トラネコ日記

63歳無職男、女性用の下着を着用し自分の胸を揉んで
逮捕 駐車場で発見した女性が通報
静岡県静岡市で、63歳無職の男が県迷惑防止条例違反の疑いで逮捕されたことが判明。その行動に驚きが広がっている。
警察によると、男は今年7月、Tシャツの下に女性用の下着を着用し、静岡市内の駐車場で女性を見ながら数分間自分の胸をもみ、その様子を見せつけた。女性が警察に通報、付近の防犯カメラを元に警察が捜査した結果、同市駿河区に住む63歳無職の男を特定し、県迷惑防止条例違反(卑猥な言動)の疑いで逮捕した。現在のところ、認否は明らかになっていない。
　
　​>>54歳男、ベランダから釣り竿で下着を盗もうとし逮捕「盗む気はなかった」
　　　と容疑を否認<<​​​

女性の下着を着用した上で、卑猥な言動や行動をするという犯罪は、多々発生している。2021年7月には、2020年8月に山形県東根市で女性の下着を顔にかぶり、10代の女性に「駅はどこですか」と声をかけた34歳無職の男が逮捕される事案が発生。行動にドン引きの声が相次いだ。

また、千葉県習志野市でも7月15日、スーパー銭湯で女性用のかつらとTシャツにズボン姿で、ブラジャーの中にシリコンを入れた32歳アルバイトの男が女性脱衣所に入る事案が発生。女性従業員が「佐藤さん」と呼びかけたところ、声が男性だったため、逮捕に至った。いずれも特殊な欲望を満たそうとしたものだが、ネット上では「理解不能」の声が多い。

それに輪をかけて変態的な「女性用の下着を着用して自分の胸を揉む」という事件に、「理解不能。何がしたかったのか」「こんなくだらないことをして何が楽しいのか」「63年かけてたどり着いた境地がこれかよ」「変態を通り越している。怖い」という指摘が。

一方で、「なんの犯罪になるのかわからない」「もう少し情報がほしい」という声も上がっていた。
リアルライブ　 2021年10月06日
https://npn.co.jp/article/detail/200016566


＞静岡県静岡市で、63歳無職の男が県迷惑防止条例違反の疑いで
　逮捕されたことが判明。その行動に驚きが広がっている。
　警察によると、男は今年7月、Tシャツの下に女性用の下着を着用し、
　静岡市内の駐車場で女性を見ながら数分間自分の胸をもみ、
　その様子を見せつけた。
　女性が警察に通報、付近の防犯カメラを元に警察が捜査した結果、
　同市駿河区に住む63歳無職の男を特定し、県迷惑防止条例違反
　の疑いで逮捕した。現在のところ、認否は明らかになっていない。




まず最初にお断りしておくが、私はこの男性の行為に賛同したり、
同情する気は一切ないし、庇いたくもない、という心情である。
しかし心情論と法律論や社会情勢から以下の疑念がわいた。

　●自分の胸をもむ行為は「卑猥な言動」なのか?
　●通報した女性が不快と感じれば犯罪になるのか?

世の中には一般人にない「特殊」、といってよいかどうかわからないが、
少数の人々にしかない趣味や指向（嗜好）を持つ人がいる。
しかし昨今、こういう少数派の人々への社会的認知が高まっている。

その代表が性的少数派のLGBTである。
男女の性的指向の多様性を認め同性婚を推進する運動であり、
同時に、男女の性差をある意味否定的に捉える運動である。

＜参考＞
知っておくべきLGBTの基礎知識！
日本での現状や海外の制度
https://www.weddingpark.net/magazine/97/

ホモ・レズ・ゲイ・・・は変態、異常者などと忌避されていた歴史的経緯があった。
しかし性的指向は男女の性差を越えた自由なものであるべきという概念や
さらに脳科学の進歩によって性同一性障害という病気も認知されている。

LGBTの人々は古今東西一定数は必ずいる性的指向者と障碍者である。
もちろんいまも偏見を持つ人は少なくないが、国際的なLGBT認知運動により、
政治的にも結びつき徐々に社会的認知度を高めつつある。

だがしかし・・・

偏見を持つ事と不快感を感じる事は、
まったく別の事である!

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　・・・という事である。



　　　　　　　　　　　LGBTの人々への不当な差別は絶対許してはいけない。
　　　　　　　　　　だが彼（彼女）らを不快に感じる人は間違っているのか?


＞一方で、「なんの犯罪になるのかわからない」
　「もう少し情報がほしい」という声も上がっていた。
同感である!
セクハラ、パワハラも相手がそう感じたら犯罪として成立するようだ。
不快感を感じることが「犯罪」として成立するのであれば、
LGBTの人たちに不快感を感じる人も同じく認めるべきであろう。

私個人はLGBTの人に何らの偏見も不快感も持たないが、
私の知人には同性愛者に対し極度な不快感や嫌悪感を持っている者がいる。
表だってその感情を表すことはないが、彼らのその感情は差別なのだろうか?

また私は公共の場で大声で話している人に不快感を感じる。
いつだったか飛行機の中で某関西系の団体と一緒になった事があったが、
すぐ後ろの座席のオバチャンの声の大きくウルサイのに頭痛がした事がある。

この場合、訴えればオバチャンは迷惑防止条例違反になるのであろうか?
言いたい事は、飛行機内で大声で会話する事に不快感を感じる事と、
女装して胸をもむ行為に不快感を感じる事とどう違うのか?である。

不快に感じることに種類があって、ある種の不快感は許されて、
またある種の不快感は法的には許されないのだろうか?
不快感の種類に法的な基準や善悪があるのだろうか?

仮にうるさい乗客に対しては口頭で注意すればいいのなら、
記事の女装の男性にも口頭で注意すればいいだけではないか?
わざわざ警察を呼んで逮捕させるほどの行為なのだろうか?





同じ事はLGBT問題でも事例を挙げることが出来る。

例えば同性愛者の男（女）性カップルが公園や駅で抱き合う、キスする、
私は日本ではこういう光景を見たことはないが、メキシコシティでは何度も目撃した。
公共の場でこれを見た人が不快感を感じるなら警察に通報して逮捕できるのか?

さらに突っ込めば・・・

俗に「変態」と呼ばれる嗜好性も認めるべきではないか?
男女平等、少数派の人権、表現の自由を主張するのであれば、
「変態」も当然のこと、LGBTと同じく人権の普遍化をすべきであろう。

なぜなら誰をどんな行為で愛するかは個人の表現の自由だからだ。
もちろん嫌がる相手に無理やり押し付ける行為は愛情でなくても、
その程度によっては十分に犯罪になりうることは言うまでもない。

この記事の「被害」女性は女装男性の胸をもむ仕草を警察に通報したというが、
この男性は嫌がる彼女に強制的に見せたのではないから、嫌なら見なきゃいいのだ。
こんな事で警察に通報って男性の表現の自由を侵害している事にならないだろうか?

逆に～ハラスメントとの境界をどこで線引きするのだろうか?
表現の自由も人権ならハラスメントも人権に関わることである。
いったい性癖をどう定義するのか、LGBT運動推進論者に聞いてみたい。

女装以外にも「性癖」というものは100種類以上もあり、
それぞれが犯罪でないならば表現の自由・嗜好であるといえる。
LGBT推進者はこれらについても見解を明らかにすべきだ。
　　　↓
＜参考エントリ＞
LGBTだけではない性的マイノリティ
https://ryotaroneko.ti-da.net/e10680565.html






さらに今や性指向（嗜好）はLGBTだけではないのだ!
2SLGBTQQIA+にまで増殖しているから、恐らくさらに
もっと増えていくことは十分に予想されるだろう。

そこでLGBTにさらに加わった性的指向（嗜好）とは・・・

　Q：クィア
　・・・LGBTに当てはまらない人

　Q：クエスチョニング
　・・・自分の性的指向が定まっていない人

　I：インターセックス
　・・・身体の性が男性または女性の典型的な定義にあてはまらない人

　A：エイセクシャル
　・・・他者に性的欲求や関心を抱かない人

　+：プラス
　・・・その他さまざまな性的指向を持つ人

・・・ってことは記事に出てくる逮捕された男性は＋に当てはまるのではないか?
仮に別のタイプだとしても、この男性の行為が罪に問われるのはおかしいだろ?
通報した女性も警察官もマイノリティ差別として謝罪と賠償すべきではないのか?

＜参考記事＞
性的少数者を意味するLGBT、今では「2SLGBTQQIA+」
にまで進化していたことが判明ｗｗｗｗｗ
ユルクヤル　2021年10月08日
http://yurukuyaru.com/archives/86915225.html



　　　　　　　　　カナダのトルドー首相のツイートにも出てくる2SLGBTQQIA+



私はLGBTに対して偏見はないし、相手の人格や価値観が合うなら付き合いもする。
これは男女の性差に関係なく、一人の人間としての関係を形成する基本だからである。
故に人間関係を結ぶにあたり社会的属性や性差にこだわる事は私にはまったくない。

しかし個人的な人間関係と社会的、法律的規定は別の問題である。
私は同性婚に関して、憲法の規定に違反しているから違法行為と考える。
同性婚を認めるなら、手続きを踏んで憲法改正した上で認めるべきだと考える。

また男女（雌雄）の性差は厳然と存在する生物学的真理である。
これを否定するフェミ女の考えそのものが完璧に間違っているのである。
ジェンダーのバカ女どもは現実に存在する事実を否定するカルトである。

バカサヨどものいう拡大解釈的な同性婚合憲論も論外だ!
立憲民主党や共産党みたいな知性不在のカルトは社会を破壊する。
そう言う意味では自民党もだいぶ狂ってきているがな、稲田朋美さんよ・・・

＜参考エントリ＞
同性婚を認めないのは憲法違反か!?
https://ryotaroneko.ti-da.net/e11871080.html

同性愛者の社会的立場について考える
https://ryotaroneko.ti-da.net/e5390114.html

多様性を主張する者ほど多様な意見を認めない!
https://ryotaroneko.ti-da.net/e10897879.html



　　　　　　　　　　　　　　　同性婚を認めて欲しいなら憲法改正しろ!


正直言って、私はジェンダーフリーを推進している人権屋を心底軽蔑する。
また何かにつけて差別を表看板に騒ぐジンケン屋どもにも嫌悪している。
人権は大事だが、これも行き過ぎると暮らしにくい社会になるからだ。

私はこいつらに不快感を感じるので奴らの活動を禁止するよう、
迷惑防止条例違反で訴えれば、司法は受け付けてくれるのか?

繰り返しいうが・・・

　何事も度を越すと有益なものも有害化するものだ。
　物事なんでも「過ぎたるは及ばざるがごとし」である。