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イチゴアレルギー、少数派の基準に多数派が合わせるのは民主主義ではない!

2018年10月04日

英航空会社CA「機内でベリー成分の飲み物が提供できないなんて」
食物アレルギー患者は個々によりその症状は異なるが、アレルギー成分が含まれた空気を吸い込むだけでもショック症状を起こしてしまうレベルとなると重篤だ。このほど重度のストロベリーアレルギーを持つ女性が、ホリデーから帰るフライトの搭乗を断られる経験をした。あるCA(客室乗務員)に心無い対応を受けた女性は、その後ソーシャルメディアで注意喚起を促している。『Mirror』などが伝えた。

英ランカシャー州ボルトン・バイ・ボウランドに住むクロエ・フィッツパトリックさん(19歳)は、恋人マシュー・ヒッグソンさん(21歳)と英航空会社「Thomas Cook(トーマス・クック)」を利用してギリシャのザキントス島(ザンテ島)でのホリデーを楽しんだ。行きのフライトは何の問題もなかったクロエさんだったが、帰りのフライトで予期せぬトラブルに見舞われた。

生後10か月の時に重度のストロベリーアレルギーと診断されたクロエさんは、万が一の時に備えて常にエピペン2本を持ち歩いている。どんなに気を付けていても年に2~3回はアナフィラキシーショックを起こしており、今回の旅行でも細心の注意が必要であった。そのため行きのフライト同様、CAにアレルギーのことを伝え配慮を願ったクロエさんだったが、チーフ・パーサーにあたる女性から屈辱的な対応を受けたという。

搭乗時にクロエさんから事情を聞いた2人のCAは、ベリー成分が含まれるマグナーズ・ベリーサイダーやロゼ・ワインを機内サービスで他の乗客に提供しないという同意をした。ところがチーフ・パーサーは「あなたのアレルギーのせいで機内サービスが制限されるなんて、200人の乗客にとっては甚だ迷惑であり非常に不快だ。エピペンを持っているのなら、問題ないだろう。もしくは降機して他の方法で帰ればいい」とクロエさんに反論した。

思ってもいない対応を受けたクロエさんはショックで思わず涙すると、マシューさんが「フライトでのサービスを重視して、乗客の命のリスクは顧みないのか」と詰め寄った。さらに他の女性CA2名の説得もあったことから、最終的にチーフ・パーサーは渋々クロエさんの搭乗を承諾し、「重度のアレルギー患者が同乗しているため、ストロベリー成分の含まれた食品は一切機内では販売しない。また、フライト中はストロベリーの飲食を控えて頂きたい」と機内アナウンスを流したが、最後まで不快さを隠さなかったチーフ・パーサーの対応に、クロエさんは酷い侮辱を受けた気持ちになった。

「私のような深刻なアレルギー症状を持つ人は、飛行機に乗るなと言っているのと同じです。失礼な対応で最低だと思いました。なぜ、搭乗を拒否されなければならないのでしょう。小娘だと思ってバカにしたような態度で対応され、すごく恥をかかされた気分になりました。チーフ・パーサーは症状の深刻さを理解していません。機内の空気は再循環されるシステムになっているから、もし誰かが離れた場所でストリベリー成分を含んだものを口にしたら、空気を伝わって私にアレルギー反応が起こるのです。最終的にはそのまま搭乗を許可されましたが、座席に戻っても他の乗客らは私をジロジロ見るし、降りろとまで言われてとても嫌な気持ちになりました。」

座席に戻ったクロエさんには他のCAが謝罪し「ベリー系の食品や飲み物は一切機内でサービスしない」と約束してくれたそうだが、クロエさんは「今後もまた同じ経験をするのでは…」と不安で仕方がないと話す。

「今回のことについてはThomas Cookに全責任があるとまでは言いませんが、私のようなアレルギー症状を持つ乗客には、理解や配慮が必要だと思います。今一度、CAの再研修をしてもらいたい。」

クロエさんはその後、ソーシャルメディアで今回の経験をシェアし、アレルギー症状を持つ人たちへの注意喚起を促した。なおThomas Cook側はこの件に関して「乗客と機内職員の安全は我々の最優先事項です。乗客のアレルギーについて知った際には、チーフ・パーサーがパイロットやCAと情報をシェアして最善の対応をさせて頂くことになっております。今回も、他の乗客には『フライト中ストロベリー成分を含む食品はサービスできない』とチーフ・パーサーが機内アナウンスで注意を促しました」と述べている。

このニュースを知った人からは「そんな深刻なアレルギーだったら、ホリデーに出かけるのもどうかと思うけど」「旅券を予約した時点で航空会社に知らせておくべきでは? そうすれば、航空会社側も事前に他の物を手配できたはず」「事前に伝えておかなかったこの女性が悪いと思う。自分に非があるにもかかわらず他人を非難する人ってうんざり」「本人の意思でなったわけじゃないんだから。重度のアレルギーを抱える人はいろいろ大変だし、気の毒だと思う」「マスクをするとかじゃダメなのかな。何も大勢の乗客に妥協させなくても…」「泥酔客が機内で問題を起こすことだって頻繁にあるし、もうこの際空港や機内でアルコールの販売は止めたほうがいい」といった声があがっている。
Teck Insight News 2018年9月28日
http://japan.techinsight.jp/2018/09/ellis07470926.html




「そんな深刻なアレルギーだったら、ホリデーに出かけるのもどうかと思うけど」
 「旅券を予約した時点で航空会社に知らせておくべきでは? 
 そうすれば、航空会社側も事前に他の物を手配できたはず」
 「事前に伝えておかなかったこの女性が悪いと思う。自分に非が
 あるにもかかわらず他人を非難する人ってうんざり」
 「マスクをするとかじゃダメなのかな。何も大勢の乗客に妥協させなくても…」

私もそう思う!

最近は弱者、マイノリティといえば、何かの特権みたいな風潮がある。
私はこの記事を読んで、他のコメントと同じ違和感を感じてしまった。
基本的にこのアレルギー女性の考え方に問題点があると思う。

ストロベリーアレルギーって初めて聞いたがイチゴ成分による過剰免疫反応らしい。
そういえば日本でも蕎麦アレルギーの子供が学校給食で死んだ事故もあったし、
小麦、ミルク、米・・・なども少数ながら、一般食材にアレルギーを起こす人がいる。

勿論これも一種の障碍者とみなせるから周りが配慮してあげるのはわかるが、
今回の場合は、この女性の言い方はまるで権利主張のような傲慢さである。
自分のアレルギーのため他の200人の乗客に迷惑をかけて申し訳ない。
という気遣いも反省もなく、CAの対応に不愉快だという被害者意識しかない。

もし機内食のデザートにイチゴが入っていたたどうするのだろうか?
事前通告もしていないなら、その機内食を配らない措置をするのか?
或はCAが一々機内食からイチゴだけを除去する作業をするのか?


このクロエという女性の自分勝手さがよくわかるではないか。

イチゴアレルギー、少数派の基準に多数派が合わせるのは民主主義ではない!

         「私のようなアレルギー症状を持つ乗客には、
         理解や配慮が必要だと思います。
         今一度、CAの再研修をしてもらいたい。」


イチゴアレルギー、少数派の基準に多数派が合わせるのは民主主義ではない!



これと似ているのが、よく泣く乳幼児同伴の客の搭乗である。
これは以前にもエントリしたが、公共性の高い場所での
子供が大泣きされればその周囲の人々もたまったものではない。

しかも親が子供が泣くのは当然だから仕方ないだろう、
うるさいくらい我慢しろ! という傲慢不遜な態度なら、
周囲の迷惑かけられている客も不愉快になるのは当然だ。

先日もレストランに泣く子供を放置し客や店員の苦情に逆切れした、
サヨク系活動家のバカ女のツイッターが炎上していたが、
こういう利己主義なバカがデカい面して開き直れば皆腹も立つ。

イチゴアレルギー、少数派の基準に多数派が合わせるのは民主主義ではない!


イチゴアレルギー、少数派の基準に多数派が合わせるのは民主主義ではない!


イチゴアレルギー、少数派の基準に多数派が合わせるのは民主主義ではない!




しかし一方こういう親もいる・・・

アメリカの飛行機に双子の乳幼児を同伴した夫婦がいたが、
彼らは搭乗すると、乗客にキャンディーの小袋を配った。
その袋には小さなメッセージが添えられてあった。

 『こんにちは! ぼくたちは生まれて14週間の双子の兄弟です。
 飛行機に乗るのは今日が初めて。お行儀よくするように頑張るけど、
 もしも落ち着かなくなったり怖くなったり耳が痛くなったりして迷惑かけたら
 ごめんなさい。
 ママとパパ(別名:歩くミルクマシーンとおむつ交換機)が耳栓を用意しています。
 ぼくたちは20Eと20Fの席にいるから必要な時はいつでもどうぞ。
 みなさんが素敵な旅をできますように!』


<参考記事>
双子の赤ちゃんを連れて飛行機に乗った
パパママの斬新な「気配り」が大反響を呼ぶ

むねやけサンデー 2012年9月7日
https://rocketnews24.com/2012/09/07/246647/


イチゴアレルギー、少数派の基準に多数派が合わせるのは民主主義ではない!


イチゴアレルギー、少数派の基準に多数派が合わせるのは民主主義ではない!




要は権利だの義務だのという西欧式個人主義を持ち込むのではなく、
このアレルギー女性が搭乗前に自分の障害を会社に伝え、搭乗してから、
機内客にアナウンスで搭乗客に事情を話し了解してもらう努力があれば、
ここまで世界に報じられるニュースにはならなかったかも知れない。

或は、空気感染もする重度の障害なら、別の移動方法(船とか)を考えるか、
専用のマスクを着用するとか、自分でも対策を講じるべきではないのか?
何でもかんでも自分は障碍者だからと周囲に要求するのも如何なものか?

この双子の親のケースは一種の先手を打った懐柔策であろうが、
迷惑かけるかも知れないから御免ね!と最初に謝っておく、
こういう事前の気の利いたやり方は実に上手いと思うね。

<参考エントリ>
赤ちゃんの公共交通機関への搭乗について考える
https://ryotaroneko.ti-da.net/e5775602.html

イチゴアレルギー、少数派の基準に多数派が合わせるのは民主主義ではない!

       
イチゴアレルギー、少数派の基準に多数派が合わせるのは民主主義ではない!

        子供が泣くのは仕方がない、問題は親の態度である。


昔の日本はお互い様精神で譲り合ったり、助け合ったりしてきた
これが戦後民主主義やサヨク思想の持ち込んだ権利や義務意識が、
日本の伝統的精神を破壊しているのである。

何かにつけ権利だの義務だの言い出すと世の中世知辛いしな、
しかも権利に煩い輩はたいてい義務は怠って開き直っている。
ちょうどジンケン屋とかヘイワ屋などのWスタと同じである。

自分は障碍者だから周囲が我慢すべきで私は何も悪くない!
と、開き直れば周囲の方が実に不愉快で腹立たしい気分になるだろう。
ちょうどマチコ先生みたいなエゴイストと比べれば一目瞭然である。

 権利意識の強い弱者や少数派が
 デカイ面する社会は異常である!



イチゴアレルギー、少数派の基準に多数派が合わせるのは民主主義ではない!



それと何度も繰り返すが・・・

 民主主義は多数派の論理や
 都合で決定されるものである。


もちろん障碍者や弱者や少数派ができるだけ不自由しない配慮も
民主主義のシステムには不可欠なことは言うまでもないが、
それを逆手にとって弱者や少数派が多数派を優先するのは間違いだ。

しかもそれがジンケン屋のように、権利だ義務だなどと開き直り、
周囲への配慮を無視する権利人士
が増えていることに憂慮する。
こういう輩に限って他人からの迷惑には敏感に反応し喚き散らすのである。

やっぱり日本のお互い様精神って大事だと思うけどね・・・


イチゴアレルギー、少数派の基準に多数派が合わせるのは民主主義ではない!









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Posted by トラネコ at 00:00│Comments(4)社会
この記事へのコメント
 英国ではチーズアレルギーの少年が悪ガキに背中にチーズを入れられショック死すると言う痛ましい事件が起きました。相手がアレルギーと知りながらやらかしたのだから、少なくとも過失致死罪には相当するのでは?
 マスゴミはこちらの方が余程深刻な問題だって事に気付かないのですかね?
Posted by KOBA at 2018年10月04日 01:19
いちごアレルギーの件は傲慢な個人の話だと思いますが、自分も花粉症アレルギーで春も秋もマスクをしないと目鼻が酷く痒くなるのがつらいです。 加えて、関節炎と神経痛の持病もありますが、困るのは、周りの人に理解してもらえないことです。

アレルギーで重篤な事態に陥る可能性があるという問題ですが、教育(報道)によって理解を徹底させる必要があります。 特に、小中学校給食の食物アレルギー対策はきちんとやらなければいけないと考えます。 残念ながら、そういう人間がいるのは事実なので。
Posted by Black Joker at 2018年10月04日 17:52
天災で避難所生活なったらアレルギー体質の人ってどうなるのかな?って思いました。 私は避難所生活経験ないんですが、かなりじっと我慢の連続余儀なくしなければならないんでしょうねと想像できるんですが。 日常の当たり前な事も出来ない状態で助け合いながらがなくてはいけないと思うのですが、個々人の細かい私流は要求不可能な状況で、はたして皆に余裕ない状態では極力自力で自分の事はなんとかしなくてはならない訳で。 こんな他力な人、私は守られて当然なんて思う人おれば疲労感増すでしょうね。
Posted by うさこ at 2018年10月04日 19:49
KOBA様
同意です。
チーズアレルギーが皮膚接触だけでも致死性があるという事を知って行ったのであれば、冗談ではなく真剣に殺人罪適用でしょうね。イギリスでは10歳の少年でもケースにより大人と同じ懲役刑が出るそうです。ドイツでは犯罪は犯罪として子供も大人も区別しないそうです。まあこの辺は日本のジンケン屋どもには理解不能でしょう。



Black Joker様
同意です。
花粉症は今や国民病に近いくらい増えています。しかしだからと言って、花粉の季節には花屋さんは営業するなとか、卒入学式や結婚式に花を飾るな、とか言わないですもんね。でも会社などではアレルギー症の同僚への配慮もそれなりにあるのではないでしょうか。例えば勤務中のマスク着用とか・・・
学校でのアレルギー症対応はまず親が教師・学校にそのことを伝えること、学校は誠意をもって対応する、これでいけるでしょう。



うさこ様
同意です。
こういう強硬な「弱者」を生み出したのが西欧個人主義の世界です。
これをまた進んでいるなどと勘違いする頭の悪い西欧事大主義者がリベラルと呼ばれるアホ左翼なのです。やはり少数の弱者に配慮することは大事ですが、これをいいことに増長する「弱者」にはぴしゃりと言ってやることも時には必要かと思いますね。
Posted by トラネコトラネコ at 2018年10月04日 19:58
 
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