人種差別はアメリカの国是である!

トラネコ

2021年03月12日 23:00

アジア系への憎悪犯罪2.5倍 全米16都市、コロナ禍で急増 20年
【ロサンゼルス時事】全米の主要16都市で2020年にアジア系市民に対するヘイトクライム(憎悪犯罪)の件数が前年比2.5倍に急増したことが分かった。

世界で猛威を振るう新型コロナウイルスを「中国ウイルス」などと呼んだトランプ前大統領の言辞がアジア系への差別をあおったと指摘されており、人権団体は危機感を強めている。


カリフォルニア州立大サンバナディーノ校の憎悪・過激主義研究センターが、ニューヨークやロサンゼルスなど16都市の憎悪犯罪の発生件数を警察のデータを基に調査した。

それによると、アジア系に対する憎悪犯罪は20年に2.5倍の122件に増加。特に、ニューヨークでは3件から28件と急激に伸びた。

同センターは「コロナの感染が広がり、それに関連したアジア系への偏見が強まる中、昨年3、4月に最初の急増を示した」と指摘する。一方、憎悪犯罪全体ではクリーブランドを除く15都市で7%減の1717件だった。

人権団体「ストップAAPIヘイト」による別の調査では、20年3月19日から同年末までの間に、全米でアジア系に対する憎悪犯罪や差別が2808件報告された。多くは言葉による嫌がらせだが、暴行のほか、せきや唾を浴びせる行為もあった。

バイデン大統領は1月、アジア系に対する憎悪犯罪や偏見の防止に取り組むよう司法省に命じた。連邦捜査局(FBI)のレイ長官は今月2日の上院司法委員会の公聴会で、アジア系への憎悪犯罪の増加について「深刻に受け止めている」と懸念を表明した。
時事ドットコム 3/7(日)
https://news.yahoo.co.jp/articles/295f202e03755e11bcf7790c690026ca47d5eb3c

<関連記事>
日系女性が石で顔面殴られ鼻の骨折などの負傷-米シアトルの中華街
Record China 2021年3月8日(月)
https://www.recordchina.co.jp/b873051-s25-c30-d0198.html





世界で猛威を振るう新型コロナウイルスを「中国ウイルス」などと呼んだ
 トランプ前大統領の言辞がアジア系への差別をあおったと指摘されており、
 人権団体は危機感を強めている。

ウソつくな!
何でもかんでも悪い事はすべてトランプの所為、
これがDSに操られたマスゴミの印象操作であり、
情弱国民を誤導する世論誘導の手法なのである。



 トランプ前大統領が「中国ウイルス」と呼んだら
 何故アジア系差別を煽ったことになるのだろうか?



シナの支配下にあるWHOでは病名に国や土地の名前を付けることは、
その地域の人々を差別する事に繋がるから止めるように勧告した。
しかしスペイン風邪、香港風邪、日本脳炎・・・は改称されたのか?

しかも今でも各地で武漢ウイルスの変種が出現しているが、
これをイギリス型とか南アフリカ型などと称する記事もされている。
ここにも国名を冠しているが、これを差別といわないのだろうか?

<参考記事>
国内で新たな変異ウイルス検出、英国型や南ア型とは別タイプ
…抗体弱まる可能性

読売新聞 2021/02/19
https://www.yomiuri.co.jp/medical/20210218-OYT1T50172/





なぜシナ武漢発のウイルスだけを特別視して、
武漢の地名やシナの国名を付けることに、
異常なまでにヒステリックに反対するのか?

それはシナ共産党が初期段階で武漢肺炎の発生を隠蔽しつつ、
感染者を春節に乗じて世界中に菌をバラ撒かせたことによる、
世界的パンデミックの原因を自覚しているからだ。


だから・・・

武漢肺炎は米軍が持ち込んだ、EUからの冷凍食品が汚染されていた、
次々と他国の責任転嫁を発表するも、コロコロ変わってきたのである。
シナ共産党政府の発表することなど世界中誰も信じていないのだ。

要するに・・・

トランプがチャイナ・ウイルスと言おうが言うまいが、
武漢から発生した新型肺炎なのだからシナ産ウイルスで間違いないし、
シナの感染初期対応をみれば世界中シナに不信感を抱くのは当然だ。

  シナが盗人猛々しいのだ!


       ↑
   お巡りさん、こいつです!

        



それに加え・・・

ハッキリ言ってやる!
武漢肺炎でアジア系差別が深刻化したのは、
国民の民度が低く人種差別が国是の国だからだ!


だからシナ人差別が起こったのだ。
欧米系やアフリカ系からはアジア系は皆同じ顔に見えるから、
シナ人差別の対象がアジア系全般に拡大されているのだ。

だが、我々だって欧州系はドイツ人もロシア人もフランス人も・・・
アフリカ系だってケニア人もルワンダ人もみな同じ顔に見える。
だからと言って、われわれ日本人は・・・

疫病ごときで一か国の人間を差別などしない。

つまりそういう差別をしている欧米系やアフリカ系も民度が低いのだ。
仮にシナ人との区別がつかないならアジア系国民に嫌がらせはしない、
という発想にはたどり着かないバカ国民がアメリカには多いのだ。

それに対し日本国内でシナ人へのウイルス差別を聞いたことあるか?
せいぜいマスクしない人や飲食店への自粛警察バカが文句たれるだけだ。
大学や職場からシナ人が感染源だからと排斥された事例など全くないのだ。



         多民族国家の方が人種差別が多いのは何故?


その理由は・・・

アメリカは人種差別が国家成立の基盤だからである。

アメリカの建国の基本は人種差別であるという歴史的事実だ。
この国は清教徒による異民族・異教徒差別が原点にあって、
それを原動力に開拓を進め、発展をしてきた国だからである。

そのアメリカ史の汚点ともいうべきものが・・・

 先住民侵略・虐殺、アフリカ系奴隷市場、
 日系移民排斥、無差別爆撃・原爆投下だ。


有色人種を差別的政策によって国家形成してきた国がアメリカである。
中南米も同じだが、向こうは侵略者と先住民が混血して国が成立した。
アメリカは多くの国からの移民が次々と新参者を差別してきた違いがある。

それは欧州系白人に対して有色人種であるという理由で差別され、
さらに言うと、同じ欧州系であってもユダヤ系、イタリア系、ポーランド系も、
アメリカ建国史における白人系被差別移民である。



              奴隷市場の競売風景
        奴隷制度は日本を除き古代から世界中にあった。
        アメリカの場合はこれで市場経済が成立していた。



その差別精神のバックボーンになっているのがキリスト教である。
特にイギリスから来た経済難民のピューリタンは選民意識が強く、
アメリカ大陸が神から与えられた「約束の地」と考えていたのだ。

清教徒の中核だったピルグリム・ファーザーズと呼ばれる原理主義者集団は最悪だった。
彼らがアメリカに到着して開拓に臨むも、慣れない土地で病死や餓死者が続出した。
それを救ったのがインディアンと誤って称せられる先住民たちであっった。

しかしピルグリム・ファーザーズ達は命を救ってもらい農業や狩りを教えて貰った、
先住民たちの恩を仇で返す非人道的行為で彼らを弾圧し土地を奪ったのである。
アメリカの開拓の歴史はこういう先住民侵略、弾圧、虐殺で成り立っているのだ。

こういう残虐行為が平気で行えるのがキリスト教徒(一神教)である。
なぜなら聖書には異教徒は殺すべしと神が言ったとあるからである。
キリスト教徒以外の宗教信者はジェノサイドすることが神の御心なのだ。



              ピルグリム・ファーザーズ

<参考>
キリスト教徒による宗教的迫害
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%88%E6%95%99%E5%BE%92%E3%81%AB%E3%82%88%E3%82%8B%E5%AE%97%E6%95%99%E7%9A%84%E8%BF%AB%E5%AE%B3

<参考エントリ>
トランプ大統領問題発言、人種差別問題について考える その1
https://ryotaroneko.ti-da.net/e9812715.html

トランプ大統領問題発言、人種差別問題について考える その2
https://ryotaroneko.ti-da.net/e9794029.html

人種差別について考える・その3
https://ryotaroneko.ti-da.net/e9812715.html



      アメリカ開拓史とは先住民への侵略と虐殺の歴史である。


そういう人種差別が基本概念の宗教を信仰している国だから、
移民を受け入れれば受け入れるほど、先輩移民が後輩移民を差別し、
或いは、かつて被差別者だった人種が新たな別の人種差別を平気で行うのだ。


結局アジア系差別といっても、いわゆるイジメと同じである。
次のターゲットが現れればすぐにそちらのイジメに移るのである。
現在はBLMなどの台頭により白人が被差別者になろうとしているのだ・・

まあこういう国で人種差別など永遠に亡くならるわけがないのだ。

アメリカが自由と平等と民主主義の国と一般には言われるが、
あくまでそれは白人キリスト教徒の仲間内で通用する概念だ。
異民族、異教徒にとってアメリカは差別の国である。


しかし今アメリカにその反動の波が襲っている。
白人である事が罪であるという異常な反人種差別思想が闊歩しているのだ。


ワシントン大学ロビン・ディアンジェロ准教授“White Fragility:
Why It's So Hard for White People to Talk About Racism
(白人の脆弱性:白人にとって人種主義について話すのは
なぜこれほど難しいのか)”
という著書によれば・・・

 「白人は生まれながらにしてレイシスト」というだけではない。
 アメリカ白人は、『生まれる前から』レイシストなのだ。なぜなら白人というだけで、
 妊娠から出産までのあいだに、病院や保健センターなどでピープル・オブ・カラー
 (とりわけ黒人)とまったく異なる扱いを受けるのだから……。」







アメリカの白人学者の白人批判的理論だが、私にいわせれば、
白人至上主義、黄禍論などに続く新たな人種差別理論にすぎない。
所詮は人種差別という視点でしか人間をみれないキリスト教徒の発想だ。

まあキリスト教白人世界が500年に渡って人種差別を基本とする、
植民地主義を続けてきた結果が今の世界的人種差別問題である。
だから今、白人自身が被差別者になるのも因果応報なのである。

今後もどんどん人種差別のバリエーションは生まれてくるだろう。
その根本原因が一神教のキリスト教であるという現実がある限り、
多民族移民国家アメリカの人種差別問題は永遠になくならない
だろう・・・

・・・とトラネコは考えているが、読者諸氏が如何お考えだろうか?









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