・・・

行司が「女性は土俵から降りて下さい」とアナウンスして問題になった。
理由は相撲は神事であり昔から土俵は女人禁制になっているからという。
これには多くの視聴者からも批判の声が殺到し、相撲協会は不適切な対応と謝罪した。

以前、大阪場所での表彰式で太田房江元大阪府知事土俵入場禁止問題があった。
私はこの問題に関しては、相撲の神事という文化的側面を重視したエントリをあげた。
文化的要素には不合理な要素を多く含む問題もあるからだ。

似た問題が舞鶴市とは別の巡業場所の宝塚市でもあった。
中川智子市長挨拶を土俵の外で行わされたことに不快感を示し、
大相撲の女人禁制制度を再考するよう発言した。

ちなみにこの中川智子市長は元は旧社会党系国会議員で、
私はこの女の政治思想や人生観は大っ嫌いであるが、
今回の大相撲における女人禁制発言に関しては同意する。


相撲は神事か? それとも興行か?


相撲は神事か? それとも興行か?




そこで・・・

神事としての相撲について調べてみたら・・・

相撲それ自体は神話の時代から脈々と受け継がれているが、
神事としての相撲は江戸時代中期以降に形式化したようである。
土俵を一種の聖域としたのも江戸中期将軍家斉1791年からのようだ。
しかし女人禁制に関してはどうも戦後からの習慣であるようだ。

例えば女相撲というのは日本書記にもみられ、江戸時代には多くの興業が行われ、
戦前も各地で行われていたから、必ずしも相撲それ自体が女人禁制ではなかった。

ただし女相撲は神事としての性格は持っておらず、
あくまで興行としてのエンターテイメント的性格的で行われていた。
ちなみに女子プロレスは女相撲からの流れである。


相撲は神事か? それとも興行か?

         大相撲でも神主を招いて神事を行っている。


相撲は神事か? それとも興行か?

          神社内でおこなわれる神事としての奉納相撲



相撲は神事か? それとも興行か?

                女相撲


しかし・・・

今回の舞鶴場所での事件を契機に、相撲の神事という要素に疑問を感じた。
しかも人命のかかった緊急事態に善意で対応してくれた女性看護師への
相撲協会側の実に無神経で無礼な態度には神様もお怒りだと感じた。

日本相撲協会は人命より、しきたりを重視しているのか?

問題は・・・

「女人禁制」という伝統的側面がそこまで現代に重要な要素であるかどうかである。
上述したように、大相撲における土俵への女人禁制厳格化は戦後以降のもので、
100年にも満たない形式を「伝統的文化」といえるかどうかも疑問である。
 
相撲は神事、宗教行事の一つとみれば「女人禁制」もわからなくはない。
しかしこの慣習というか風習もそれがあった時代背景を考えなくてはならない。
その時代には合理性があったものでも、時代が変われば不合理になるものもあるからだ。

ましてや今回、人命にかかわる事件である。
救急治療してくれている女性に土俵から降りろとは非常識にもほどがあると思う。
繰り返すが、一体相撲協会は人命を何と考えるのだろうか?


相撲は神事か? それとも興行か?

          舞鶴市長が挨拶中に土俵で倒れた・・・


相撲は神事か? それとも興行か?

      救急処置をしない男性を見かねた女性看護師が土俵に・・・


相撲は神事か? それとも興行か?


相撲は神事か? それとも興行か?




そこで女人禁制を調べてみると・・・

日本の宗教文化には古くから女性を不浄な存在とする思想が存在してきた。
これは女性の生理や出産を「穢れ」とみる神道の思想でもある。

ただし仏教の修行では男性の禁欲を理由として女人禁制の制度がある。
カトリック修道会でも厳然と男女の修道場所を分けているのと同じである。
だから寺院の僧堂や修験道の行場に指定された山は今も女人禁制である。
と同時に、尼寺も男子禁制であることは言うまでもない。

逆に女性の参拝を禁じていた高野山のある真言宗の寺で、
室生寺は女性も参拝できる「女人高野」と呼ばれている。
もっとも仏教界はこの女人禁制には批判的であったことも付け加えておく。

ちなみに沖縄の神事はすべて祝女(ノロ)が取り仕切り、琉球王朝の時代から、
神事の最高地位は聞得大君(女性)で、聖地・御嶽(ウタキ)男子禁制である。
沖縄でこれを男性差別だと非難する男性の声はいまだ聞いた事はない。


とはいえ、やはり神道的発想の「女人禁制」に関する限り・・・

現代では女性の特性を否定する差別思想だといえるだろう。


相撲は神事か? それとも興行か?


相撲は神事か? それとも興行か?

      現代でも修験道や神道の聖域とされる場所は女人禁制である。



一方・・・

相撲は日本古来からの神事であることがルーツではあるが、
稀勢の里が19年ぶりの日本人横綱と言われるほど
近年は外国人力士ばかりが幅を利かしている

日本の国技ともいわれ神事とされる相撲に日本人後継者がいない
別に外国人差別をするわけではないのだが何か違和感を感じる。
それは文化的背景の違いを外国人が踏襲できるのかということだ。

本当に外国人に神事としての相撲が理解できるだろうか?
例えば西欧系のクリスチャンの力士、モンゴルのラマ教の力士などが、
神道の慣習を理解し踏襲することは、宗教的に問題ないのだろうか?


相撲は神事か? それとも興行か?



また大相撲の興行収入(156億円/年)は莫大なものである。
しかもこの収入は税制上の優遇措置を受けているばかりでなく、
国からの補助金(税金)も投入されているというから美味しい仕事だ。

これは日本相撲協会が公益財団法人であることに由来する。
公益法人は公共の利益に供する活動をするという目的なので、
下に貼った記事を見る限り相撲協会は税金をほぼ払っていないようだ。

<参考記事>
またもや不祥事、税制優遇を受ける相撲協会に甘さはないのか
exciteニュース 2017年11月16日
https://www.excite.co.jp/News/economy_g/20171116/Toushin_4499.html


相撲は神事か? それとも興行か?

              大相撲の興行幟



つまり・・・

相撲は神事というより興行の要素の方が強いのではないか。


ちなみに力士の月の給料は、十両以上は150万円、横綱は300万円だそうだ。
相撲協会理事でも年俸2000万円だそうで、これは興行収益だけではない。
御贔屓衆からの寄付もかなりに上るというから結構美味しい仕事である。
また放送権のあるNHKが支払う放送権料は年30億円だという。

まあ、カネの動きを見ると神事を建前とした興行という印象を受ける。
この際大相撲も神事などではなく興行という割り切り方をしてもいいのではないか?
時代遅れの「女人禁制」のルールを廃止ではなく緩和してもいいのではないか?


相撲は神事か? それとも興行か?

          大相撲の興行収入は莫大な額にのぼる。


古今東西、宗教文化にまつわる問題は複雑で面倒なものが多いが、
しかし宗教もその時代背景を考えれば、現在とは異なる文化があったわけで、
その文化背景が現在でも有効な意味を持つものであるかどうかは別である。

個人的には伝統文化は尊重すべきだという立場である。
しかしながら、生物学特性まで否定あるいは蔑視する思想は、
現代ではぜひとも是正されるべきであると私は考える。

例えば・・・

私がしばしばとりあげるイスラム教は女性の人権侵害を絵に描いた宗教ではないか。
イスラム教の女性蔑視や差別以外にも、刑罰の残忍さは人権侵害にも触れている。
これが宗教だからという理由で許されている風潮は如何なモノか?

無論イスラム教を国是とする国々の判断だから内政干渉になるのは言うまでもない。
ムスリムの女性国民がそれをよしとして受け入れているなら問題はないだろうし、
他所様の国の事をとやかく言うのはやめるべきだが、国内の文化には一言いいたい・・・

   大相撲の「女人禁制」は、
   止めるか、規制緩和しろ!



相撲は神事か? それとも興行か?

              丸山友紀「猫相撲」







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Posted by トラネコ at 00:00│Comments(9)文化思想・宗教
この記事へのコメント
 私見としては、「規制緩和」は仕方がないのかもしれませんが、日本伝統の「同権異質」の男女の性差に対する評価方法の変更迄、踏み込んでくる「ジェンダー・フリー」思想に屈する必要は無いと私は思います。

 何故なら、私は、日本の性差評価が、尤も生物として自然なものだと思うからで、子供を産む女性を庇護、尊重できない社会は、生物としての原点を忘れて居ると思うからです。

 相撲が、神事か興行かと言われれば、興行に決まって居ます。 然し、能生や歌舞伎がそうで有る様に、相撲も、日本の伝統的な興行です。 その興りが神事として、農作物に害を与える、地中の鬼達を踏み殺すと言う意味で、一種のパフォーマンスだったものだと思います。 ですから、女性の生理を穢れと見立てる考え方は、寧ろ、女性の仕組みに対する無知から発した、後付けだと思われます。

 妊娠すれば生理が止まるので、関係しているのは昔から解って居た筈、女神を最高神として仰ぎ、女の子の初潮を祝う民族が、端から、生理を「穢れ」とするわけが無い、其れをしたのは、寧ろ、女性側からの「後付け」の思考ではないかと私は思いますね。 山も土俵も、中世から女性厳禁だったけれど、戦後になる迄、女性陣からは文句は出て居なかったのでは?

 
Posted by ナポレオン・ソロ at 2018年04月27日 10:46
相撲もそうですし、かつての女人禁制の山もそうですが、女性やその生理が汚らわしい、などという蔑視の思想とは正反対のものだ、ということはよく言われています。それらの説によると、豊穣の神や山の神は、たいていの場合、女神、つまり女性であるから、ということらしいです。女性が女神の嫉妬を買うことを恐れたが故の規定だったようです。もしこれが事実だった場合、女人禁制が差別であるならば、それに嫉妬するかもしれない「女性の神」という規定も、立派に性差による差別ということになりかねないかもしれません。
確かに土俵の上で人が倒れているのに、女性の看護師に上がるなというのは、あまりに教条主義で狂った発言です。そこらあたりは、ある程度の寛容性を持つ必要が、どうしてもあるでしょう。
しかし相撲が興行であるというのならば、同じ興行である歌舞伎で女性が歌舞伎役者になれないのも、また差別だ、ということになってしまうでしょう。
私はそうした現代に合わせた伝統の変化を否定しているのではありません。
ただ、ものごとには、不易流行(変わりゆくものと、不変の本質)があります。
女性が男性と同じ土俵に上がり、そこで相撲を取ってもよい。歌舞伎が男女共演でよい、などとなっていけば、相撲はプロレスの亜種になり、歌舞伎は演劇やパンクロックの亜種になるでしょう。もともと相撲は昔のプロレスのような興行格闘技、歌舞伎は瓦乞食のやっていたパンクロックだから、それでいいのだ、という考えも出てくるとは思いますが、相撲や歌舞伎が現在の形態になったのは、長い時間をかけた文化的淘汰による、日本の社会制度への適応があったからです。これを近代思想によって軽々に批判し、変えてしまうのは、おそらく日本の旧来の制度を加速的に解体していくことに繋がっていくでしょう。それをやりたがっている勢力に、こうした旧来の文化と近代理想の齟齬が利用されないことを望みますが、そうはいかないようで、かなり心配です。
Posted by 丑寅の金さん at 2018年04月27日 20:53
今で言う、「セクハラ」、昔からあってのではないだろうか、だから、女性を遠ざけた。
女性を否定したのではなく、女性から逃げた。

のかな?
Posted by サネガンソーパッシン at 2018年04月27日 23:22
ナポレオン・ソロ様、丑寅の金さん様
お二方の御意見に反論できず説得されそうです(笑)
仰っている事はまったくその通りだと思います。お二方の御意見を否定する根拠もありませんが・・・

もちろん私はフェミニズムなどという似非学問の肩を持つ気は毛頭ありませんが、どうしても現代においてすら女性の特性を穢れとする思想には、まあ感覚的と言っていいでしょうが、抵抗があるのです。

歌舞伎も元は阿国歌舞伎といわれた出雲阿国という女性が出発点だったのですが、江戸時代の寛政の改革あたりでしょうか、遊女歌舞伎を取り締まるため風俗矯正のため、男子のみの歌舞伎としたという話もあります。もっともここから男色の傾向も・・・・さらに昭和の宝塚歌劇は女性だけで男子禁制です。まあ男子校、女子校があるのですから、宗教ではありませんがそれを差別とは考えないでしょう。でも相撲の神事という点における女人禁制には、どうしても私はしっくりいかない面があります。

「山の神」は女性であるという話は、東北のマタギが入山するときにオコゼという醜い魚を捧げて、山の神の嫉妬と怒りを招かないように祈ったとか聞きました。日本は八百万の神々がお住まいになる国ですから、恐らく男女神は半々なんでしょう。そう考えれば、各地のいろんな場所に男女神が均等に住まわれているのだろうと思います。

最高神である天照大御神が御隠れになった天の岩戸を開ける際にも、アメノウズメノミコトが日本初のストリップで男性神がやんや、やんやの大喝采にもありましたように、相撲の観客も男女均等には入れるなら、せめて女性首長のあいさつくらい土俵入りさせても罰は当たらんでしょう・・・と思うのです。

まあこれは議論しても難しいと思います。ここはやはり文化、宗教というある意味不合理な世界ですから結論はでないかもしれません。しかし興行としての相撲として見ても外国人力士ばかりじゃあ寂しいですね・・・
Posted by トラネコトラネコ at 2018年04月27日 23:26
 「穢れ信仰」は神道だけでなく他の宗教にも程度の差はあれ存在すると思いますが、最もその手の信仰に被れているのはパヨクでしょう。
 奴らは自国であるはずの日本を過去・現在問わず「人類史上最も穢れた国」と思いこみ、「日本軍最強伝説」や「waiwai」と言ったデマにまみれた誤報虚報を内外に発信しているのですから。
Posted by KOBA  at 2018年04月28日 03:48
いきなり大相撲の女人禁制の緩和は慣習もあって難しいですが、
わんぱく相撲全国大会の女性参加を検討すべきだと思います。
五輪憲章でスポーツでの差別禁止が表記されている以上、
わんぱく相撲全国大会の女性参加禁止が続けば、日本への
ネガティブキャンペーンに使われる可能性があるので、
ネガティブキャンペーン対策でわんぱく相撲全国大会の女性参加の
検討を早急にしたほうがいいと自分では思いました。
Posted by 問題山積 at 2018年04月28日 18:39
KOBA様
同意です。
日本穢れ史観を持ち込んだのはあのマッカーサーですね。
そしてそれに便乗したのが悪魔の共産主義者どもです。日本人に罪悪感を植え付け、国力を減退さしめて革命に導こうとして見事大失敗したアホ政党ですw それに呼応し応援団になっているのがご指摘の売国マスゴミの朝日や毎日です。捏造報道を繰り返し日本を貶める活動には脱帽ですわwww



問題山積様
同意です。
そうですね、子供の相撲くらい神事ではなくイベント扱いでいいでしょうね。
別の発想では神事に特化した大相撲と興行に分けるってやり方もありかな、などと考えていますが・・・
Posted by トラネコトラネコ at 2018年04月28日 22:43
わたしは大相撲が女人禁制なのは伝統なのでそんなものかな?と思っていましたが、トラネコ様の天照大神に関するコメントを見て少し思い直しました。確かに日本では女性の神様もいますし、古くは清少納言や、紫式部等女性が活躍しています。そもそも自分の国を父国ではなく母国といいますものね。現代でも家計は奥さんが握っていることも多く、必ずしも女性が虐げられているわけではありません。どこから女性を穢らわしいとする考え方がきたのでしょうね?

ちびっこ相撲に関しては、男女別にすればいいと思います。今の女子小学生は発育がいいので男女混合は少し無理があるかも。
Posted by kabu at 2018年04月29日 10:38
kabu様
同意です。
紫式部「源氏物語」は世界最古の恋愛小説であり、彼女は世界最古の女流文学者です。また当時編纂された勅撰和歌集は一切の身分に関係なく、秀作のみを収録してあるそうで、紫式部のライバルであった歌人の和泉式部は身分の低い女官でしたが、御拾遺和歌集には当時の天皇より多くの和歌が収録されていました。また詠み人知らずにも一百姓の歌があるように、和歌という文学作品には一切の身分が関係ないことがわかります。このように日本は文化的には男女差別とか身分差別は社会的慣習としては、諸外国に比べれば小さいことがわかります。これは恐らく八百万の男女神がいる国だからではないでしょうか? まあ相撲も子供相撲くらいは女人禁制は廃止すべきと思いますよね・・・。
Posted by トラネコトラネコ at 2018年04月29日 19:19
 
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