“戦争で取り返すしか”ロシア側からも批判
北方領土の国後島を訪問した日本維新の会の丸山議員が、「戦争で取られた島は戦争で取り返すしかない」という趣旨の発言をしたことを受けて、ロシア側からも批判があがっている。
ロシア上院のコサチョフ国際問題委員長は１３日、丸山議員の今回の発言について、
「日露の関係において最悪の発言」と批判した。ロシア上院・コサチョフ国際問題委員長
「そのような挑発的発言ができるのは、領土問題の根本的解決を望まない人々だ」
その上でコサチョフ委員長は、丸山議員の発言について
「難しい領土問題について、双方の立場を近づけようとする建設的な意識が一切見られない」と述べ、不満を示した。
日テレNews24 5/14(火)
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20190514-00000043-nnn-int
＜参考＞
日本の領土をめぐる情勢：北方領土 外務省
https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/hoppo/hoppo_keii.html
この発言は公的な場ではなく酒席であり、丸山議員も相当飲んでいたらしい。
そこに隠しマイクか何か知らんが
ゲス記者の録音の罠に引っかかったのだ。
丸山議員もツイていないな・・・
私はこんなことで
議員辞職する必要はないと思う。
これこそ
表現の自由であり、思想信条の自由ではないか!
不謹慎言動で辞職するなら立憲民主党には山のようにいる!
さて・・・
まったくその通り、事実じゃないか、
なぜこの発言が暴言なのか?
ロシア上院のコサチョフ国際問題委員長は１３日・・・
＞
「日露の関係において最悪の発言」
＞
「そのような挑発的発言ができるのは、
領土問題の根本的解決を望まない人々だ」
＞
「難しい領土問題について、双方の立場を近づけようとする
建設的な意識が一切見られない」と述べ、不満を示した。
「領土問題の根本的解決を望まない」のはロシアである。
なぜなら
ロシアは「北方領土は第二次大戦の勝利の結果」だと主張している。
もちろんこれは
全くのウソであるのは教養ある日本人は皆知っている話だ。
↓
＜参考記事＞
北方領土にシベリア抑留 「対日戦勝者」ロシアの正当化
¡IRONNA 『月刊Wedge』 2011年09月01日
https://ironna.jp/article/2743
事実は日本がポツダム宣言受諾後、いきなりロシアは樺太、千島列島の侵略を開始、
しかも
日ソ不可侵条約がまだ有効な期間であるにも関わらず、それを破り、しかもである、
日本軍が武装解除をした後に、武力攻撃をしかけ多くの民間人を虐殺したのである。
それ以降、
ロシアは千島列島を含む北方四島を不法に占領しているのだ。
「難しい領土問題について建設的な意識が一切見られない」のもロシア側である。
ロシア人も近代を装った野蛮人だから建設的意見などないのは周知の事実だが、
安倍政権もロシアへの見通しは実に甘い、大甘過ぎであると私は思う。
私は数年前から
日露平和条約交渉は時期尚早だと述べてきた。
日本はロシアと対等に交渉できる能力も資質もないからである。
しかし
カネの事しか頭にない経団連がそれを自民党にさせているのだ。
＞
「戦争で取られた島は戦争で取り返すしかない」
まったくその通りだ、
何が問題なのか?
そもそも・・・
2014年のロシア軍によるウクライナのクリミア半島は、
軍事力ではなく平和裏に話し合いによる併合だったか?
コサチョフ国際問題委員長、
鏡に向かって言ってろ!である。
古来より
汎スラブ主義を掲げて
南下政策で侵略を進めてきたロシアが、
マルクス主義を掲げて共産主義の世界侵略を推進したソヴィエト連邦が、
話し合いで奪った領土を返還した事例を私は知らない。
読者諸氏でご存知の方は教えていただきたい。
ロシアは戦争（軍事力）で他国の領土を奪ってきた代表的な国である。
しかも伝統的に条約破りのイワン（ロシア人）は欧州では有名な話だ。
こんなシナと同じの侵略国家が何をエラソーに嘘吹いているのか?
それに
メドベージェフ・ロシア首相もこう言っている・・・
「敗戦国のくせに領土を返せという国がある。
戦争で捕ったものは戦争でしか解決しない」
＜ソース＞
【丸山氏発言】
加藤清隆氏「ロシア側が怒っているというが、
９年前、メドベージェフ大統領が
『戦争で捕ったものは戦争でしか解決しない』と言ってる…」
ShareNews Japan 2019-05-17
https://snjpn.net/archives/131245
お前が言－な、コサチェフ委員長!
ウクライナ・クリミア半島制圧で緊急展開した
国章も部隊記章も付けないロシア兵の集団
一応公平と正確さを期すために述べておくが・・・
ロシアとの領土問題で「話し合い」で解決した事例は一例だがある。
中ソ国境紛争の舞台である
ダマンスキー島（シナ名；珍宝島）とその他の
国境線策定問題でシナと「話し合い」で合意した経緯があった。
しかし・・・
その前には激しい銃撃戦を何度も繰り返して死傷者も多数だしている。
だから
最初から話し合いで交渉してきたのではない、というのが事実だ。
軍事衝突後に双方の国内事情その他で話し合いをしたに過ぎないのである。
そして
ロシアがシナと話し合いをしたのは、ソ連崩壊後の経済低迷期で、
シナが大きく経済・軍事力でロシアを凌駕しつつあった背景も見逃せない。
さらにロシアとシナは核兵器は保有しているが、日本にはない。
丸山議員のいう事は正論である。
しかし現実には日本は軍事力でも、
外交交渉でも北方領土は取り戻せない。
まず4島返還は絶対不可能、できて歯舞・色丹の小さな島二島を、
法外な資金と技術を献上してようやく取り戻す、否、
買い戻すくらいが
日本外交のせいぜいできる事である、と私は思う。
つまり・・・
日本がロシアとの領土問題を解決するためには、
ロシアと対等な経済・軍事力を持つ必要がある。
また
それに相当する外交手腕も必要である。
日本は経済力では遥か昔にロシアを凌駕したが、
軍事的には自衛隊はアメリカの補完部隊的機能しかない。
それこそロシアは日本が戦争したって勝てる相手ではないのだ。
装備も士気も一流の自衛隊だが、
在日米軍補完部隊の機能しかない
さらに致命的なことは・・・
日本は
外交能力が極めて低い脆弱で稚拙な外務官僚しかいないし、
政治家にも交渉能力に優れた人材はほぼ皆無のお寒い現状だ。
現実は、日本は軍事力も外交交渉能力もないから北方領土は戻ってこない。
その証拠に日露平和交渉の妨げになり・・・とかなんとかで要らぬ忖度して、
2019年版外交青書北方領土では「日本固有の領土」という文言を外した。
こいつら本当に日本の外務省なのか? それとも安倍首相の意向なのか?
同じことは・・・
「北朝鮮に対する圧力を最大限まで高めていく」との文言も削除された。
北朝鮮に拉致された日本人をいまだに取り戻していないじゃないか!
現段階でも対北朝鮮の最大の懸案事項は核開発もあるが拉致問題である。
日本外交の致命的欠陥は相手国の性格をまったく理解していないことだ。
ロシアにせよ、北朝鮮にせよ、シナも南朝鮮も、
こちらが引けばつけあがるのだ。
それがこれまでの外交史であるにもかかわらず、同じ愚を何度も繰り返すのである。
↓
「北方領土は日本に帰属」消える外交青書、対北朝鮮圧力も削除
共同通信 2019/4/23
https://this.kiji.is/493208639240275041
こんな敵国に忖度するバカな国が世界にあるだろうか?
また・・・
バカの一つ覚えしか言わない
空想的平和主義者どもの幻想的ヘイワ論を
売国マスゴミが声高に喧伝し、売国野党どもがお題目のように繰り返す。
自民党の議員でさえこの空論を支持または暗に合意しているのである。
こういう現象を見ても日本は自主防衛などまだまだ無理なのかもしれないが、
話し合いが大事などと寝言を抜かしている
左巻きのヘイワ主義者は、
お前らが北朝鮮に行って話し合いで取り戻して証明してみろよ!
こいつらは
口先ヘイワ主義者である。
ある意味日本外交はどんな屈辱的な事をされても、
「遺憾の意～♪」しか言わない外務省とまったく同じである。
さらにさらに・・・
日本は現状では絶対に戦争はできないのである。
何故なら
日本は「戦争のできない国」という憲法上の縛りがあるからだ。
自国の防衛権すら否定した世界に類例を見ない恥憲法である。
大体な、交戦権も戦力も認めない＝防衛権を認めない、
こんなバカ憲法って世界のどこの国にあるのだろうか?
安倍改正案でさえその根幹をなす第二項を残すという。
これって真面目に憲法や国の事考えていない証拠である!
サンフランシスコ講和条約締結十数年後、
日本国憲法起草に携わった米軍関係者は、
「まだあの憲法を使っているのか!?」と驚いた。
ハッキリ言うが、現実の日本は・・・
北方領土も竹島も拉致被害者も
絶対に取り戻すことはできない!
何故なら能力がないからである!
その無能な日本を克服するためにも、
米軍サマ御謹製のヘイワケンポーを破棄し、
でも現状無理なら早急に改正するべきだ!
まず「戦争できる国」にすることだ。
こうなった時初めて拉致被害者や、
領土が戻る可能性が生まれるのだ!