中国海軍、沖ノ鳥島近海で軍事演習 ついに「本格進出」
中国海軍の水上艦艇5隻が6月下旬に沖ノ鳥島(東京都小笠原村)付近の海域で軍事演習とみられる活動をしていたことが15日、分かった。中国の水上艦艇に関しては沖ノ鳥島付近の海域で海洋調査船や遠洋航海目的の海軍艦艇が航行していたことはあったが、
海軍の水上艦艇が長期間にわたって軍事演習とみられる活動をしていたのが確認されたのは今回が初めて。
防衛省によると、5隻の水上艦艇は、ミサイル駆逐艦1隻、フリゲート艦2隻、補給艦1隻に、支援船1隻が随伴していた。5隻は6月19日に東シナ海から沖縄本島と宮古島の間を通過して太平洋に出た後、6月22日に沖ノ鳥島の北東約260キロ付近の海域で確認された。フリゲート艦の艦載機とみられるヘリコプターが上空を飛行したり、艦艇が急旋回するなどの軍事演習とみられる活動をしたという。
5隻は6月25日に沖縄本島の南西約170キロの太平洋を北西に航行し、沖縄本島と宮古島の間を再び通過して東シナ海に戻ったとみられる。自衛隊はP3C哨戒機と護衛艦を派遣して情報収集にあたった。
中国の軍事動向に詳しい関係者によると、中国海軍の水上艦艇は東シナ海や南西諸島の太平洋側を中心に活動をしていることが多かったが、今回は、中国海軍の遠洋活動能力が格段に向上していることを示しているという。中国は2003年ごろに始めた沖ノ鳥島付近の海洋調査が終了したため、海軍艦艇が本格的に進出し始めたとみられる。
■沖ノ鳥島(おきのとりしま) 東京から約1700キロ離れた周囲約10キロのさんご礁からなる日本最南端の無人島。日本の国土とほぼ同じ約40万平方キロの排他的経済水域(EEZ)を周囲に持つが、満潮時には2つの小島が海面に出ているだけで、満潮時に海に隠れてしまうと、EEZが失われる恐れがある。このため、政府は周囲にコンクリートの保護壁を造るなどの保全策を取っている。
産経新聞 7月16日1時51分
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090716-00000507-san-pol
与那国島に自衛隊駐屯基地を作ることが決まって、
またぞろ
反戦平和バカが、中国サマの日本侵略の手助けに精を出している。
http://www.qab.co.jp/news/2009071510540.html
しかしこの記事にあるような現実に対しては一切口をふさぐのが、
この反戦平和バカの生活習慣病である。
もっとも
中国サマの日本侵略のお先棒担いでいる売国奴どもだから、
沖縄二大クズ新聞同様に、これが奴らのスタンスだと思う。
反戦平和バカって実にわかりやすいんだよね!
それはそうと、北東約260キロ付近の海域というのは、
EEZ・排他的経済水域内『半径200海里(370.4km)』だから、
中国海軍の軍艦による演習は日本のEEZ内に完全に侵入している。
中国は前々から沖ノ鳥島は島ではなく、ただの岩礁であると主張し、
日本の排他的経済水域とは認めてこなかった。
領海は海岸線から12海里(約22.2km)の海域と規定しているので、
中国海軍の演習は領海侵犯にはならないが、
他国のEEZ内での軍事演習というのは、
日本政府の同意が事前に必要である。
この記事からはわからないが、同意を取ったのだろうか?
そうでないのなら,
軍事挑発と見做されかねない事態である。
おそらくこれからは次第に領海侵犯承知の軍事行動に出ること必死である。
なぜならば、
日本政府がなんら強硬な抗議をしないからである。
中国には舐められているからである。
何年か前に石垣島海域内で中国(と思われる)の原子力潜水艦が発見されたが、
政府が追尾行動命令を出したのは、領海内を出てからである。
こんな腰抜けな愚かしいことばかりやっているから舐められるのだ。
普通なら領海内で不審潜水艦確認と同時に、
日本側は海自の
緊急防衛出動に出て、
対潜水艦殲滅作戦行動に出るべきだったのだ。
ここで撃沈しても国籍不明艦なら誰からも非難受けることはない。
ただ原潜だけに放射能洩れは危惧されるが、
撃沈でなくとも
威嚇行動は取れたはずだ。
それすらも腰抜け政府は行っていない。
09年度版「防衛白書」によれば、
中国海軍の動向については、「
中国軍の能力の及ぶ範囲は、近海を越えて拡大していく」とある。
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009071700236
これは先日エントリした「ようやく与那国島にも希望が」にとりあげた、
中国海軍高官による米海軍へのオファー、即ち
米中による太平洋分割支配案への実践行動である。
http://sankei.jp.msn.com/world/america/080312/amr0803121318009-n1.htm
中国は現実に太平洋で行動できる外洋型海軍の建設に急務であり、
自前の航空母艦を建設予定である。将来的には
空母機動部隊を持ちたいのだろう。
しかし専門家の話だと空母機動部隊を実戦配備すると、
日本の海自の年間予算並みの莫大な維持費がかかるそうだ。
果たして経済が失速している中国政府にそれが実現可能かどうかだ。
それはさておいても中国が徐々に日本領海内を侵犯することは必死である。
日本側も何らかの牽制措置を講じておかないと、
これから中国側の既成事実を積み重ねられていけば、
今度は沖ノ鳥島は中国領土だなどと言い出しかねないだろう。
1970年以前まで一度も領有権宣言しなかった、
尖閣諸島の例が今あるではないか。
尖閣諸島も国連が海底資源があるという調査報告を出し、
しかも沖縄がアメリカから日本へ返還される直前の、
1971年に中国は突如尖閣諸島の領有権を主張し始めたのだ。
同じ事がフィリッピンにもおきた。
フィリピンの
スプラトリー諸島(南沙諸島)もフィリピンから、
二つの米軍基地(クラーク空軍基地とスービック海軍基地)が撤退した翌年に、
中国海軍は実効支配していたベトナム軍を武力で追い出し、領有権を主張し始めた。
現在は、2600mの滑走路に衛星通信ステーションなどの通信施設まで備え、
部隊が常駐する軍事基地となってい る。
また東沙諸島では掘っ立て小屋を建てて、
漁業施設だなどと嘯き、実効支配をしている。
参考写真 ↓
こっ、これは、なんとショボイ、しかしここが立派な島であるというwww
一応ここは有人島なんだろうが、あまりにもわざとらしいではないか。
これ見ると、
沖ノ鳥島は立派に島ではないか!
フィリッピン政府はこの付近の海域で、
アメリカ海軍との合同軍事演習をして牽制しているが、
時すでに遅しであるのはいうまでもない。
この例をみてもわかるが、沖縄から米軍基地が完全撤去された後のことを、
想像できない者は政治やジャーナリズムの仕事をする資格はない。
日本も尖閣諸島の周囲で日米合同軍事演習を
頻繁に行うようにしなければならない。
「すべての日本人に捧ぐ」
http://www.youtube.com/watch?v=aw_mWZ0LqQQ
↑の
「大地讃頌」はとても良い曲です。
NHKの受信料解約祭り実施中♪
http://www.geocities.co.jp/Bookend/3326/nhk2.html