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日本とアセアンはG20でシナの侵略行為を非難せよ!

2016年08月26日

尖閣で暴走する中国漁船の正体は“海上民兵”だった
沖縄県・尖閣諸島周辺海域に、中国海警局の公船とともに、約300隻もの漁船が連日のように押し寄せているが、この中に軍事訓練を受けた100人以上の海上民兵が乗り込んでいることが分かった。 武装をしている可能性も高い。 日本政府は、中国の暴走を防ぐためにも、万全の態勢を整える必要がありそうだ。

衝撃のニュースは、産経新聞が17日報じた。

海上民兵とは、退役軍人などで構成される準軍事組織で、警戒や軍の物資輸送、国境防衛、治安維持などの役割を担う。 中国の軍事専門家によれば、現在の総勢は約30万人という。 他の漁民を束ねるとともに、周辺海域の地理的状況や日本側の巡回態勢に関する情報収集などの任務を担っている。 海警局の公船などと連携を取りながら統一行動をとる。 今回の行動のため、福建省や浙江省で海上民兵を動員して軍事訓練を重ねたとされる。

常万全国防相も出発前の7月末、浙江省の海上民兵の部隊を視察し、 「海上における動員準備をしっかりせよ。海の人民戦争の威力を十分に発揮せよ」と激励した。 帰国後は政府から燃料の補助や、船の大きさと航行距離、貢献度に応じて数万~十数万元(数十万~200万円)の手当てがもらえるという。

中国・杭州では9月、習近平国家主席が議長を務めるG20(20カ国・地域)首脳会議が開かれる。 ここで、南シナ海問題が議題にならないよう、尖閣問題とすり替えるために挑発を高めているとの指摘もある。 海上保安庁だけでなく、自衛隊の総力を結集して、尖閣強奪を許してはならない。
夕刊フジ(ZAKZAK):2016.08.17
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20160817/plt1608171700002-n1.htm


日本とアセアンはG20でシナの侵略行為を非難せよ!

             三沙海上民兵部隊


海上民兵普段は漁業活動し必要に応じて軍事行動をとる兵士ということだな。
実際には漁業以外にも海運業者、港湾等海事関係者もいるという。
明治時代の開拓と国防を担った屯田兵みたいな感じかもしれない。

<参考サイト>
海上自衛隊幹部学校
「防衛駐在官の見た中国(その13)
-海上民兵と中国の漁民-」より

http://www.mod.go.jp/msdf/navcol/SSG/topics-column/col-056.html

これはかなり以前から言われていたことだが、今回取材でその確証が取れたのだろう。
実際の仕事は船舶を所有するが、漁業ではなく軍関係の物資輸送に従事しているそうだ。
彼らは一応正規軍に属するが、身分上は半軍・半民間人だから「漁民」という形は装える。

考えてみればわかるが、漁期でもないのにわざわざ同じ日に400隻もの大群を作って、
尖閣海域に来る漁民っているだろうか? しかもシナの海上警察の公船付きでな(笑)
これは反日デモ同様のシナの官製動員示威「漁業」である。

シナは南シナ海の無人島や岩礁を埋め立て軍事基地建設を進めている。
近隣諸国の海上権益を強奪するシナの国策が南&東シナ海への侵略であり、
将来的にはアメリカと太平洋権益を二分する目的である。

海上民兵とはシナの進める侵略の先兵となる偽装漁民のことである。

<参考記事>
中国海軍、米軍に「太平洋分割管理」提案
産経新聞 2008年3月12日23時10分配信
http://blogs.yahoo.co.jp/deliciousicecoffee/31217115.html←ブログより引用


日本とアセアンはG20でシナの侵略行為を非難せよ!

           シナの西太平洋分割支配への野望


>中国・杭州では9月、習近平国家主席が議長を務めるG20(20カ国・地域)首脳会議
 
が開かれる。 ここで、南シナ海問題が議題にならないよう、
 尖閣問題とすり替えるために挑発を高めているとの指摘もある。

だから今は南シナ海ではなく東シナ海なのか(笑)

これから9月にかけてシナが直面し非難の集中砲火を浴びそうな国際会議が三つある。
まずは4日にG20(先進国+新興国主要20か国会議)、次に7日アセアン首脳会議
そして13~26日国連総会である。

7月12日にハーグ仲裁裁判所はシナの南シナ海「九段線」管轄主張には根拠なし
という裁定が下った。シナ政府は苦し紛れにこれを「紙クズ同然」と一蹴しているが、
国際社会はシナを無法者国家とさらに印象付けた。

シナは紛争を抱えるアセアン諸国からG20をボイコットされるのを恐れているという。

特に習近平が議長を務めるG20で、南シナ海で紛争を抱えるアセアン諸国や、
アメリカ・日本などがこぞって欠席・ボイコットしたらシナの面目丸つぶれである。
それは昨年クリミア半島領有化したロシアがG8でボイコットされた前例があるからだ。


日本とアセアンはG20でシナの侵略行為を非難せよ!



最近になってシナは、アメリカだけでなくアセアン諸国各国に訪れ、
二国間協定締結や友好への対話を続けているというから、
例の国際仲裁裁判の裁定をかなり気にしていることがわかる。

ただしアセアン諸国でも南シナ海と接しない権益とは直接関係ない国々、
ラオス、カンボジアは昔から親中で経済協力(要するに金)で丸め込める.
また南シナ海権益に関係ないタイも軍政になってから今は親中路線だ。

シナと領土問題を抱えるベトナム、フィリピン、インドネシア、
マレーシア
などは、シナとの紛争もあってかシナの懐柔政策が難しい
ようだ。
また以前は親中政策のミャンマーも今は親米になりシナの影響から離れている。

ただし、フィリピンのドゥテルテ大統領の考えはわからない。
南沙諸島問題は対話重視だし、シナの経済援助には見切りがつけないし・・・
まあ東南アジアって昔から目先の利益で簡単に裏切りやってきたからな。

これらの国々はシナの狡猾さやかつて戦火を交えた経験からも、
日本みたいな甘っちょろい考えはもっていない。
おそらく4か国だけでもシナボイコットをするかも知れない。


日本とアセアンはG20でシナの侵略行為を非難せよ!




シナ政府はこれらの重要な国際会議での南シナ海問題を回避できれば、
10月以降は着実に人工島建設、軍事基地強化策に戻ることは間違いない。
アセアン4か国もそのことはわかっているはずだ。

南沙諸島問題は尖閣諸島問題を抱える我が国にも他人事ではない。
なんせ中東からの石油輸送ルートが南シナ海であるからだ。
石油のシーレーン(海上交通路)の確保は日本の死活に関わる重要な問題である。

日本は今後はフィリピン・ベトナム・インドネシア・マレーシアなどと
安全保障条約を締結する方向で対中防衛線を構築すべきである。
またアメリカを巻き込んだアセアン共同軍事演習を南シナ海で行うこともよいだろう。

この点安倍外交は対韓外交に比べはるかに評価に値する。


日本とアセアンはG20でシナの侵略行為を非難せよ!

       海上自衛隊のインドネシア海軍訪問時の記念撮影



さて今、安倍外交がすべき事は・・・

南シナ海問題を抱えるアセアン4か国やアメリカと組んで
G20をボイコットか、シナ非難決議を提案する事である。


これは否決されてもいいのだ。

関係国が集団で議長国主催の会議をボイコット、非難提案したという事実が、
シナのメンツを国際的に丸潰れにできるからである。
シナは伝統的民族性として、対外的な恥がもっとも政治的打撃になるのだ。

これによってシナの国際的信用は、もうないのだが(笑)、丸つぶれになり、
国内からの猛批判、反体制側からの習近平失脚を狙った動きが活発化する。
これによってシナ経済はさらに崩壊への加速を強めることになる。

そうすれば軍事に力を入れる余力は削がれ、軍事クーデターが起きる可能性や、
また従来から高まりつつある国民の不満が、さらに内乱に発展するかも知れない。
ただ国際経済にはかなり動揺は走るが、シナの軍事脅威は激減する。


日本とアセアンはG20でシナの侵略行為を非難せよ!




それにしても・・・


日本政府の領海と領土と国家主権を守る態度は本当に情けない。
「戦争できない国」のアホらしさと悲劇が平和憲法を持った結果である。
こんな情けない腰抜けの先進国は日本だけである。

尖閣諸島や九州沖にシナの軍艦が堂々と回遊しても、
小笠原諸島の赤サンゴを漁船集団に不法に強奪されても、
海保の警告と、役立たずの遺憾の意しか言えない情けなさである。

ただ安倍政権を弁護しておくと、こういう措置しかできないようにしたのが、
売国奴の政党・民主党政権時代の対露中韓外交での配慮なのである。
安倍政権になってかなり改善されたが、この時の影響も残っている。
その証拠・・・
 ↓
「中国刺激するな」 野田政権の尖閣での消極姿勢また判明
産経新聞 2013.3.5
http://www.sankei.com/politics/news/130305/plt1303050026-n1.html
http://www.sankei.com/politics/news/130305/plt1303050026-n2.html

民主党政権 「中国のこと考え、海自は尖閣112km内に入るな」
ZAKZAK 2013/02/07(木) ※元記事は消去されたので2ちゃんねるスレより
http://uni.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1360218598

ほかにも民主党政権では史上初のロシア大統領の北方領土上陸や、
李明博南朝鮮大統領の竹島上陸
も許しており、領土意識など微塵もない。
とにかく民主党政権時代は売国大バーゲンセールだった。


日本とアセアンはG20でシナの侵略行為を非難せよ!

     民主党売国政権による国売り政策の数々・・・





 さて話を戻して、領海侵犯に対する世界の常識とは・・・


日本とアセアンはG20でシナの侵略行為を非難せよ!

       インドネシアにはすごいオバさん大臣がいたもんだw
       シナの違法漁船は拿捕し爆破したインドネシアのスシ海洋相
       小池百合子も稲田朋美もここまではできないだろうwww



日本とアセアンはG20でシナの侵略行為を非難せよ!

     人口2万人しかいない小さな島嶼国家パラオでさえここまでやる!


日本とアセアンはG20でシナの侵略行為を非難せよ!

       陸ではシナも敵わないベトナムも海でも頑張ってます~♪



日本とアセアンはG20でシナの侵略行為を非難せよ!

      地球の裏側にきてまで違法操業するシナ漁船は許さん、キリッ!


そういえば・・・

昨年11月にはトルコ軍が領空侵犯したロシア空軍機を撃墜した事件もあった。
トルコだって軍事大国ロシアから見れば、実にちっぽけな弱小国家だが、
トルコの自国の領空を守る気概は日本などよりもはるかに高い。

<参考記事>
トルコ軍がロシア戦闘機を領空侵犯で撃墜と ロシアは侵犯否定
BBCニュース 2015年11月24日
http://www.bbc.com/japanese/34907678


自国の領海・領空を守るために武力行使した国々を、
国際社会は非難したか? 一切していないじゃないか!
これが領海・空を侵犯された国の当然の対応だからだ!
平和ボケ日本だけが武力行使を恐れているだけなのだ!



  日本はベトナム、インドネシア、パラオ共和国、
  アルゼンチン、トルコらの国防意識を見習え!



日本とアセアンはG20でシナの侵略行為を非難せよ!




日本国憲法の「不戦」という卑屈な平和主義こそ、
シナの侵略を益々増長させ、結果的に大きな紛争を誘発する契機になる。
これこそが繰り返し述べてきた平和主義が戦争を起こす歴史の教訓なのである。

脳内に蝶々が乱舞しているヘイワ馬鹿には侵略と防衛の区別もつかない。
戦争といえば、何が何でも侵略戦争しかないというステレオタイプである。
こういうバカには何を言っても通じないから議論もできない。

安倍政権は表立って防衛行動はしないものの、裏では着実に防衛力強化を進めている。
これはこれで評価すべきだが、シナや南北朝鮮の対日侵略行為には毅然とすべきだ。
これは世界に向けたパフォーマンスであってもいいのだ。

とにかく国を守るという気概をシナ、南北朝鮮、国際社会、
そして日本国民に示すことが政治家として大切なのだ!


<関連記事>
尖閣に超音速地対艦ミサイル配備か 防衛省が新型ミサイル開発
防衛ニュース 2016年08月17日
http://thutmose.blog.jp/archives/cat_949401.html

防衛省、尖閣防衛で新型潜水艦建造へ 
沖縄の空自部隊も格上げ 来年度概算要求

産経新聞 2016.8.21
http://www.sankei.com/politics/news/160821/plt1608210011-n1.html

超速射・レールガン(電磁加速砲)を日本独自で開発へ 
中露ミサイルを無力化

産経新聞 2016.8.22
http://www.sankei.com/politics/news/160822/plt1608220009-n1.html
http://www.sankei.com/politics/news/160822/plt1608220009-n2.html

日本、史上最大の国防予算を計上へ
SPUTONIKニュース 2016年08月19日
http://jp.sputniknews.com/japan/20160819/2662895.html

尖閣警備に600億円、最新巡視船3隻新造へ 政府、2次補正で
日本経済新聞電子版 2016/8/22 1:29
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS21H1O_R20C16A8MM8000/



日本とアセアンはG20でシナの侵略行為を非難せよ!

               日米海軍合同演習
         原子力空母ジョージ・ワシントンと海自護衛艦隊


とりあえずは・・・

 日米安保で米軍との共同軍事演習を、
 尖閣海域で行うことだ。

次に・・・

 安倍首相も政権前に公言していた、
 尖閣諸島に自衛隊の常駐基地と、
 海自の港湾施設を整備することだ。



   自国を守る戦争すらできない国は亡びる!
   日本は一刻も早く「戦争できる国」になろう!



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Posted by トラネコ at 00:00│Comments(5)国防・軍事外交
この記事へのコメント
支那の当面の目標は尖閣が領土問題と世界に認識させること。という意見を青山繁晴さんは持っているそうです。これをどう考えるかは人それぞれですが、何も防衛だけでなく、例えば、石垣の漁民の方が普通に漁をするとか、尖閣に灯台とか気象観測、海洋観測、生態調査とかは出来ると思うのですが、そういう事はやりませんよね。G20で一時支那の邪魔が無いうちにこういう事を進めて、実効支配してしまえば支那のメンツと一緒に計画も潰れると思います。

これも米国の外圧で出来ないのか、推測ですが、
害務省は余計なことしてほしくない。
罪務省は余計な金を出したくない。
米国は国務省が支那と揉めたくない。
総理としてはこの1件を利用して憲法改正したい。
みたいな思惑が相互に絡んでいるのでしょうか。
「備えあれば、憂いなし」しっかりしないといけませんね。
Posted by おしょう at 2016年08月26日 06:27
おしょう様
同意です。
>これも米国の外圧で出来ないのか、
どうもそうみたいですよ。
いろいろな方面の情報からもアメリカ国務省の圧力はかなりなものらしいです。アメリカも同盟国がシナとの紛争に巻き込まれるのは真っ平なんです。
日本も軍事同盟組んで守ってもらっている以上、文句いえないみたいですね。ここが属国の悲しいところです。しかしこれに甘えてきた戦後70年がまさに日本国憲法なんです。これを改正、制定しないうちは日本はいつまでもアメリカの属国のまんまでしょう。
Posted by トラネコトラネコ at 2016年08月26日 19:27
トラネコ様
もう米国もいいかげんにしてほしいです。佐々さんが以前、米国は「長男病」と言っていたのがよくわかります。支那の利益が欲しいから争っては欲しくない、けど、海洋進出も困る。日本に強くなってほしいが、強くなってもこまる。おまけに、日本の利益も奪いたい。もう、本当、長男でもいいから日本に口出さないでほしいですね。
その為にも憲法改定なんでしょうが、そんな矢先に支那が動いたようです。

http://www.sankei.com/affairs/news/160827/afr1608270003-n1.html

どうやら、支那の国内法で日本領海内での拿捕等の摘発が出来るように法律が出来たそうです。これでも、現内閣は動かないつもりでしょうかねえ。
せめて、「領海警備法」でも通して対抗しないと。G20をボイコットするぐらい必要だと思います。
Posted by おしょう at 2016年08月27日 14:06
二階俊博が、大華国と仲良しなのも気掛りですが、蓮舫が本名の「村田蓮舫」を名乗らないのも問題だという指摘があります。日本に帰化し、日本人と結婚し、日本の政界で活動するなら、日本人らしくしろということなのですが、こんなのが野党第一党の代表になれば、特亜に誤ったメッセージを送ることになりかねません。フランケン岡田を「つまらない男」呼ばわりしてミソを付けましたが、そんなことは勿論、蓮舫が「くだらない女」で、民進党が「ろくでもない政党」だということは、誰でも知ってます。とはいえ、自民党も領土・領海問題について、武力行使を含めた「毅然とした対応」を取れない様では、「頼りない政党」と思われます。尤も、「ないない尽くし」の政党の跳梁跋扈を許したのは、日本国民ですが・・・。
Posted by NTRC特撮軍団長・ヤラセロウ大元帥 at 2016年08月27日 23:58
おしょう様
同意です。
いよいよシナも日本の本気度をみる段階にシフトしましたね。
ここで真剣に防衛出動=戦争することを決断できなければ、日本侵略は尖閣はいうに及ばず、沖縄に向かいます。安倍首相がどこまで決断できるか、です。


NTRC特撮軍団長・ヤラセロウ大元帥様
同意です。
蓮舫のなまえですが、まあこれがタレント時代からの通名みたいなもので、認知度が高く短いので覚えてもらいやすいという狙いもあるんじゃないでしょうか。

しかし彼女がシナの工作員であることはネット保守の中では常識ですから、これを国民に知らせる方が優先ですね。もっとも民進党の外国人議員は皆、日本人になったとは思っていないようですけどね・・・。
Posted by トラネコ at 2016年08月28日 11:22
 
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