チベット・ウイグル、共産主義はなぜ宗教弾圧をするのか?

トラネコ

2019年10月09日 00:00

米大統領「宗教迫害に終止符を」、中国は米を非難
[国連本部 23日 ロイター] - トランプ米大統領は23日、国連総会に合わせて開かれた米国主催の会合で宗教迫害を終わらせるよう呼び掛けた。

会合にはウイグル族の父親が中国で監禁されている女性が出席し、中国政府を批判。国連によると、新疆ウイグル自治区ではウイグル族など100万人以上のイスラム教徒が身柄を拘束されている。

国連総会に出席した中国代表団のスポークスマンは「米国は宗教の自由を口実にして、事実を軽視し、事実を歪め、他の主権国家を恣意的に批判している」と米国を非難した。

トランプ大統領は演説では新疆ウイグル自治区には触れず、父親が監禁されている女性が演説を始める前に会場を後にしたが、ペンス副大統領とポンペオ国務長官は女性の話に耳を傾けた。

女性は「毎日、何百万人ものウイグル族などイスラム教徒が政府の強制収容所で虐待され、薬を投与され、洗脳されている」と主張。

ペンス副大統領は「中国共産党はキリスト教の牧師を拘束し、聖書の販売を禁止し、教会を破壊した。イスラム教徒のウイグル族100万人以上を投獄した」と批判した。

サリバン国務副長官は24日、「新疆の人権危機」に関する会合を主催する。

トランプ大統領は宗教の自由を保護するため、2500万ドルを拠出すると表明。「大統領として、宗教の自由の保護は、私の最大の優先課題の1つだ」とし「米国は宗教迫害を終わらせるよう世界に呼び掛ける」と述べた。
ロイター通信 2019年9月24日
https://jp.reuters.com/article/usa-religion-un-idJPKBN1W90EF



          国連本部の「信教の自由に関する国際会議」
         左からグテーレス国連事務総長、トランプ大統領、
         ペンス副大統領、ポンペオ国務長官。




        シナのウイグル弾圧を糾弾するトランプ大統領



              ペンス副大統領



              ポンペオ国務長官


       
トランプ大統領シナの少数民族弾圧や思想信条の自由、
人権の弾圧を国連で公式に非難した世界初の大統領である。

これは歴史上、特に近代史上、特筆大書すべき出来事である。

それに引きかえ・・・

シナに阿り、シナに篭絡され、シナに忖度した、人権に無関心の、
何も平和貢献に何の実績もないのにノーベル平和賞を受賞した、
無能を絵にかいた似非ヘイワ主義者オバマ前大統領とは大違いである。

同じ事は日本の人権に口やかましい左巻きのリベラル、
立憲民主党や日本共産党などもオバマと同じである。
こいつらのジンケンやヘイワは100%嘘っパチである!

  立憲民主党、日本共産党、社民党、公明党は、
  人権、平和とは対極にあるファシスト政党である!




           民主主義国家アメリカやEUよりも、
           中韓朝にシンパシーを持つ売国奴



米マスゴミはトランプ大統領は好戦的だとか、極右だとかいうが、
トランプ大統領は絶対に戦争はしないと私は思っている。その理由は、
彼が商売人で損得勘定でビジネスライクの仕事をするからである。

既にアメリカはアフガン、イラク、シリア…など中東各地で戦争をしており、
軍産複合体の儲けよりも、戦争継続の経費が増加し国家予算を削り、
かつ戦死者の増加への世論の批判を考えれば・・・

今新たに戦争するメリットはない。

実際にトランプは中東から撤兵しつつある。

昨年末に米軍はシリアから撤退しているが、これも元はといえば、
オバマ前大統領の石油利権が絡んだ優柔不断な中東政策が原因で、
あの中途半端なIS掃討作戦もロシアに優位をとられてしまった。



            米軍、中東からの撤退


逆に・・・

明らかなる戦争勢力であるシナの経済基盤を破壊して、
シナの軍拡や覇権主義、侵略を防いだ方が、結果的に戦争抑止、
平和貢献になり、アメリカの世界的経済・軍事の地位が盤石になる。

この点はトランプは実に実業家らしい功利的かつ経済的なやり方だ。
巨大なアメリカ経済を武器に、シナ商品を世界市場から駆逐すれば、
当然シナの軍事力の拡大と維持にもストップがかかるのだ。

さらに過激になる香港の民主化(反共)デモを裏から支援し、
台湾政策=米台軍事同盟を強化することで台湾独立の道を開き、
同時に、これにより習近平政権維持は崩壊に向かわさせるのである。

ただ極東における火種の一つに北朝鮮がある。
米本土に届く弾道ミサイルやそれに搭載できる核弾頭が完成しつつあるというから、
アメリカの安全保障において何としてでも、これは阻止せねばならないだろう。

<参考記事>
中国の香港干渉、阻止の構え強めるトランプ政権
産経新聞 2019.9.30
https://www.sankei.com/world/news/190930/wor1909300003-n1.html

トランプ政権、台湾問題への関与強化 対中けん制狙う
日経新聞 2018/7/24
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO33345630U8A720C1FF2000/





またまた前置きが長くなってしまったが、
さてここから本題です(苦笑)・・・

 ウイグルチベット人の宗教性を理由に、
 シナ共産党はなぜ宗教弾圧するのか?


それは・・・

 共産主義が宗教そのものだからだ!


これはシナ共産党だけではなく、旧ソ連共産党政権においても同じだ。
そもそもマルクス主義(共産主義)は宗教はアヘンだとして認めない
しかしこの言い草こそ「お前が言うな!」であるw





一神教はすべてドグマ宗教であり、神の言葉としての絶対的教義がある。
共産主義にも「科学的真理」を枕詞にした絶対的教義が存在するから、
教義(ドグマ)のある宗教同士とは共存できないのである。

だから日共も含め中共も党執行部は常に正しいという、
共産党無謬主義があり、それがまたバカな人民を指導するという、
前衛政党主義という傲慢な発想につながっているのである。

もちろん日本共産党が大好きな「科学的」という言葉には、
何の合理性もなく、マルクスの史的油物史観自体は完全に破綻した。
千万人の大虐殺を伴ったソ連の実験も大失敗して幕を下ろしたからだ。

だから一神教文明圏では常に宗教戦争が付きまとってきたのだ。
逆に多神教の日本では一度も宗教戦争がなかったし、キリスト教も、
八百万の神々の一柱に過ぎなかったので、Godを「神」と語訳したのである。






ちなみに・・・

日本が古代において、神道と外来の仏教が融合(神仏習合)できたのは、
神道が教義のない習俗的「宗教」だから、教義宗教の仏教と融和できた。
日本型精神風土とインド哲学の融合と見ると面白いではないか。


この事は、日本的宗教観を理解するための前提である。



        宝船に乗っている七福神は当時のアジアの神々で、
        ヒンドゥー教、道教、仏教、神道の各神々である。
        多神教文明圏では宗教戦争はしない。




話を戻すが・・・

 共産主義思想とは人類史上
 最悪最凶の悪魔思想である!


もっとも人類史上という前提でいうなら・・・

アメリカ、アフリカ、オーストラリア、東南アジア、南アジアの先住民にとって・・・

 キリスト教こそ最悪・最凶の
 悪魔思想であったに違いない!


共産主義とキリスト教は疑似兄弟である。
これに関しては一神教であるユダヤ教、イスラム教も同じであるが、
この二つは世界侵略や異民族浄化をした歴史がない点で峻別した。

他国侵略して強制的にその「教え」を国民に押し付けてきたキリスト教と同じで、
共産主義は科学の名でカモフラージュした似非ドグマの屁理屈で塗り固めた、
近代に発生した「思想」の名を借りた悪魔宗教だからである。

キリスト教が異教徒弾圧をし、共産主義が宗教弾圧したのは、
共産主義と昔のキリスト教は権威と権力が一体化していたからである。
政教一致の政治体制がこのような残虐非道な行為を正当化してきたのだ。

つまりローマ教皇が「神」に匹敵する権威をもって政治と癒着しており、
教会がその権威をかりた権力を以って異端審問や魔女狩りや、
さらに、十字軍や新大陸への侵略戦争を正当化してきたのだ。


この体質は現在のイランのようなイスラム教国家も同じである。
宗教的権威と政治権力が一体化しているために、憲法はもちろん、
法制度、教育システム、生活習慣までイスラム法が支配している。



         政教一致の中世ヨーロッパのカトリック国家は、
         どんな残虐非道な行為も神の名の下に行えた




共産主義もその教義の実践者が政治主体になっており、
党執行部がいわば絶対的権威であり権力であることは、
「科学的」で誤魔化す党首選をしない日本共産党とまったく同じである。

だから中世のヨーロッパでは信教の自由はなかったし、
これは共産主義が思想信条の自由を認めないことと同じであり、
異教徒は弾圧され虐殺されてきたのも共産主義国家と酷似する。

共産主義は神を否定した人間至上主義の唯物「宗教」だ。
人間を最高に置く権威を教義として政治権力と融合して、
キリスト教と同様、どんな残虐非道な事も平気でできるのである。





その点日本は天皇(権威)の政治(権力)は古来から分離しており、
イギリスの無血革命以降の「王は君臨するとも統治せず」
古代から実践していた政教分離の先進的国家なのである。

そもそもイギリスの議会制度=議会制民主主義とは、
王が勝ってに貴族や市民の税金を聴取させないため、
王権を議会にゆだねさせたことが始まりである。

ところが日本は既に聖徳太子の十七条憲法に見られるように、
古代から合議制=議会制の概念ができていたのである。
これは明治維新の五箇条の御誓文にもみられる思想である。

さらに天皇・皇室を権威として、当時のあらゆる権力者が認める事は、
いかなる勢力が日本列島の権力を握っても国家的統一が崩れないのだ。
この点が日本という皇室国家が二千年以上も続いた世界最古の国である根拠だ。


ただし公平を期すために述べておくが・・・

天皇親政という時代も短期間であったが存在した。例えば、
天武天皇の律令制確立や南北朝時代の後醍醐天皇の建武の新政など少数である。
しかしいずれも短期間で終わり、共産主義みたいな国民の虐殺は全くなかった。



           日本は古代より政教分離国家であった。


日本共産党、立憲民主党、社民党などもリベラルと呼ばれる政党も、
実態を隠蔽した狂信的左翼政党である点ではシナ共産党と同じだ。
だから奴らの主張は常にWスタの疑似宗教政党なのである。

古今東西、宗教が政治に関わるとロクなことはない。
現在も公明党というカルト集団の政党が政権にいることで、
憲法改正も、首相の靖国参拝もできない理由の一つがある。

また幸福実現党みたいに正論を主張しても、所詮は宗教団体の出先である以上、
こんなカルトが政権を取れば必ず国民の悲劇が起きることは目に見えている。
幸福実現党は政権獲得後は天皇ではなく大川総裁を元首にすると言ってるしw

  個々人の宗教心は大事だが、
  社会では宗教団体は害悪だ。
  特に宗教は政治に関わるな!










関連記事