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志位クン、もっとはっきり言いたまえ

2009年06月27日

【志位インタビュー(6)】日米安保廃棄 「軍事同盟のない世界が…」
2009.6.19 18:09
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090619/stt0906191809018-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090619/stt0906191809018-n2.htm


 --共産党は、自衛隊は憲法違反だとして解消を目指す立場だが、解消した際は、軍隊やそれに準ずる組織は一切いらないということなのか。また、日米安全保障条約を廃棄し、日米友好条約を締結しようと訴えているが、その場合、自衛隊はどうなるのか。

 「その関係なんですけど、私たち日米安保条約をなくして、そして友好条約に変えるという大きな変革の展望を持っています。ある意味では、軍事同盟をなくすというのは、世界の大勢なんですよ。もう大勢なんですよ。例えば中南米、アメリカ、南北アメリカ大陸にあったリオ条約というのも、もう機能してない。それから、オーストラリアとニュージーランドにあったANZASももう機能停止ですよね。それからかつてSEATOというのが東南アジアにありましたが、これは解体しました。CENTOというのが中東にあったけども、これも解体しました。ですから、やはり軍事同盟のない世界というのが、大きな方向だと思うので、軍事同盟をなくしていくという点も思ってますが、じゃあ、日米軍事同盟をなくした段階で、一緒に自衛隊も解消するかというとそうじゃないんですよ。私たちのプランは。私たちは日米安保はなくしてほしいと。しかし、自衛隊解消についての国民的合意とは別の問題だと考えてます。ですから、私たちのプログラムでは安保をなくした段階で、自衛隊の軍縮には、大幅な軍縮には取り組んでいきますけども、自衛隊をなくすプロセスというのはまだ時間がかかると思っているんです。それは端的に言って、国民の圧倒的多数が、日米安保をなくした新しい日本が周辺の国とも、世界のどこの国とも、善隣友好の平和互恵の関係を全部つくって、もうどの国からも日本は攻められる心配はないと、国民の圧倒的多数の皆さんがそう思った段階で、そしてそのときに初めて9条の全面実施の措置をとると」

 「それまではですね、私たちが参加する民主連合政府ができたとして、自衛隊と共存する期間があるわけですね。これはある意味じゃあ、私たち憲法違反だと言っていますから、矛盾といえば矛盾なんだけど、矛盾は自民党の政権がつくったわけですから、私たちはその矛盾を引き受けて、解消のための努力をするということなんですね。ですから、本当にこの9条の全面実施で自衛隊を解消するという過程は、安保はなくしても、まだ一定の時間がかかると思います。それはやっぱり国民、世界の平和的情勢も、特に日本を取り巻く国々の平和的情勢が本当に成熟して安定して、もう軍隊なしでも大丈夫だとみんなが圧倒的な多数が国民の、みんながそういう合意ができて初めてそれは実行にできるというようなテンポなんです

 --憲法審査会の始動については反対しているが、日本共産党は今の日本国憲法を一言一句変えてはいけないという立場なのか?

 「私たち今の憲法について全条項を厳格に守る、実施すると、全条項を厳格に守ると綱領でも規定しています。全条項というのは、もちろん天皇条項も含めてで、全条項を厳格に守るというのが私たちの立場なわけです。ですから、例えば天皇の条項については、私たちが問題にしているのは憲法で定められている国事行為ってありますでしょ。こういうものを超えて天皇を政治的に利用したり、元首扱いしたりすることはよくないと言っているわけで、憲法を厳格に守っていくという限りでは、天皇制とも共存していくと、当面ですね。こういう展望をわれわれは持っているわけで、ですから私たちが当面目指す、民主主義的な変革の段階では全条項を厳守するということを明らかにしています」

 --厳守するということは、変えないということか

 「変えないということですね。ただね、あの、これはその、私たちが参加する民主連合政府をつくりですね、そしてその政府がまさに憲法にそくした政治を全面的に行っていくと、そういうプロセスの中で、どこで起こるか分からないけども、天皇制の問題というのがひとつ残っているわけですよね。私たち天皇制については、これはやはりひとつの人間、個人ですね、あるいはひとつの家族が特別の地位を世襲で与えるというのは、やはり人間の平等の原則から言って、ひとつの問題を持っているというふうに考えていますから。私たちが目指す政治体制は、将来的ですよ、将来的な政治体制というのは民主共和制というのは書いてあります、綱領に。ただ、それをどの段階でね、民主共和制に踏み出すかというのは、本当にこれもね、国民の合意が成熟した段階でね、踏み出すわけで、いつというふうに私たち、綱領では手を縛らないでいます。ですから、その点は、憲法上の問題でてくるわけですけども、それはずっと将来の問題としてわれわれ考えています」

以上





インタビュー記事なので、話し言葉そのままが書いてあって回りくどい感じがする。
しかしよく読めば次の点に要約されると思う。

1.日米安保と自衛隊についての共産党ビジョンについて。
 
日米安保は軍事同盟だから解消すべき。軍事同盟解消は世界の趨勢。
自衛隊は憲法違反だがまた別の問題。今後の国民的合意が必要なので、
現時点で即解消にはならない。これからの世界情勢が日本にとって、
一切の軍事的脅威がなくなるまで自衛隊は存置する。


2.日本国憲法について

日共は日本国憲法を厳格に守り、一切変えない。
ただし天皇制に関しては問題があるので、
この点は今後の情勢によっては廃止する可能性もある。



私は個人的には反共主義者であることはお分かりと思うが、
日本共産党に関してはなぜか憎めない部分も持っている。
あのヘドの出そうなカルト公明党=創価学会や低能キチガイの社民党にくらべ、
まだ方向性は狂っているが、理性的かな・・・と思うところがあるからだ。

しかしまあ日共は本当に頭の中は「お花畑」なんだなあ、と再認識した。
また現状分析はもっと賢いのかと思っていたのだが、アホだとわかった。


まず日米安保反対、解消は昔から一環している。
しかし軍事同盟解消は世界の大勢というのはそのとおりだが、
彼が例をあげた各地域の安全保障条(=共産党は軍事同盟)だが、
すべては世界を二分する東西冷戦時代の遺物じゃないか。

そりゃあ解消するわなwww
共産党の総本山・ソ連邦が解体してロシアになったんだから。

北大西洋条約NATOだって、ワルシャワ条約機構がなくなった今は、
まったく存在の意義を失っているんだもんねw

じゃあ、米ソ冷戦構造がなくなった現在、
軍事同盟のない世界は平和なのか?
世界は平和な方向へと向かっているのだろうか?
そうは言っていないけど、国民にはそう思わせるような
志位的な、いや、恣意的な言い方であろう。


かつての米ソ冷戦構造という一種の「縛り」がなくなり、
世界中に鬱積していた民族的緊張状態が解放され、
むしろ小紛争やテロが多発しているのが、
90年代以降の世界の流れではないのか?

また中国という遅れて来た帝国主義国家
しかも時代遅れ丸出しの共産党一党独裁の巨大な狂人国家が、
イスラム原理主義とともに現在の世界の最大の不安であろう。
ああもうひとつ、日本にとっての不安材料である子分の北朝鮮も加えておこう。


特に日本の周辺を見れば、キチガイ国家しかないじゃないかwww
南北朝鮮民族国家に中華帝国、さらにラスプーチンの再来が今でも君臨するロシア。
日本は冷戦が終わっても危機的状況は何ら変わらない
否、変わらないどころか悪化しているではないか。



ちなみに日共は中国サマには絶対に批判をしない
チベットや東トルキスタンでの民族大虐殺や国民への言論弾圧など、
数限りない中国の残虐行為にも一切批判しない。
民主主義と対極にある世界の癌に対してその行為を黙認している。
これが平和と民主主義を誇る日本共産党である(爆笑)


世界の大勢が軍事同盟廃止だから日本もそうせよというなら、
憲法9条などという亡国条文を採用しないのも世界の大勢なので、
是非9条は廃止しましょうよ!!!志位さん?



さて自衛隊廃止は国民的合意がいる?って、当たり前でしょww
安保解消だって国民的合意はいるんだが・・・
日本は共産党独裁国でなく、民主主義国家なんですが、志位さん?

この詭弁はおそらく国防を否定することへの批判回避だろう。
自衛隊の存在価値は国民の90%が認めている現状から、
自衛隊廃止とはすぐにはいえないのだ。
しかし日共の目標は非武装中立だから、
自衛隊は当然廃止の方向
である。

しかしこの言葉に本音がでているな。
     ↓
「特に日本を取り巻く国々の平和的情勢が本当に成熟して安定して、もう軍隊なしでも大丈夫だとみんなが圧倒的な多数が国民の、みんながそういう合意ができて初めてそれは実行にできるというようなテンポなんです」


こんな日がいつ来るのでしょうか、志位さん?
これは不破さんが行ってた「社会主義革命がおきる日
と同じくらい何百年も先のことでしょうか?
こういう理想論でしか語れないからアホだというのだ。


憲法を厳格に守る。
これも護憲政党だから昔から一貫している。
しかし天皇制も遵守すると言っているが、
憲法7条に規定された天皇の国事行為における
国会の開会式への出席を日共は屁理屈つけて拒否している。
かつて売国議員の野中広務がNHKの日曜討論で不破にそれを指摘し、
憲法の自分たちに都合の良い所だけをつまみ食いしていると指摘、
不破がしどろもどろになっているのを見たことがある。

さらに本音が出てくる。
憲法は絶対に変えない、と断言するが、
しかし天皇制は「人間の平等原則から問題がある」から、
いずれ共産党が権力を握ったら、天皇制は廃止するんだということを、回りくどく言っているのである。

はっきり言えばいいのに、なんで言わないんですか、志位さん?

まあ、私のような政治素人にここまで突っ込みいれられるような、
「科学的社会主義」なんて大したことないと思いますが、志位さん如何ですか?





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Posted by トラネコ at 00:00│Comments(0)共産党
 
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