「教育困難大学」のあまりにもひどい授業風景
小学生レベルの知識が欠落している学生たち
2016年度の高校生の大学・短大の進学率は現役で54.8%、過年度生を加えると56.8%に及んでいる。4年制大学進学率は毎年過去最高を更新し、短大、専門学校の進学者も含めると、高校から上級学校への進学者は約75%だ(2016年度文部科学省「学校基本調査」)。
かつてのように、上級学校への進学はエリートがするものという概念は消え去り、「ユニバーサルアクセス」の時代が到来している。また、日本には現在、777校の大学があり、その内私立大学は600校(2016年度文部科学省「学校基本調査」)にも上っている。
すべての大学は、大手予備校が実施する模擬試験の偏差値によって完全に段階分けされている。そして、受験偏差値の低い、つまり志願者の少ない大学は、入学が選抜機能を果たさずフリーに入れる状態になっている。こうした大学は、「FREE」の頭文字を取って、「Fランク大学」と呼ばれていることは、周知の事実だろう。
急速に大学進学者が増加する中で、大学生の学力低下が話題になり始めたのは、2000年ごろのことだった。あれから15年以上経ち、現在は大学生の学力問題はあまり取りざたされなくなった。これまでの間に、大学生の学力が十分なレベルまで向上したというわけではなさそうだ。
小規模大学で教えている教員の実話
筆者の耳には、低い学力は当たり前のことと関係者があきらめた結果なのかもしれないと思わせる話が入ってくる。大学教職員から話を聞くと、今でも学力不足は解決していないことがよくわかる。それどころか、
驚くほど無知な大学生がむしろ増加しているのではと危惧させるような現実がある。以下のエピソードは、スポーツに力を入れている関東地方の小規模大学で教えている教員の実話である。
彼は、一般教養科目として日本の自然環境に関する授業を担当しているが、以前から、大学生に考えさせること、発言させることに重点を置いた授業を行っている。最近注目されている「アクティブラーニング」の先取りのように見えるが、実は、学生の授業中の爆睡を防止する苦肉の策でもあるのだ。しかし、彼のように学生を寝かせまいとする教員はむしろ少数派。多くの教員は、「静かに寝ていれば、周囲の迷惑にもならないので放置する」というスタンスである。
<後略>
後の記事は
想像を絶するスーパーバカの事例である。
割愛しましたが興味ある方はご自分でお読みください。
東洋経済 8月6日(日)
http://toyokeizai.net/articles/-/181672
http://toyokeizai.net/articles/-/181672?page=2
http://toyokeizai.net/articles/-/181672?page=3
<関連エントリ>
誰もが大学進学する必要ない!
http://ryotaroneko.ti-da.net/e9551363.html
日本の大学の総数は現在さらに増え
778校。
アメリカ(2629校)、韓国(407校)、ドイツ(370校)、英国(167校)、フランス(94校)、
人口比や教育制度の違いもあるから一概に大学数だけでその良し悪しは問えないが、
大学数だけでいけば西ヨーロッパの大学総数と日本とはほぼ同じ数になるようだ。
日本になぜ大学が増えたのかと言うと、80年代に将来の国際化の波を予想して、
日本国民の教養レベルを上げようという
思慮浅薄な文部行政の意図があった。
そこで進学率を高め大学の高等教育を多くの高校生が受けれるようにと、
大学設置法の基準を引き下げたのだ。
1991年に大学設置法基準値を下げた文部省が
将来の少子化を考えず、
大学設置の許認可したために
低能大学を粗製乱造させる結果になったのだ。
文科省は徒らに制度いじりばかりで
現場を混乱させる悪行政しかしてこなかった。
この頃に
小学校からの英語教育導入論や会話重視の英語教育論も出てきた。
高校まで6年間英語勉強しても一部を除き
誰も英会話など出来る人はいない。
6年勉強しても教育目標が達成できない学習など意味あるのか?
むしろ以前のように
読解や英作文を中心にした学習を重視した方が、
日本で生活する者にとってはよほど役に立つ。私らこの年になっても、
今でも5文型も説明できるし、辞書さえあれば読解もある程度可能だ。
恐らく今の英会話教育の世代なら、文法力も読解力も作文力も会話力も、
それ以前の文法中心教育を受けた世代より劣るのではないか?
こんな無駄な教育を小学校から導入など正気の沙汰ではない。
英会話が必要な者には
選択制で会話中心の学習ができるようにすればいい。
全員に必修科目として強制する意味は全くない。何故なら現在においてさえ、
英会話を必要とする国民がいったいどれくらいいるというのだ?
ハッキリ言っておく、こんな事しても英語力は絶対身に付かない!
記憶力だけが優秀で知性のないバカ官僚ならではの教育行政だ。
割愛した記事の
スーパーバカ学生の事例だが、私もそういう大卒を知っている。
昔の職場に
サンショウウオが
両生類か
爬虫類かわからない理系大卒がいた。
トカゲと形態は似ているからかも知れないが、これって小学校で習わなかったか?
クモが昆虫だと思い込んでいて足が6本だと信じていた短大卒の女性もいた。
まあ
クモも虫(節足動物)の一種ではあるけどね・・・これも小学校レベルでは?
もっともサンショウウオやクモが何か知らなくても生活には困らないけどねw
それでも文明人には
一般教養というのもある程度必要ではないだろうか?
日本の森林に棲む動物名を挙げよと問われ、豚と答える教養では恥ずかしい。
しかも小学校レベルで習っているなら、都会っ子であっても知っていて当然だろう。
私は恥ずかしながら小学校から高1まで
数学の成績が2であった。
本当に私は理数系のセンスも才能もゼロでかなりのコンプレックスがあった。
しかし
数学劣等生の私でさえ分数・小数・二次方程式・因数分解は今でもできる。
現在の大学生には義務教育レベルの数学、否、算数でさえできないとか、
英語もbe動詞と一般動詞の区別もつかない、低学力がいるという。
これで大学生、こんなレベルでも入る大学はやはりおかしいだろう。
というか・・・
大学を名乗ることは詐欺だろ!?
某大学の英語の試験だって・・・
小学校の期末試験じゃないぞ、某大学の定期試験だとか・・・
またこれは時代の趨勢かもしれないが・・・
2014年に大学生協連が全国30の国公私立大学生8930人を対象に調べた結果、
大学生の40.5%は「読書時間ゼロ」!
読む文字といえば素人の書いたTwitterやLINEだそうだ。
アルファベットの読み書きもできない、九九が言えない・・・
信じられないバカが大学生を名乗っているのである(汗)
もうね、私らGGYの常識は銀河の彼方にぶっ飛んでるな・・・
ちなみにバカ大学を示す
Fランクというのは偏差値ランキングではなく、
ランキング付け不(F)可能な、或いは
入学Free大学という意味だそうだ。
これは受験予備校河合塾が作った造語だということだ。
Fランク大学(偏差値35以下)一覧表
Fラン.comより
http://f-ran.com/define/f1-4/
某Fランク大学の学生の作文
「ぼくはイタリアいったことなくて でも、すごいよくてかっこいです。
でも、昨日お母さんとコンビニいったけど、ぼくの好きなグミをかってくれなかったけど、
好きなおうた聞いて元気になろうとしました。ぼくはイタリアと木村カエラも好きでした
けど、グミが1番好きなのだ。だから、今度買いに行くと思います。 おわり」
やはり文科省(文部省)のやってきたことは間違っていた!
大学進学率は増え大卒も増えたが、
国民教養への貢献になっていないし、
英会話に力点をおいて教育改革しても
誰も英語を話せる者はいないし、
逆に
教養レベルや英語力は改革前より悪化しているのだ!
文科省(文部省)の教育改革は
すべて失敗だったのである。
しかし行政府の役人は
日米開戦時のグータラ外交官と全く同じで、
行政の失敗にも
一切の責任は取らず、逆に出世していくのである!
私は害務省と文科省は一度解体した方がいいと思う。
こういう愚かな事しか考えつかないバカの巣窟はいらない!
偏差値45以下の大学には、
私学助成金を停止せよ!、
と以前述べた事があった。
しかし記事を読む限り、これも甘いことが理解できたのでさらに提案する。
そもそも
大学の名に値しない学校に「大学」を名乗らせるなと言いたい!
そこで提案する。
偏差値35以下のFランク大学は、
大学としての資格認可を取り消せ!
だってそうだろ、大学で教える教育レベルが達成されていないし、
大学以前のそれも小中学校のレベルの復習が中心の教育なら、
高い授業料取って、いったい大学教育とは何なのか?
大学で大学レベルの教育やってないなら詐欺だろ!
今大学のバカ化が止まらない!Fラン大学の実態
それに高校レベルで義務教育の基本の教養すら身につけていないバカが
進学できる現状が間違っているし、文科行政の杜撰さや欺瞞性が出ているのだが、
これこそ、大学卒(学士資格)は形骸化し価値がなくなる行政をしているのだ。
これは既に
高校の準義務化が進む中、高校にも超低学力者用学校があり、
そういう低レベルの高校生でも大学に進学できる現実が問題なのである。
中には
偏差値28という私は聞いたことのない高校もあるらしいし・・・
であれば、大学に進学するだけの一定学力を保持しているかどうか、
大学進学できる学力を検査する制度を導入してはどうか?
例えば、一度廃止され
高等学校卒業程度認定試験にとって代わられた
大検(大学入学資格検定)を大学進学希望の全高校生に実施するのである。
これは
高卒資格と大学進学資格の峻別を意味する。
つまり、高校の準義務化にともない高卒は資格として認めるが、
大学に進学する者がそれ相応の学力認定を必要とする事を前提にする。
これにより大学の幼稚園化を防ぐ一つの手段になるのではないか?
すべての高卒者に大学検定試験義務を課して
一定水準の学力保持者のみが大学進学の資格を
得られるようにしてみてはどうだろうか?
それにしても・・・
文科省、真面目に仕事しろ!