雑感・中国人・韓国人の色彩感覚考

トラネコ

2016年05月21日 00:00

日本人が好む「地味で上品な色」、中国人が敬遠する理由は何?
中国メディアの今日頭条はこのほど、現代の日本人が好む「地味で上品な色」は中国人にとっては「人間らしさに欠けた色」として敬遠の対象になることを紹介。色というものに対し、日本人と中国人で好む対象が大きく違うというテーマについて論じている。

記事はまず、中国人消費者の体験として、「日系メーカーの地味で上品な色のポロシャツを値段が安いという理由で購入した」ところ、中国人の同僚から「なぜ草食系色の服を着ているのか」と突っ込まれたという体験談を紹介。草食系とは「性」をまったく感じさせないという意味だが、記事によれば同僚の指摘の要点は性のみならず、人間の豊かな感情を感じさせない服という点にある。

バブル時代、服装をはじめとした日本の社会全体の色は「物欲にのぼせた人々の精神の産物」だったと記事は指摘、色には人々の精神が反映されるという見方を示した。そしてバブル崩壊後の日本人は生活を見直そうと、「本来の自然で地味な姿に戻ろうと努力した」と説明した。

しかしその反動は大きく、日本社会には「精神面における潔癖性を美とする極端な見方が形成された」と記事は指摘、これは人間らしい豊かで自然な感情さえ美しくないものとして敬遠し始めたという意味だ。その結果現在の日本社会では友情を築いたり恋人を作るといった人間の豊かな感情に基づく活動に支障が生じていると論じた。

つまり前出の同僚による人間らしい感情を感じさせない服という指摘はポロシャツに対するものであると同時に、現在の日本社会が好む色すなわち精神面の潔癖性を鋭く感じ取ったというのが記事の主張だ。

日系ブランドのポロシャツが表す精神に対し、中国人の同僚は違和感を感じたということだが、中国では伝統的に「赤(紅)」が好まれる色であり、さらに原色を好む傾向にある。日本では原色はけばけばしいとされるケースもあるとおり、派手でメンツを重視する中国人と、謙虚さを美徳とする日本人の精神性が好む色にも表れていると言えそうだ。
(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
サーチナ 2016-05-15 11:35
http://news.searchina.net/id/1609736?page=1




      天安門広場の壁は赤いし、昔は真っ赤な流血もあったな・・・



中国では伝統的に「赤(紅)」が好まれる色であり、さらに原色を好む傾向にある。
 日本では原色はけばけばしいとされるケースもあるとおり、
 派手でメンツを重視する中国人と、謙虚さを美徳とする日本人の精神性が
 好む色にも表れていると言えそうだ。

まあ、そういうことだろうな。
>「日本人と中国人で好む対象が大きく違う」のは当たり前じゃないかwww

色彩感覚というのも、その地域の風土や人々の時間的育成度、
伝統というか習慣によって育成される文化的要素の一つである。
これが民族的な気質の一部となっているのである。

シナ人の赤好きの理由は縁起が良い、幸運の色、金銭の色だという。
そういえばシナの国旗も共産党の旗も赤だっけ・・・関係ないか・・・?
赤が好まれ派手な配色が好きなのもシナ人の民族性なのだ。



              シナの赤い縁起物


だから結婚式や祝い事などは必ず赤地表示板を用いるし、
商店の宣伝用表示や看板などにも赤が用いられる。また戯曲にも赤は主人公、
白は悪役という決まりもあるらしい。日本人の白感覚とは真逆である。

また赤は縁起の良い色であると同時に魔除けの意味もあるという。
だからか、シナの住宅の入り口ドアには赤が多用されているのだそうだ。
もちろん幸運を呼び込むという二重の意味もあるのかもしれない。

いずれにせよ、シナ人は赤を好むと同時に派手な色使いを好むようだ。
服装センスに関しては、流行に敏感な人は日本や欧米のセンスを取り入れるだろうし、
一概に派手とか地味を服装では判断できないだろう。



          京劇の主人公も赤いメイクと衣装で登場する。



ところで偏見覚悟で服装に限定しない一般論としていえば、
シナ人とアメリカ人、ラテン系の好みの色は似ている。
とにかく彼らはケバい原色系の色彩を好むことは間違いない。

中米数か国に暮らした経験、あくまで個人的な経験からいえば、
一般ラティーノの服装センスは日本人よりかなり劣り、服の品質もよくない。
若い人ほど配色も派手なケバいものを好むように思う。

またアメリカ人とは一口にまとめてははいえない。
なぜなら多民族国家だから欧州系、アジア系、アフリカ系・・・
様々な人種のルーツ的な嗜好傾向があるからである。

ただアメリカ人観光客は派手系の民芸品を好む傾向はあると思うし、
一般論的にみればやはり日本人の色彩感覚からは離れた配色も多い。
例えば食品への色付けには毒々しいもの少なくないのもアメリカだ。




     さすがにこういう配色のケーキは日本ではお目にかかれないな・・・



        最近アメリカで登場したレインボー寿司・・・




逆にヨーロッパ系のフランスやドイツ人などは地味な色彩も、
結構好んでファッションやインテリアにも取り入れている

派手な配色を使う南欧イタリア人も意外に渋い色のコーディネイトは多い。

中北欧は気候も寒冷で四季の変化も比較的明瞭だからだろうか。
ある面では日本人と共通する色彩感覚もあるように思うのだが。
でもファッションの本場パリっ子は意外にも黒系の服装が多く感じる・・・

一説にはファッションを極めた?パリっ子の色彩感覚は、
色の究極の両端に位置する無彩色の黒と白に行きついたという。
まあ真偽は別にしても、なんとなくありそうな気もするな。



          冬ということもあるのか、黒好きなパリっ子



日本人の服飾に関する色彩感覚も派手さがあっても安っぽさがない。
もっとも安っぽさと感じるのも日本人の好みからの判断だが、
民俗的に日本人の好みの色は四季の移り変わりによる自然の色彩ではないか。

これは染色技術が古く元々染料そのものが天然染料で出来ているからだろう。
染色技術は3,4世紀にシナから伝来し6世紀以降発達したと言われる。
ちなみに日本の織物技術は縄文時代草創期(1万2千年前)からある。

染料は近代以前は草木染など天然染料なので自然の色彩そのものであったから、
我々の色彩感覚は明瞭な四季の風土と伝統が育てた色彩感覚ではないかと思う。
あの渋めの侘び寂び系色彩を好む傾向も日本人らしいといえるだろうか。

メキシコ先住民の手工芸では派手な化学染料の糸を使っているのだが、
恐らくこれも近代に入ってのことだろう。昔はすべて天然染料だったはずだが、
スペイン人の征服による文化破壊で伝統の分断があったからだと想像する。

派手な色彩とはいっても個々の色の微妙なニュアンスの違いは大きい。
例えば沖縄の紅型の着物も本土のそれに比べれば派手な印象だが、
現代朝鮮のチマチョゴリの色合いとは大きく印象が異なることがわかるだろうか?



            派手さを排した純和風の部屋



       日本の着物の色彩は派手・地味問わず品格が感じられる。



          沖縄の紅型(びんがた)染めの着物
        本土の色彩に比べれば南国風の派手さが感じられるが、
        染色技術の巧緻さや意匠性が感じられるのが特徴だ。
        もちろん伝統的染料はすべて植物系天然染料である。




朝鮮は歴史的に日韓併合時代以前には染色技術がなく、
シナから買い入れていた王族以外の被支配階級においては、
すべて庶民の服は綿の生地の白(生成り)のままだったのは周知の通りだ。

元々染色技術がないから色彩の調整や配合、配色の感性も育たない。
こういう文化の国には洗練された色彩感覚など育つはずがない。
だからチマチョゴリの配色やデザインが安っぽいのである。

天然染料は派手とはいっても化学染料にくらべ彩度が抑え気味である。
この微妙な色合いや彩度の差異を感じられるセンスは天然染料の染色技術である。
誤解を恐れずにいえば、日本人と現代南朝鮮人の色彩感覚の違いは・・・

天然染料と化学染料の色彩感覚の違いとも言えないだろうか?




             李氏朝鮮時代末期の庶民
          すべて白い民族衣装に身を包んでいる。





       原色の化学染料で染めた安っぽい現代のチマチョゴリ。
       これには何らの創意工夫も服飾センスすら感じられない。
       しかし魔法瓶を使う朝鮮式茶道ってwwwwwww(爆)




バブル時代、服装をはじめとした日本の社会全体の色は
 「物欲にのぼせた人々の精神の産物」だったと記事は指摘、
 色には人々の精神が反映されるという見方を示した。
 そしてバブル崩壊後の日本人は生活を見直そうと、
 「本来の自然で地味な姿に戻ろうと努力した」と説明した。

一部同意。
バブル期にどういう色彩の服が流行ったか覚えていないが、
そういえば、あの頃は国中が「物欲にのぼせた時代」ではあったと思う。
それを言うならシナ・バブル関係なく、伝統的シナ人だって同じではないか。

確かに服装を始め、商業的な色彩はその時代を反映したものはあると思うが、
バブル時代の流行した服装の色彩は国民全体に影響したものではなく、
一部の若者の遊び着として派手さを強調したものだったと記憶している。

ジュリアナ東京で踊る女の子の服装もボディコン系の派手なものが多かったっけ。
但しその色彩は今見ても、決して安っぽい印象は私にはない。
着物と同じく派手さの中にも洗練された微妙な粋さがあったと思う。

私の記憶に間違いがなければだが・・・

バブル崩壊後は黒系の服装が多かったという印象もある。
やはり好調に興隆していた経済が一挙に崩壊し低迷すれば、
人々の気持ちも重く沈みがちになり、それが服装にも反映するのだろうか。







日本社会には「精神面における潔癖性を美とする極端な見方が形成された」
これは人間らしい豊かで自然な感情さえ美しくないものとして敬遠し始めたという意味だ
まったく的外れwww
やはり日本文化を理解できないシナ人の皮相で浅薄な分析である。
ここで述べている「精神面における潔癖性を美とする極端な見方」とか、
「人間らしい豊かで自然な感情さえ美しくないものとして敬遠し始めた」
って何よ???

まずこの言葉の意味するところが分からないから何ともいえないが、
伝統文化を継承せず、分断歴史のシナ人に日本の伝統美がわかるはずがない。
日本人は潔癖性を意識することは事実だが、それは昔からの伝統である。

それに、シナ人にとっての「人間らしい豊かで自然な感情」とは、
エゴイストで打算的で感情むき出しのことを指しているのではないか?
少なくとも日本人の感性にはないシナ人或は朝鮮人のものであろう。

そういう前提で述べている分析だから、殆ど的を得ていないのだが、
文化摩擦というものには、こういう根深い文化の違いがあるのだろう。
シナ朝鮮人には永遠に日本人や日本文化は理解できないと思う。

ちなみに私の好きな色、特に服装に関していえば・・・

自然の色であるアースカラーベージュブラウンオリーブ・・・)と
無彩色(白黒灰)それに藍系の青である。
原色系の服は持っていないが、赤系なら臙脂は好きな色である。
服は持ってはいないが藤色も好きである。いつかこの色の服を着てみたい。


   ・・・ということで、今日もとりとめのない雑談で失礼する。




         近隣国だからと言っても、別に無理してまで、
         仲良くしたり、理解し合う必要もないんじゃない・・・





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