トラネコ日記

真宗大谷派が死刑廃止求め声明　オウム元幹部執行受け
オウム真理教の教団元幹部６人への死刑執行を受け、真宗大谷派（本山・東本願寺、京都市下京区）は２６日、執行に遺憾の意を示し、死刑制度の廃止を求める声明を出した。

声明では「１カ月に２度もの死刑が執行されるという性急なあり方に疑問を抱かずにいられない」とした。さらに「死刑の執行は、罪を犯した人が罪に向き合い償う機会そのものを奪う」と指摘している。

大谷派は１９９８年から死刑執行の度に声明を発表している。
京都新聞 2018年07月26日 23時40分
https://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20180726000173

＜関連記事＞
「2018年7月6日の死刑執行に対する抗議声明」（日本カトリック正義と平和協議会）

カトリック中央協会　2018/07/18
https://www.cbcj.catholic.jp/2018/07/18/17266/

日本で死刑が執行されたことを受けた、現地共同声明
Tokyo, 26/07/2018
EU News 187/2018
https://eeas.europa.eu/delegations/japan/48869/node/48869_ja

しかし日本国民は・・・
　↓
「死刑制度は存続させるべき」が約6割　
廃止すべき、わずか9%
キャリコネ　2018年8月1日
https://www.excite.co.jp/News/society_g/20180801/Careerconnection_9107.html






最近の日本の宗教界の俗人化が著しい。まあ元々俗な連中だがねｗ
宗教団体が政治に口出しし、くだらない政治生命を出すことが増えてきた。
特に耶蘇教（カトリック&プロテスタント）、浄土真宗、曹洞宗などである。

こいつらはアホ左翼と同じく、安保法反対、秘密保護法反対・・・など、
安倍政権の政策を批判、反対してきたいわば政治発言が多い宗派だ。
宗教は俗事に拘らず修行やって自己の研鑽積んでいろっ!

でも、宗教家であれ誰であれ、政治に対して発言する権利はあるからな。
だがしかしこいつらの死刑廃止論は実に皮相かつ浅薄である。
なんの説得力も法的、倫理的整合性はない。



　　　　　　　　　　そういうドイツは日本より警察官による
　　　　　　　　　　犯罪容疑者への射殺が多い国である。


一般的な死刑廃止論の基本理由は三つである。
上に貼ったEU Newsで述べてあったように・・・

＞前略・・・死刑は残忍で冷酷であり、犯罪抑止効果がない。さらに、
　どの司法制度でも避けられない、過誤は、極刑の場合は不可逆である。・・・

　1．残酷で非人道的
　2．犯罪抑止効果がない
　3．冤罪の可能性

　　　　　　　　　　　　　　　　・・・たったこれだけである。



　　　　　　　　　　　こういう連中が被害者より犯罪者の
　　　　　　　　　　　人権擁護運動に奔走するのである。


これまで私が何度も述べてきた点には一切ふれていない。
私は死刑に犯罪抑止効果などまったく期待していないし、
「残忍で冷酷」な犯罪を犯した者に人権は一切認めない。

私の死刑存置の大きな理由は・・・

　1．私利私欲を満たすために行った凶悪殺人犯への復讐権の行使は、
　　近代刑法が国家権力が代行することで個人が国家委任した権利だ。
　　それを否定する死刑廃止論は犯罪被害者がその無念を晴らすことを、
　　否定し無視した被害者とその遺族への人権侵害論だと断ずる。

　2．私利私欲を満たすために行った凶悪な殺人犯罪とは、
　　凶悪犯罪実行犯の更生する権利を凌駕した重大犯罪であり、
　　犯人の反省や更生なんかで償えるものでは到底ない。
　　「死」をもって償う以外にない、と断ずる。

　※応報刑よりも教育刑という刑罰概念の変化があることは承知している。
　　しかしこれとて国民的議論はまったくなく法曹界が勝手に決めた事だ。
　　くどいようだが復讐権は基本的人権の一つである。





死刑に関していえば、これは責任論に関する精神文化があると思う。
日本は古来より欧州よりも死刑執行の数量がはるかに少ない国である。
それは「自ら死んで償う」文化があったからである。

鍋島藩の「葉隠れ」にも死を恐れない武士道教育があるが
戦士でもある武士には「死」を恐れない精神訓練が必要とされると同時に、
切腹（自害）して自分の過ちに対し「死んで責任を取る」思想でもある。

武士は戦闘で他人を殺害する訓練をするが、逆に、
自身の過ちをも「自分の命」で償うことをよしとしてきたのだ。
他者殺害と自害における「命」の対等的価値観でもある。

また日本人、特に武士は個人より家を重んじる文化背景があり、
「家名を汚す」という言葉にあるように家に迷惑をかけることは、
場合によっては「死」で償わなければならない習慣があった。





それに対して・・・

西欧キリスト教文化圏では人を裁く権利は神のみという思想が背景にある。
たとえば新約聖書のヨハネの福音書 第8章7節に有名な言葉、
「汝らの中、罪なき者、まず石を投げ打て」である。

売春婦には集団で石を投げて殺すことが当時のユダヤ教の教えだが、
イエスは全く罪のない人は居ないのだから、罰を与える資格のある者はいない、
神の裁きに任せるべきだというのである。

また自己責任という概念よりも、すべては神の意志が優先する思想でもあり、
ラ米のSi Dios queire（もし神が望むならば）、ムスリムのEn Shallah（同意）
などは、まさに責任回避の言い訳に神を利用した言い方になっている。

ただしそれと同時に「死」に関しては、キリスト教は自殺を禁じているが、
隣人愛が動機の「自殺」＝自己犠牲は崇高な行為とされている。
これは隣人愛（アガペー）＝神の意志になるという意味である。


「友のために自分の魂をなげうつこと、これより大きな愛を持つ者はいない。」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　・・・ヨハネ伝第15章13節

いずれにしても西欧キリスト教文明での「死」も神の意志である。
人間に他人を裁く権利はないし、殺す権利もないという思想である。
人を裁く権利のあるものは「神」のみであるという事である。



　　　　　　　　　　　　　神はねとうよニダ～


それともう一つ重要な西欧の人権的価値観は天賦人権説である。
これはは西欧キリスト教白人だけに神が人権を与えたのであり、
異教徒や異民族（有色人種）の人権は存在しないとするものである。

だから西欧白人は異教徒・異民族を平気で虐殺できるのである。
異端審問、魔女狩り、十字軍、植民地主義、レイシズム・・・
すべて天賦人権論と合致するキリスト教的発想である。

つまり耶蘇教の西欧人から、異教徒で異民族の日本人に対して、
死刑制度云々いわれる筋合いなどまったくないのである。
何故なら奴らの価値概念に日本人の人権など存在しないからである。



　　　　　　　　　「自由・平等・博愛」、「フランス人権宣言」
　　　　　　　　　これをスローガンに10年間も殺し合いをする。
　　　　　　　　　さすがキリスト教文明のスローガンだ（笑）


ちなみに、天賦人建論は日本には存在しない価値概念である。
日本人には生きとし生けるものに「神」が宿り、すべての命は尊い、
とする神道に基づく自然権の思想が日本の人権思想である。

同時に日本と違い、個人主義の文化では罪も名誉も個人に属する。
勿論名家と呼ばれる上流階級には家名を重んじる文化があるが、
日本のように家名を汚せば切腹しなければならない程ではない。

しかしながら・・・

キリスト教ほど殺人を実行してきた宗教も珍しいだろう。
なんせ神の名のもとに民族浄化も正当化してきたのだから・・・



　　　　　　　　　その割には異端審問、魔女狩り、東京裁判・・・
　　　　　　　　　資格もない癖にいろいろ裁いてきたな、お前ら・・・


だからか・・・

あれだけ異教徒、異民族を大量虐殺してきた文化圏の人間だから、
そのワザとらしい反省からキレイごとをいってるのだろうな（笑）
今度は死刑は冷酷で残忍な行為だから死刑反対～♪とｗ

同じく西欧キリスト教文明は、森林伐採から自然破壊を
2千年にわたりいやというほど行ってきた反省?からか、
この数十年になって自然保護だの、エコロジーだの言いだしたのか?

さらにアフリカやアジア諸国を侵略し植民地化して、
現地の文化破壊や大虐殺を繰り返してきた反省?から、
今は大量の移民を受け入れているのか?

ならば日本は平和国家としての歴史を持っているのだから、
EU諸国に憲法9条をお前らの憲法に加えよ、といおうぜ（笑）
軍隊も交戦権も全否定してみろっってねｗｗｗ

＜参考＞
キリスト教徒による宗教的迫害
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%88%E6%95%99%E5%BE%92%E3%81%AB%E3%82%88%E3%82%8B%E5%AE%97%E6%95%99%E7%9A%84%E8%BF%AB%E5%AE%B3
　　　　　　　　　↑
　　　　これを読んでみればわかるが、
　　　　キリスト教文化圏がエラそーに、
　　　　日本にお説教垂れる資格があるか?



　　　　　　　　　神の名において、異教徒・異民族を大量虐殺
　　　　　　　　　してきたのが西欧キリスト教文明圏である。
　　　　　　　　　死刑廃止論はその反省、否、反動か（笑）



＞「死刑の執行は、罪を犯した人が罪に向き合い償う機会そのものを奪う」
そんな事はない!




裁判で死刑が確定し執行されるまで、何年あるんだよ?
オウム犯罪では四半世紀近くかかっているじゃないか!

　その間に「罪に向き合う」為の
　時間は腐るほどあったわっ!


日本の司法制度が完璧だとか、素晴らしいとは決して思わないが、
しかし死刑判決というのはかなり時間をかけて犯罪証明を確立させ、
冤罪の可能性を排除した後に下されるのが通例である。

それに日本の司法では死刑確定後は半年以内に死刑執行すべきなのに、
それをしない怠慢な法務大臣が多すぎるのである。死刑執行しないなら
法務大臣になんかなるなっ!　と私は言いたい。



　　　　　　　　　死刑判決受けても死刑にならない死刑囚が多い。
　　　　　　　　　この間でも十分、自分の犯した罪に向き合える。


もちろん裁判も人間が審議し判断するのだから冤罪をゼロにはできない。
しかし冤罪の可能性を残して死刑判決受けた受刑者の刑の執行は、
中々行われない。あの帝銀事件の平澤死刑囚は39年間生きて獄中死した。

日本で確定した冤罪のほとんどが戦後の混乱期に集中している。
この時代はGHQ占領下であり、共産党や在日が跋扈していた不安定な時代だ。
当時のいくつかの事件はCIAや共産党の工作による冤罪事件もあったという。

しかしその後にいくつかの冤罪が司法の場で正式な手順を踏んで、
公的に証明されるのはシナや北朝鮮や途上国などにはあり得ないことだ。
不完全ながらも日本の司法が共産圏国家よりはるかにマシだという証明だ。



　　　　　　　　　冤罪はもちろんあってはならないことだが・・・


しかし・・・

冤罪判決が出て出所してから後に
事件を起こす実は「真犯人」もいるのだ。

あの首都圏女性連続殺人事件の小野悦男がそうである。
凶悪連続殺人犯人を司法の誤審で無罪にしてしまっただけでなく、
このキチガイが釈放後また殺人を犯しているのである。

小野悦男はいつ「自分の罪に向き合った」のだろうか?

しかも殺人で再逮捕後、さらに2人強姦殺人でも無期懲役である!
小野悦男に凌辱され殺害された女性は12人にも上るのだ!
これでは被害者も浮かばれないというものだ。

こんな殺人鬼はとっとと死刑にしておけば、
釈放後に被害者は殺されなかったのである!
いかに日本の司法が殺人犯に甘いかである!

＜参考エントリ＞
捏造新聞・朝日と人権屋どもの人権感覚
https://ryotaroneko.ti-da.net/e8222125.html
　　　↑
真犯人を冤罪ヒーローと持ち上げた朝日新聞や、
左巻きの安っぽいジンケン屋団体の糞連中ｗ


　稀な冤罪のために凶悪犯罪で虐殺された
　被害者や遺族の恨みを否定してはいけない!



　　　　　　　　10人以上もの女性を強姦、殺人、放火で殺害した後、
　　　　　　　　バカ人権団体の活動で無罪になり冤罪ヒーローになり、
　　　　　　　　再度強姦殺人で逮捕されても無期懲役の小野悦男
　


それに対し死刑廃止されたEUやアメリカのいくつかの州では、
警察官による射殺が非常に多く、日本に比べると何十倍もの射殺率である。
これだって犯罪に無関係な人や冤罪の人も含まれているのではないか?

この背景には一般人が拳銃を携行できる銃社会という事情もある。
だから警察官も殺されるのは嫌だから、状況により過剰防衛で
容疑者を射殺する事態に陥るのである。

また死刑廃止になれば、何十人殺しても自分が死ぬ事はない。
法律によって凶悪犯罪者や大量殺人者の人権が守られているから、
犯人は一般人であれ、警官であれ容赦なく殺せる安心感があるのだ。



　　　　　　　　　　こういう光景は日本ではまず見ないが・・・


日本の警察官も正当防衛での発砲は許されているが、
自分が命の危険に晒されていても、相手の急所は外す義務があるらしい。
もし私が警察官でそういう場面に出くわしたら迷わず急所を狙って殺す。

それでも発砲して射殺でもしようものならマスゴミがたたきまくるのだ。
自分の身を守ることでさえ犯人の人権で制限されているのが日本の警察官だ。
そしてまずほとんどの警官が在勤中一度も発砲しないで退職するのである。

以下G7加盟国における統計だが、すべてにおいて日本は最下位である。
それだけ日本は治安もいいし、犯罪者の人権が保障された国である。
しかし何かと言えば西欧社会は日本を非難するのである。



　　　　　上は人口100万人あたりの警察官によって殺された人数（2015年）
　　　　　左下は人口100人あたりの個人的に所有されている銃の数(2007年）
　　　　　右下は人口100万人あたりの意図的に殺された人数(2015年)


まあ死刑廃止するのもそれぞれのお国事情がある。
同時に死刑存置する国にも事情もあれば歴史的背景もある。
日本には日本の伝統的死生観、道徳観があるのだ。

何も西欧文明が優れているという西欧事大主義者は論外、
良いものは取り入れ、不必要なものは除外するのが日本文化、
我々は西欧的価値観に無条件に従う道理はない!

　日本には日本の文化的、社会的、歴史的背景から、
　死刑をしっかり存置していき、凶悪犯罪者に殺された、
　善良な国民の為に政府が代わって復讐すべきである!