てぃーだブログ › トラネコ日記 › 文化 › 英語学習について

英語学習について

2009年08月13日

★「英語は苦手」中学生の6割 2年生対象、民間調査

中学生の6割は英語に苦手意識を持っていることが、ベネッセコーポレーションの調査で分かった。小学校の総合学習の時間などで中学入学前に英語の授業を経験した生徒は9割に上っているが、「(授業で)英語に興味を持った」という生徒は4割程度。今年度から小学校で外国語活動の先行導入が始まったが、興味・関心を高める授業づくりが求められそうだ。

調査は今年1~2月、全国の公立中学校から抽出した33校の中学2年生に質問用紙を配布して実施。2967人から回答を得た。調査によると、91.4%の生徒が既に小学校の総合学習の時間などで英語授業を経験。授業の頻度は「週1回くらい」が23.2%、「月2~3回くらい」が18.6%、「月に1回くらい」が21.3%。内容は「簡単だった」が75.2%、「楽しかった」も70.7%いたが、「英語に興味を持った」と回答したのは41.8%にとどまった。 (16:00)

日経新聞 http://www.nikkei.co.jp/news/past/honbun.cfm?i=AT1G0502T 08082009&g=K1&d=20090808


世界の笑い話で国力をかけて教育しても、成果が上がらない各国の教育事情があった。
例えばアメリカ人の平和教育、中狂人のマナー教育、イタリア人の性教育・・・・・
そして日本人が英語教育であった。

私の従兄弟で日系カナダ人がいるのだが、彼曰く、日本の教育は優秀だが、
日本人は一般に中学、高校6年も英語を勉強しても英会話が出来ないのはなぜ?
と問われたことがあり、答えに窮したことがあった。

言われてみればなるほどそうのとおりだ。
6年間も勉強してもロクに会話も出来ない教育って何なんだ、と思いたくなる。
特に今の40代から後半の世代は、文法中心で読み書き作文を徹底的にやらされて、
それでも会話はできない。英語嫌いもいまより多かったのではないかと思う。

でもその後英語教育の指導要領改正で、「使える英語」というのが、
英語教育の指導の重点にかわって、文法力より会話力重視になり、
教科書も実践的会話力に重点をおいたフレーズが増えたらしい。
さらに後には現在各校に配置されているALT(Asistant Language Teacher)により、
英語圏出身者のネイティブな英語に接することができるようになった。

一見すると我々の時代よりもより実践的な英語教育になった観がある。
さらには海外留学などが珍しくなくなった今では、
我々の時代よりも普通に英語に接し、学ぶ機会も多くなり、
英会話人口も多くなったのは確かだと思う。
しかしこれはあくまで個別の話であり、一般論ではない。

では一般的に今の20代、30代の人たちは皆英会話が上手いのか?

私はそうは思わない。

少なくとも自分が接してきた高校生を見る限り、我々の世代よりも、
彼らが英語力も会話力も優れているとは決して思わないのだ。
若い世代が英語の文法学習を軽視されたわけではないだろうが、
我々の世代の教育よりかは重視はされていないだろう。
文法力に関しては我々の世代の方が上ではないかと思う。

私は特別英語が得意だったわけではないし、
学校卒業後、とくに英語学習を継続したわけでもないが、
今でも辞書さえあれば、読み書き程度は出来る。
単語や熟語や言い回し表現は覚えていないが、
英語の基本文法はいまでもはっきり覚えており、
5文型などはいまでも例文をあげて説明はできる。
しかし会話となるとお寒い限りだが・・・

おそらく我々の世代でそこそこ大学受験の勉強をしてきた者は、
とくに日常、仕事や趣味で英語を勉強している人は別にして、
多少の差はあれ、みんなこの程度の英語力ではないかと思うのだ。


実践的英語教育も結構だが、英会話と基本文法は学習体系はことなる。
会話力に重点を置くといっても中学で週に三回程度の英語の授業で、
会話力なるものが育成されるのかどうか、はなはだ疑問
である。

とくに日本語のような特殊言語の国民が、
まったく言語体系も発音の異なる印欧語の英語を会話として習得するには、
今の学校教育の現場では絶対に不可能だと断言する。

今の若い世代は一般にだが、英会話も出来ないし基本文法も知らない。
実に中途半端な学習を受けてきた犠牲者なのだと思う。


私自身スペイン語学習を実践してみて思うことだが、
全く異なる言語体系の言語学習をするためには、
例え学習内容が会話であれ、読み書きであれ、
必ず言語構造を知らないと習得は不可能だと思う。
それが文法である。
ある程度の基本文法を習得してから、実践的に会話に入ったほうがうまく行くと思う。


私は小学校からの英語教育に反対である。
これはいたずらに教育現場の混乱をまねくだけだと思う。
また今みたいな中途半端な英語学習では、かえって調査結果みたいに、
苦手意識を植え付けられたり、英語嫌いをつくりかねないだろう。

中学校でさえも英語学習は最低週に1回でいいと思っている。
中・高等学校には選択制を導入して、学びたい生徒には毎日でも、
授業を受けれるようにすればいいと思っている。
日教組お得意の悪平等主義には絶対反対である。


国際化教育が叫ばれて久しいが、私はいまだこの国際化教育というのがわからない。
前任校に「国際~科」というのがあったが、いったい何が国際なのか聞くと、
単に英語の授業が多く、修学旅行に海外ホームステイがあるということだけらしい。
そうか国際化というのは英語をたくさん学べば国際なんだ♪ と思ったのだが・・・・・

それはそうと・・・・

よくよく考えてみれば学校卒業して一体何人の生徒が、
将来的に英語を必用とする仕事や生活環境に向かう
のだろうか?

ちなみに英語が世界共通語と言えど、ここ中南米では英語はまったく通じない。
アフリカでも中西部はフランス語しか通じないだろう。
アジア地域でも旧英国領以外は一般に英語は通じないだろう。
英語オンリーの外国語教育では通用しない世界もあるのは言うまでもない。

話をもどすが・・・

仮に40人学級で半分いるか?いや10人いるだろうか?
どなたかデータをご存知の方がいればご教示お願いしたい。
もちろん学校の種類やレベルによって異なるだろうし、
一概に何人とはいえないだろうが、独断を承知で想像すると、
まあ5人いるかどうかだと思う。

大多数は旅行以外に日本を離れることもないだろうし、
英語を必用とする仕事にも就かないだろうし、
殆ど日本語だけで人生を送る人びとではないだろうか。

であれば、なにも全員に一律に同じ時間数の英語教育する必要はないだろう。
最低限共通の学習時間を決めて、後は選択制で必要に応じて授業をとれば、
英語が嫌いとか苦手な生徒は別の学習を選択すればよい。
将来的に英語の必要な人は高校のESSで活動したり、
自分で会話学習したり専門学校に行けばよい。



まさか民主党政権になったらシナ語やチョーセン語教育が、
義務化になるのではないだろうな?
既に大阪府のどこやらの公立学校では民族教育と称して、
チョーセン語教育を取り入れている小中学校があるとか・・・


いやいや、やっぱり民主党政権は、日中友好友愛でもって、
シナ語を第二日本語にしようなんて言い出しかねないwww

やっぱり民主党政権、絶対はんた~~~~~~~~い!





「すべての日本人に捧ぐ」
http://www.youtube.com/watch?v=yPcL0QgE1Yk&feature=PlayList&p=8D8EDA545107C442&playnext=1&playnext_from=PL&index=57
↑の「大地讃頌」はとても良い曲です。

NHKの受信料解約祭り実施中♪
http://www.geocities.co.jp/Bookend/3326/nhk2.html

民主党政権は日本の終焉!
「民主党の正体」
http://www35.atwiki.jp/kolia/pages/159.html



同じカテゴリー(文化)の記事

Posted by トラネコ at 00:00│Comments(5)文化
この記事へのコメント
》民主党が政権をとったら~

おおいにありえますよね…。ただでさえセンター試験の外国語選択で韓国語があり、更に平均点が他の外国語に比べて40~50点高いそうですから…

最近、近所を中国人がウロウロするようになったので、民主党政権は勘弁して欲しいです…
Posted by 坊主 at 2009年08月13日 09:22
坊主様
コメントどうも!
明日はあなたに紹介頂いた民主党の国連警察隊に突っ込みいれますから、お楽しみに!
Posted by トラネコトラネコ at 2009年08月13日 09:56
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。