トランプ政権関係者が移民問題で入店ボイコットされる!?

トラネコ

2018年07月07日 00:00

◆もう外食は無理? トランプ政権幹部、相次ぎ退店や罵倒の憂き目に
ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領の下で働くと、夜の外食も楽しめなくなるのだろうか?  この1週間、トランプ政権の幹部が外食中に反トランプ派の標的にされる事態が相次いでいる。

サラ・サンダース(Sarah Sanders)大統領報道官の一行は22日夜、バージニア州レキシントン(Lexington)のレストラン「レッド・ヘン(Red Hen)を訪れた。 着席してコースメニューの最初の料理を食べていたところ、経営者がやって来て、従業員の一部から苦情が出ているので退店してほしいと言われたという。

店のオーナーシェフ、ステファニー・ウィルキンソン(Stephanie Wilkinson)さんは「この店には誠実さや思いやり、協調といった守るべき基準がある」とサンダース氏に説明したうえで、「お引き取り願いたい」と告げたと説明している。

公務外の場で市民らの反発に直面する羽目になったのはサンダース氏だけではない。 スティーブン・ミラー(Stephen Miller)大統領補佐官は、首都ワシントン繁華街のメキシコ料理店で食事中、怒った客の1人から「ファシスト」と怒鳴りつけられた。

キルスティン・ニールセン(Kirstjen Nielsen)国土安全保障長官も別のメキシコ料理店で、店になだれ込んできた左派のデモ隊に「恥知らず!」などと繰り返し罵声を浴びせられて、早々と店を出ている。
ニールセン氏はそれだけでなく、バージニア州アレクサンドリア(Alexandria)の自宅前でも抗議デモに遭っている。

■トランプ氏は反撃
米国の政治情勢は二極化が進み、足元ではトランプ政権が打ち出した厳格な不法移民対策がメキシコとの国境で危機を生み出している。 それだけに、ミラー氏やニールセン氏の場合はメキシコ料理店という選択自体も無神経だと批判を浴びている。

目下のところレッド・ヘンは、保守派からはボイコットの対象、民主党側からは称賛の的となっている。 ただ、民主党支持者も全員がもろ手を挙げてレッド・ヘンをたたえているわけではない。

オバマ前政権の大統領上級顧問だったデービッド・アクセルロッド(David Axelrod)氏は(Twitter)に「大統領報道官とその家族がレストランから追い出されたのを左派の人たちが称賛していることはいささか驚きだし、ぞっとさせられる」と投稿。
「結局のところ、これはトランプ氏が描くような米国にとっての勝利だ。今や米国は赤い皿と青い皿に分断されてしまっている。悲しいことだ」と続けた。

トランプ氏はサンダース氏の一件を受けて、25日朝にこうツイートした。
「レッド・ヘンは、サンダースのような素晴らしい人間へのサービス提供を拒否するよりも、店の汚らしいひさしやドア、窓(ペンキの塗り直しが必要だ)の掃除にもっと力を入れるべきだ。 これは外れたことがないが、見た目が汚いレストランは中も汚い!」
AFPBB News 2018年6月26日 13:09
http://www.afpbb.com/articles/-/3179985?act=all





読者諸氏はこの報道にどのような感想を持たれるだろうか?
移民で成り立つ「多様な価値観のある」、とされる国だが、
アメリカの正義というものがよくわからない事が多いのだ。

アメリカはかつて長い間アフリカ系の公民権を認めなかったり、
禁酒法みたいなおかしな法律が通れば、排日移民法みたいな
人種差別法も通過する不思議な国だ。

一旦ヒステリックな方向に進むと冷静さが失われるのは、
ヒトラーを民主選挙で選び戦争とジェノサイドに突き進んだドイツ、
キリスト教の異端審問や魔女狩りもそうだが、西欧人ってこんなものか?



             1920~33年まで続いた禁酒法
         「俺たちはビールが欲しい!」 確かにそうだよな!

      

さて・・・


資本主義経済において、客は店を自由に選ぶ権利がある、
と同時に、店側も客を選ぶ権利があるのは商売の原則だ。
つまり売買の相互主義とでもいうべき商習慣だ。

但し、店は待ちの構えだから、どのような客を求めるのか、
或いはどのような客を拒否するのかを表示する必要性
はある。
それは店側の客に対する選択拒否への礼儀でもあると思う。

もちろん常識の範囲を逸脱する言動の客は明示以前の話だが、
飲食店では動物同伴お断り、温泉にもある入れ墨入れた人お断り、
そのようなお断り対象者を入口に表示する義務はあると思う。

これは法的にそれが定められてはいないが、
社会人として、商売人としての礼儀だと思う。





さてこの記事におけるトランプ政権の幹部たちの受けた入店拒否だが、
商取引の原則からいえば、店側の言い分、入店拒否は合法だと思う。
店主が嫌いな客は入店お断りもOKだろうと思う。

ただしこの場合も、店側としてはあらかじめ、
「トランプ政権関係者は御来店をお断りします」の表示は必要だろうな。
一旦入店を許し、注文し料理を食べている最中に出ていけはないだろうと、
個人的には思う。同じことをされれば店主はどう思うだろうか?

  店が客を選ぶならキチンと表示はすべきだ!
  その点、日本の隣人たちは筋が通っている!




          さすが朝鮮人はきちんと表示してるわ~♪
          日本で同じ事をやったら即ヘイトガ~だもんなw




        「日本人・フィリピン人・ベトナム人・犬は入店お断り」
        北京飲食店に掲示 シナ人も良心的だな~♪





店のオーナーシェフ、ステファニー・ウィルキンソンさんは
 「この店には誠実さや思いやり、協調といった守るべき基準がある」
 とサンダース氏に説明したうえで、「お引き取り願いたい」と告げたと説明している。

意味不明だw

読者諸氏にはこの店主の言い分が理解できるだろうか?
「誠実さや思いやり、協調といった守るべき基準」は結構だが、
この事と報道官への退去要請とどう整合性があるのだろうか?

入店お断りなら最初から店にいれなければいいだけのことだ。
食事を食べている最中で出ていけは実に社会人として失礼である。
この件に関しては私は店主の非常識を非難する。

ただトランプの反論もな・・・

 

              子供の喧嘩かw




「大統領報道官とその家族がレストランから追い出されたのを
 左派の人たちが称賛していることはいささか驚きだし、ぞっとさせられる」

全く同感である。

もしこれが民主党ヒラリー・クリントン政権の閣僚であったら、
同じことが起きてもアメリカ社会は文句言わないだろうか? 
リベラル系マスコミは、店側を正当な権利だというだろうか?

リベラル派特有のWスタのヒステリックな差別だ!、
人権侵害だ!という批判は起きないだろうか?
その店のボイコット運動は起きないだろうか?


日本に置き換えれば・・・

私がレストラン経営者で、入口に立憲民主党や共産党の関係者に、
入店お断りという張り紙を掲示
した場合、これは許されるだろうか?
逆に小西ひろゆきが店経営者で、自民党関係者は入店お断りはOKなのだろうか?

日本の人権・平和系のバカサヨクなら、同じことをされれば、
ヒステリックに大騒ぎする事は間違いないのは定番だからだ。
今回のアメリカの一件もマスゴミは店側に好意的なのだろうと思う。



           レストラン「レッド・ヘン(Red Hen)




ところで、私が理解出来ないのは、
アメリカの人権とか公平、公正の基準である。
ここからは今回の事件と関係が深い移民問題に触れていきたい。

トランプ大統領の厳しい不法移民に対する処置だが、
不法な移民への厳しい対処が何故批判を浴びるのか?
悪いのは「不法」な移民であって、それを取り締まるのが政府の仕事である。

今回の不法移民の親子を引き離すという措置の意味がわからないが、
基本的にこれがなくても不法は不法なんだから強制送還は当然だ。
これを見逃す行政や司法の方が間違っているのである。



        移民したけりゃ合法的な手続き取って来るべきだ。


ところが・・・

不可解なのは、いくつかの不法移民を抱える都市の判断である。
これらが不法移民を強制送還しないという主張自体が理解できない。
それどころか不法移民に一般市民と同じ公的待遇を享受させるというのだ。

その不可解な代表都市が、サンクチュアリ・シティと呼ばれる、
不法移民をかくまう保護区域で全米に300か所以上あるという。
代表的な大都市では、不法移民が多く住むニューヨーク、シカゴ、
ロス・アンゼレス、サン・フランシスコ、シアトル
などがある。

この地域は連邦移民局や入管の立入検査や協力を拒否しており、
ここにいけば不法であっても強制送還されない「特権」がもらえるのだ。
理由は不法であっても基本的人権は侵害できない、というものである。






う~ん、その考え方おかしいんじゃないか?
確かに犯罪者でも基本的人権派を認められてはいるが、
違法行為を犯せば、法の下に刑に服するのが法治国家ではないか?

サンクチュアリ・シティは移民に関しては違法性を許容するというのだ。
しかも法を犯した者=犯罪者をかくまい、善良な一般人と同じ待遇を与える・・・
私にはまったく理解できないアメリカの「もう一つの正義」である。

ただその背景を調べてみると、不法移民の多くは3K 労働者が圧倒的で、
農業や土木建築業、掃除人や給仕などほとんどがヒスパニック系不法移民である。
つまり彼らがいなくなるとアメリカ人の生活や産業が成り立たなくなってしまうのだ。





しかしそうだとしても、不法に入国し労働することを認めるから、
今後も不法だろうが何だろうが入国し住み着けば勝ち!になるのだ。
まさに不法入国した者勝ちである。

しかしトランプ政権も黙ってはいない、不法移民をかくまう都市に対して、
連邦政府からの補助金停止を行う大統領令に署名するなどしているが、
サンクチュアリ・シティ側もこれを司法に訴え戦う姿勢を示している。

<関連エントリ>
前科者の不法移民保護? 米大都市は「不法都市宣言」したのか!?
http://ryotaroneko.ti-da.net/e9137196.html


移民問題で殆ど問題にならないが・・・

 不法移民を出す側の国の政治・経済・社会にも
 改善すべき多大な問題がある事を認識すべきだ!




             米墨国境に建設された「壁」
        壁建設の費用負担をメキシコにとトランプはいうが、
        経済移民を出すメキシコ側の責任も認識すべきだ。




日本も近年、安倍政権の不見識な外国人労働者積極的受け入れ策や、
「世界最速の永住権取得制度」という実に狂った愚策を進めており、
アメリカやEUのような移民問題も今後起きて来るはずである。

何度も述べてきたが日本は決して、まったく価値観の異なる異民族の、
大量移民を受け入れるべきではない
のである。これは国家崩壊の前兆、
しかも日本人が暮らしにくくなる悪政策なのである!

安倍首相は移民ではなく一時滞在の外国人労働者であるというが、
旧西ドイツのトルコ人労働者は皆一時滞在資格で居ついてしまった。
今では4世までいる年金生活者の世代になっているのである。

この事実を安倍首相はわかっているのか?



           安倍、自慢げに言う事じゃないぞ!


移民問題に関して日本の政界はまったくドイツ並みに狂っている。
与野党こぞって移民推進する空気が支配的だし、安倍首相はかつて、
移民は考えていないと公言したが、外国人労働者大量受け入れや、
永住権簡単取得は結果的に移民になっていくのである。

いまでも行方不明技能実習生が、累計すれば万単位に増えている。
彼らも何年も潜伏し労働すれば違法移民で亡くなる可能性もあるのだ。
いい加減日本もアメリカやEUを他山の石として学ぶべきである!
  ↓
外国人実習生の失踪急増、半年で3千人超 賃金に不満か
朝日新聞 2017年12月13日
https://www.asahi.com/articles/ASKCX5CHBKCXUHBI01T.html










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