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ヘリ搭載型護衛艦『いずも』進水!

2013年08月07日

海自のヘリコプター搭載護衛艦「いずも」が横浜で進水式、
中国専門家は「これは“空母”だ!」

中国のラジオ番組・中国之声「新聞縦横」は、日本にとって“原爆記念日”である6日、“準空母”と呼ばれる海上自衛隊のヘリコプター搭載護衛艦「いずも」(22DDH)の命名・進水式が横浜港で行われたと報じた。6日付で中国広播網が伝えた。

ヘリ搭載型護衛艦『いずも』進水!


全長248メートル、全幅38メートル、吃水7メートル。現役のDDHとして最大を誇る「ひゅうが」の1.5倍の大きさ。2015年に就役する予定。中国の軍事専門家、宋暁軍氏は「排水量や甲板の設計から見て、限りなく“空母”に近い造りになっていることから、“準空母”と呼ばれている」と指摘する。

記事は、「世界で最初に空母を建造したのは日本だが、第二次大戦の敗戦国として、現在は空母を持つことが禁じられている。だが、日本は近年、“ヘリコプター搭載護衛艦”名義で『ひゅうが級』の“準空母”を2隻装備した。『いずも』が就役すれば3隻だ。日本はこの3隻をどう使おうと言うのか?」と警戒感をあらわにした。

ヘリ搭載型護衛艦『いずも』進水!


これに対し、宋氏は「集団的自衛権の行使が容認された時、これら“準空母”が役に立つ。日本は近年、侵略の歴史を否定する言行を活発化させ、再び軍事力をつけようとしている。このような危険な動きに対し、中国は警戒すべきだ。日本の動きを黙認している米国もよく考えたほうが良い」と指摘した。
XINHUA.(新華経済)JP  8月6日(火)21時52分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130806-00000034-xinhua-cn




まず初めに時差の関係でずれていますが・・・・


     
     本日8月6日はアメリカの原爆の生体実験で、
     日本国民が大量虐殺された、日本人にとって、
     決して忘れてはならない日の一つです。


 
   原爆で亡くなられた
   多くの日本国民に
   哀悼の意を捧げます。



    
     このような惨禍を二度と繰り返さないためにも、
     日本の核武装を早急に実現させましょう!
     近隣諸国は狂気の核武装国家ですから。




では、本題に・・・

  まあ、どう見ても空母だな(笑)

しかし、日本の法制上、憲法に照らし合わせても空母ではない。
『軍隊』の存在しない日本の『自衛隊』の『護衛艦』なんだな。
だからヘリ搭載型護衛艦ということで、シナ様もご安心くださいね~♪

しかし、広島原爆投下の8月6日に合わせて進水式を行うのって、
何か意図があるんじゃ・・・? アメリカへの復讐の炎を燃やしつつ・・・
な~んて下衆の勘ぐりはやめておきましょう(笑)。


『いずも』は全通甲板を持つ護衛艦『ひゅうが』、『いせ』に続いて3隻目で、
旧帝国海軍の空母と同等の規模を持つ、海自最大のヘリ搭載型護衛艦である。
また垂直離陸機の噴射に対応できる耐熱甲板も装備されているようだ。

『いずも』にはF-35Bを搭載可能とはいうものの、現在まだ開発段階であり、
F-35B の実用性は未知数であるが、米海兵隊も使用中のハリヤーⅡ型も搭載可能だ。
島嶼防衛に艦上戦闘機が、現段階で必要かどうかは議論の余地はある。


シナが懸念する、というかいちゃもんレベルであるが、現段階では、
日本が独立型外洋型艦隊を保持することは不可能である。
ヘリ空母型護衛艦はいわゆるアメリカ型の空母打撃群運用艦船ではない。

ヘリ搭載型護衛艦『いずも』進水!

        アメリカ海軍・空母打撃群。海面下には複数の潜水艦も随伴する。

写真でお分かりのように空母運用には、多くの護衛艦艇の随伴が必要であり、
運用経費は莫大なものになり、費用対効果の面でも非現実的である。
だから空母打撃群を保有できるのも、現在アメリカだけである。

ただしアメリカ海軍の補完型機能は十二分に果たせると思うので、
今後の南シナ海における東南アジア諸国との同盟関係において、
対シナ防衛戦争には活用される可能性はあるだろう。


尖閣諸島侵略を目論むシナが懸念するのはむしろ、
『いずも』が島嶼奪還作戦に機能を発揮する
ことではないのか。

このタイプは島嶼奪還作戦にはかなりの威力は期待できるだろう。
攻撃型ヘリと空自のコラボに加え、陸自の戦闘車両の輸送艦機能もあるから、
あえて例えるなら強襲揚陸艦である。

無論防御力の脆弱なヘリ空母は単独でなく、艦隊運用される。
海自にはイージス艦もあるし、世界最高の通常型潜水艦もある。
現段階での尖閣諸島に限った防衛には、ほぼ大丈夫だろう。


だとすれば・・・

シナ・チョーセンが危機感を持つことは、
日本の国防に大いなる効果が期待できる!


ヘリ空母、あ、いや、ヘリ搭載型護衛艦3番艦『いずも』の進水は、
我が国の専守防衛には大いに歓迎すべきことだといえる。
このタイプはさらに1隻も建造し、4隻体制にするらしいが、
個人的にはあと最低でも6隻は潜水艦欲しいけどね・・・

ついでに繰り返し述べておくが・・・

敵に『脅威』を与えてこそ、
防衛力は有効に機能する!




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Posted by トラネコ at 16:00│Comments(8)国防・軍事
この記事へのコメント
こんばんは。実は私、只今夏休みを利用して島根に旅行中であり、そのような時にこのいずもが進水したと云う事に何とも言えぬ感慨を覚えました。
シナや朝鮮は案の定やれ空母だ空母だと大騒ぎしているようですが、第二次大戦中ならいざ知らず、現代においてはやはりこれはせいぜい軽空母であり空母と呼べる代物ではないでしょう。第一おっしゃるように空母を運用するには経済的にも人的にも莫大な資産が必要であり、シナの張りぼて空母ならまだしもアメリカの巨大な原子力空母に比べれば大幅に見劣りするのは否めません。もっともシナ朝鮮が騒ぐ=方向性が合っている、という事なので喜ばしい事に代わりはないでしょう。今の時代の空母は、かつての戦艦のように重厚長大が極まりアメリカはともかく普通の国家にはおいそれと動かすのも困難な状態になっていますので、遠からず海軍の主役の座から下りる事もあるかも知れませんね。
ところで戦艦と言えば、日本の敵国は近海に集中している関係上戦闘機の援護も受けやすいと思いますので、半分シャレのようなものですが戦艦の二隻くらいはあってもいいのではと思うのですがいかがでしょう?対地・対艦戦闘の火力は言うに及ばず、強大なものに過剰反応を示すシナ朝鮮への威嚇にはもってこいな気がします(笑)
Posted by 奥州力 at 2013年08月07日 21:08
ヘリ空母「いずも」と日本製オスプレーの装備と潜水艦を始めとするミサイル装備で海洋防衛は完璧ですね。

統一教会と政治家で調べてますが、せと弘幸氏のブログの統一教会と勝共連合と朴大統領と立正公正会で調べて自民党と統一教会の繋がりが納得しました。

以後想像まとめです。


中国共産党と北朝鮮を脅威に感ずる朴大統領とClAが当時拡大中の統一教会の文教祖を立て反共を打ち上げた。

その頃日本の創価など複数のカルトが政治的に動き出した。
出遅れた立正公正会の小久保氏が三桁の会員を引き連れ統一教会に改宗(宗教的にではない)。

小久保氏は自民党の岸氏や右翼の笹川氏の援助の元勝共連合を立ち上げて反共と共に拡大引き連れた教徒を幹部に日本中に布教した。
その後、文鮮明が北朝鮮にすり寄り小久保氏が早死にしたため勝共連合は縮小する羽目となる。  自民党とも小泉純一郎の解散総選挙までは蜜月であったが、大半が自然消滅で一部の議員が残る。
然し民主党や維新と自民党にも勝共連合では無く統一教会と繋がりのある議員は存在します。

結論は現在の統一教会と安倍晋三総理は繋がりはありませんし創価と統一教会は敵対視(私は創価は他の宗教に宗教的憎悪してる事を知っている為)していて連立している自民党安倍晋三が目の前で統一教会と繋がる事を許さないでしょう。

統一教会はツボ売り洗脳拉致政治的圧力と只の世界的犯罪宗教です。

詳しくはせと弘幸氏の「統一教会と勝共連合」でどうぞ。
長々スミマセン。
         今、毎日テレビで沖縄の大戦中の島田あきら県知事のドラマ10月10日の那覇空襲の「生きろ」やってます。
ちょっと興味あり見てみます。
Posted by なにわ爺 at 2013年08月07日 21:11
空母でいったら「加賀」クラスという風に言われてますね。「赤城」の方が1メートル「大鳳」は約9メートル飛行甲板が長くなってますが、大東亜戦争に出征した大型の空母とさほど変わりませんwwこれでカタパルトがついてくれれば完璧です。あくまで護衛艦ですからね。旧ソ連の空母も重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」っていうのもありますし。

これは航空機運用を視野に入れてるのでは?と勝手に思ってます。仮想敵はそんなに遠くない国なので、このくらいの護衛艦で十分抑止できるとは思いますが、できたら333メートルの護衛艦を建造してくれたらありがたいです。それこそ第一航空戦隊、第二航空戦隊そして翔鶴型で編成された第5航空戦隊の復活を望んでやみません
Posted by やま at 2013年08月08日 00:34
奥州力様
どうもです。
そうですか、島根もいいところですよね。私も出雲大社さんには3回くらいお参りさせて頂いたことがあります。また隠岐の島にも一度行ったことがありましたね。

戦艦保有ですか、う~ん、私は軍事の専門家ではありませんが、戦艦はやはり大艦巨砲時代の過去の産物かと思います。まず建造費ですが、今回のDDHで1200億円で、これはイージス艦並みです。戦艦なら装備にもよるでしょうが、1500億はかかるでしょう。費用対効果からいけば、近隣の基地外国家を念頭に置くなら、やはり海の忍者『潜水艦』ですね。通常型だと500億、原潜で1500億ですから戦艦もつなら潜水艦でしょう。

以前書いたんですが、現用の海自潜水艦は練習用を除けば16隻しかないのです。不幸中の幸いですが馬鹿の民主党政権のマトモな政策では、潜水艦を20隻体勢に持っていく政治判断をしました。これはGJでしたね。私は少なくとも23~26隻は欲しいと思っています。30隻なら完璧です。可能ならばSLBM発射型の原潜も1隻あれば尚いいですけどね。


なにわ爺様
統一教会の情報有難うございました。私はまだ調べていませんでしたので、概略は理解できました。まあ冷戦時代の反共運動の一環で自民党ともつながりがあったということですね。しょせん宗教団体も金と権力ですから、そのときの時流でどうにでも転がって行きますよね。


やま様
>旧ソ連の空母も重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」っていうのもありますし。
あれ知ってます。
あれが巡洋艦なら『いずも』は立派な護衛艦ですよ(笑)

>これは航空機運用を視野に入れてるのでは?
そうでしょう、間違いなく。
だって甲板が『ひゅうが』でさえ耐熱甲板だといいますから、これは垂直離発着機の噴射熱を想定しているものと思われます。ただ運用に関しては島嶼防衛において、具体的にどう利用されるのかは不明です。航空機の航続距離からいえば与那国に航空自衛隊を置ければ問題ありませんしね。

ただこの先憲法改正に伴い、東南アジア諸国との同盟関係構築が実現されれば、自衛隊の南シナ海への出陣はありえますし、このときには艦載機も搭載という可能性が出てくることを想定しているような気がします。ただ空母打撃群部隊の保有は、日本の防衛から見ても非現実的で、経済的でもありませんから、私は反対です。
Posted by トラネコトラネコ at 2013年08月08日 03:46
本題の出だしで速攻笑わせて頂きました、ありがとう御座います。

なんと素晴らしい護衛艦なんでしょう、もう一度言わせて下さい、護衛艦なんでしょう(笑)抑止力増大、安心感格段向上。やっぱり軍艦は無くとも護衛艦位は必需品ですね~。
Posted by 猫ザト at 2013年08月08日 14:34
猫ザト様
そうです、護衛艦です。
世界に誇る『ヘイワケンポー』を持つ日本に航空母艦などありませんぞ、キリッ!
Posted by トラネコトラネコ at 2013年08月08日 15:07
今月の上旬ですが記事の通り新しいヘリ搭載護衛艦が就役しました。

しかも艦名が「いずも」というのに凄く意識しました。地元の、それも大社があり神話の里の地名というのも何かの縁ではないかと(しかも就役したのが8月6日というのこれも運命みたいなものだろうか?と自分も意識してしまいました)。

少しづつではありますがこのように防衛体制を整えてくれるのはせめてのもの救いと思います。

しかしやっぱり気になるのはどこが模型化するか?ということであります(笑)
1/700ウォータラインであるならタミヤ・ハセガワ・アオシマ・フジミのいずれかか1/350であるならピットロードかもしれません。
Posted by 無所属廃人 at 2013年08月20日 09:39
無所属廃人
それから『いずも』の名称は島根県、島根県といえば尖閣諸島です。
これ何かの縁ですかね? 偶然ととらえるべきですかね?

模型化は当然するでしょう。
『ひゅうが』もシナのダサい空母撃沈の箱絵がシナ人を怒らせていましたから、『いずも』の模型の箱絵は背景には竹島があって、チョン海軍が大破している絵で御願いしたいです(笑)。
Posted by トラネコトラネコ at 2013年08月20日 09:53
 
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