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国防に命をかける人が尊敬される国家へ

2012年03月13日

これを書いたのは二日前の11日でしたが、震災から1年のこの日、
こちらのメキシコのテレビニュースでも放映されていました。
天皇皇后両陛下の黙祷されるシーンと『ふるさと』の合唱が印象的でした。
改めて犠牲になった皆様、被災者の皆様のご冥福と一日も早い、
復旧をお祈りいたします。
                            トラネコ 拝





自衛隊「良い印象」9割超=震災支援評価97.7%-内閣府調査
国防に命をかける人が尊敬される国家へ内閣府が10日発表した「自衛隊・防衛問題に関する世論調査」によると、東日本大震災に関わる自衛隊の災害派遣活動を「評価する」と答えた人は97.7%に達した。自衛隊の印象について「良い」と答えた人は91.7%で、1969年の調査開始以来、過去最高。震災活動の評価が自衛隊の好印象につながったとみられる。
調査は1月5日から同22日まで全国の成人男女3000人を対象に個別面接方式で実施し、有効回収率は63.1%。自衛隊の印象について「良い印象を持っている」と答えた人は、「どちらかといえば良い印象」と合わせて91.7%で、3年前の前回調査より10.8ポイント増加した。「悪い」は5.3%で8.8ポイント減少した。

大震災に関わる自衛隊の活動を「大いに評価する」と回答した人は79.8%、「ある程度評価する」は17.9%だった。大震災時の米軍による支援活動「トモダチ作戦」の印象についても聞いたところ、「成果を上げた」は79.2%で、「成果を上げなかった」の15.5%を大きく上回った。(2012/03/10-17:14)
時事ドットコム 2012年3月11日
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012031000284




この内閣府調査を見て意外に思った。
調査が始まった70年前後を見ても一番評判の悪い年でさえ、
6割近くは自衛隊に対し好印象を持っていたことがわかる。

私がいた環境のせいか、個人的には自衛隊は4割くらいの好感しか、
持たれていないものだと思い込んでいたが、間違いであった。
国民の過半数は昔から自衛隊に好感をもっていたのだ!

自衛隊を馬鹿にするのは、昔から社会党(現民主&社民党)、
それに定番の共産党と公明党、その支持団体
だけである。
人間の屑・ゴミというどうしようもない社会的害悪である。


私は民主党シナチョン傀儡政権になって、心ある日本を愛する国民は、
政治に少しでも関心と見識のある国民は、左翼政党にいる議員が、
声高に叫ぶ平和だの、人権だの、人命尊重だのとは裏腹に、
いかに冷血で非情で、人命も人権にも興味関心がない、

ということがわかったのではないかと思う。

正直私自身もここまで民主党が冷酷非情な鬼畜だとは思っていなかった。
もっともシナ・北朝鮮など共産主義政権の大量虐殺粛清、人権弾圧・・・
こういう国家に憧憬を抱く連中だから、推して知るべしだろう。

左翼ほど人権や人命から程遠い存在
であることは既に歴史が証明している。




さて・・・

一般的に諸外国の軍人は、この場合将校クラスの職業軍人についてだが、
ほぼどこの国でも社会のエリート・クラスである。
北朝鮮の軍人を見るがいい、あの勲章コレクターみたいなエラソーな連中を(笑)

日本では制服姿の自衛官を目にすることはめったにないだろう。
それは自衛官が背広で出勤し、基地内で制服に着替えるからである。
これではまるで恥ずかしい、或いは後ろめたい職業ではないか。
これは自衛隊を卑しめ貶めてきた戦後民主主義の結果である。

こういう風潮そのものが間違っているのだ。
こんな国も世界広しといえども日本くらいだろう。
普通軍人とは国民から尊敬される職業なのだ。

これは国家防衛に進んで命を捧げる尊い職業だからである。
また彼らは優秀な大卒に劣らない。士官学校の難しい試験を通過し、
高等教育を持った者たちであり、引退後政界に出るものも少なくない。

日本で自衛官出身の政治家がどれくらいいるだろうか?
旧帝国軍人出身を除けば、私がすぐ思い出すのはともに自民党議員の、、
佐藤正久参議院議員中谷元衆議院議員くらいである。

地方自治体にも何人か自衛官出身の議員や首長もいるようだが、
全体的にはきわめて少数派であろう。


かつて吉田茂は防衛大学校 第1期学生 卒業式訓示でこう述べた。
要約すると・・・
 『自衛官は国民に感謝されることがなく、誹謗されても、
 あえて国防のためには、日陰者であることに耐えてほしい。
 自衛隊が世間から賞賛されるのは有事か災害のときのみである。』


戦後日本の労働組合運動が盛んな時期でもあり、
社会党という旧ソ連やシナの走狗集団がデカイ顔していた時代だから、
吉田首相のこの訓示は、現状を踏まえた上での励ましであったと思う。

しかしそれから既に半世紀以上経過し、国連のPKO参加も果たし、
国際貢献にも成果のある自衛隊を継子扱いのままでいいはずがない。
シナ・南北チョーセンという敵国現実に日本侵略のシナリオを描き、
実際の行動に出ている今
、武人が堂々と制服で歩ける社会になるべきである。



日本は鎌倉時代以来『武の国家』である。
武人の国だからこそ、戦争の悲惨さを知り、平和を実現する努力をしたのだ。
それゆれに徳川260年以上の現実的な平和維持を可能にしたのだ。

米国務長官コリン・パウエル(元統合参謀本部議長)がイラク戦争の前に、
国連で演説した内容が印象的であった。イラク戦争に参戦するにあたり、

 『自分は軍人だから過去幾多の戦場で、多くの同僚や部下を失ってきた。
 だから戦争の悲惨さは一番よく知っているつもりだ。だからできる限り、
 戦争の危機は避けたい。しかしいったん戦うとなったら、必ず勝利を信じて、
 とことん戦うつもりだ。』


まったく同意である。
軍人ゆえの正論である。
ちなみに、パウエル国務長官はイラク戦争そのものについても反対だったし、
開戦派のブッシュ大統領、チェイニー副大統領に対し距離を置いていたという。


それに対してチョーセンは『文』の国である。
文官が軍人を軽蔑する国柄である。
だから平和への具体的方策や現実性がなく、屁理屈先行で、
観念論でしか国家を考えられない支配者なのである。

だから朝鮮では武士道など皆無だし、強力な軍隊も作れなかった。
常に大国の侵略を許し、属国に甘んじてしか生きることのできない国だった。
これが朝鮮人の卑屈さと傲慢さを象徴する事大主義の理由ある。

現実の戦争の悲惨さを知らない空想的平和主義者、
或いは異常なまでに『武』を忌み嫌う極度の臆病者、
こういう観念論の世界にしか思考能力のない者こそ、
平和の敵であり、もっとも危険な亡国論者なのである。


これがまさに戦後の日本、今の日本人の平和観念である。
今の日本は国の内外から、こういう売国日本人とともに、
日本を蝕むシロアリどもが侵略中である。

シロアリの侵食は外から見えないから表面的には平穏にみえる。
しかし内部はボロボロに侵され、気がつけば外側は簡単に崩壊する。
これが今の日本であることを気がついているのはごくわずかだろう。
まともな保守政権を誕生させないと日本は第二のチベットになるだろう。

一刻も早くシナチョン傀儡政権民主党を政権から降ろし、
自衛隊の国防軍昇格、国を守る戦争のできる国家
にすべき、いや、なるべきなのである。
自衛官が制服で普通に街を歩いている風景になれば、
日本は普通の国家になったといえるだろう。





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Posted by トラネコ at 00:00│Comments(6)社会
この記事へのコメント
今日の記事はしみじみ読んでしまいました。

私が軍人に対する考えを変えるきっかけは、平和の使者といわれる鳩が狭いかごに複数入れるといじめあう、逆に狼が負けを認めたものにそれ以上危害を加えない、と言う事を知ってからでした。

(正確には日本の軍人を付け加えておきましよう。傭兵やら、昔はシナではその辺を歩いている若者を無理やり兵隊にしたと聞いています。)

世の中にはよく知ればまったく違う事実があるものです。

日本においては、経団連などがあらわすように金儲けに血眼になっている人が偉いというのは解せません。
本来もっと崇高な志を持っている人が尊敬されなければいけないと思います。
Posted by 人形焼 at 2012年03月13日 11:48
人形焼様
日本が幕末から明治維新を向かえ、急速な近代化を成功させ、日清日露の勝利で世界を仰天させ、高だか40年で世界の列強の仲間入りを果たしたのは、教育水準の高さなどさまざまな理由があるでしょうが、そのひとつは武人国家だったということだと思います。

戦争のない徳川260年の平和ボケの世でも、武士階級がいたことは大きかったと思います。しかし戦後の日本は本当に武人という狼がいなくなってしまいました。
いるのは税金吸血鬼の政治屋と官僚、その御用機関の犬マスゴミ、そして守銭奴のぶくぶく太った無様な豚経団連・・・この卑しくも浅ましい吸血蝙蝠と犬と豚の群れが今の日本なんです。

でも今草莽の志士たちに、武人のDNAが蘇ってきつつあるように思います。
日本人はいざというときには、羊が狼に変身する変幻自在の民族だと思っています。
Posted by トラネコトラネコ at 2012年03月13日 12:11
「自衛隊を普通の軍隊に昇格させる、軍人を敬う」…、まあ、その通りでしょうが、『技術の国、日本』としては、先ずは情報機関や国産防衛技術の充実をもっと図るべきです。 軍事監視衛星、高度レーダーシステム、弾道弾迎撃システム、国産の通常兵器(特に、主力戦闘機)、兵士の特殊装備など、いくらでも出来ることはあります。

問題は法律で多くの軍事技術開発が規制されていることです。 これは憲法第九条の改正を必要とするものではなく、日本政府(官僚)と米国との間の協定を改定することで基本的に解決するはずです。
Posted by Black Joker at 2012年03月13日 14:20
Black Joker様
>『技術の国、日本』としては、先ずは情報機関や国産防衛技術の充実を
 もっと図るべきです。
いやまさにそういうことを実現するためにも、国防軍創設だと思うのですよ。戦後の日本はヘイワケンポーさえあればどこの国も侵略してこないという馬鹿げた宗教みたいなケンポー真理教がはびこってきました。

このカルト宗教には国防という概念が完璧に欠落しています。ゆえに未だスパイ防止法や、ご指摘の情報機関の設置すらできない有様です。それは国防というコンセプトができるためにも自衛隊などという、意味不明な世界でも理解されない『武装公務員』組織ではなく、軍隊にすべきなのです。国防概念が政治に確定すえれば、軍需産業も情報機関も可能になると私は思うのですが・・・
Posted by トラネコトラネコ at 2012年03月13日 14:37
今回の震災で米軍にも負けない救助活動を行い地元の人々に感謝され、内閣調査府で好印象を持つ人がほとんど、とあり少し安心できます。 2011年の初め島根は三十数年ぶりの豪雪に見舞われ山間部あるいはその道路の方で孤立・立ち往生が起き大雪に苦戦しながらも陸上自衛隊の方々が食料を配ってくれたり車に燃料を入れてくれる等の話を知った時心強く思いました(例によって地元マスコミのTSKは揚げ足取りをする放送をしていましたが)。

しかしこういう事があっても地元新聞は中沢啓治だの大江健三郎やその他サヨク&反日勢力ばかりを記事に載せているばかりで改めて思うのははだし中沢&ノート大江は狩猟をして洞窟で暮らしたり出来るのか?あるいは今回の震災に巻き込まれたらそんな大口を叩けるのか?と考えます。それと同時に都の警備・治安を任せておきながら感謝もせず血の穢れとして武士を軽蔑する平安時代の貴族みたいだとも思っています・・・(参考 穢れと茶碗:井沢元彦 朝日新聞の正義:小林よしのりと井沢元彦より)
Posted by 無所属廃人 at 2012年03月15日 15:40
無所属廃人様
今年の冬は島根県が豪雪だったとは知りませんでした。そこに自衛隊の配給活動があったのですね。自衛隊の有り難味はその恩恵に浴した人々が一番わかっていらっしゃると思います。そして心ある国民も。これが面白くないのが反日売国マスゴミなんでしょうね。万が一日本が内乱になったら、真っ先にこいつらを○○○にあげてやりたいです。

平安時代の貴族は平和ボケの支配者ですね。ちょうど李氏朝鮮の文人系両班と同じです。もっとも江戸時代の儒学者藤原惺窩なども武人を軽蔑していたといわれます。世の中の安定期にはそういう傾向もあるでしょうね。日本も一時的に戦争状態の手前とか、左翼や在日によるテロの頻発とか、あったほうがいいかもしれませんね。
Posted by トラネコトラネコ at 2012年03月15日 16:12
 
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