ウクライナから学ぶ共産主義国支配の恐ろしさ

トラネコ

2021年06月10日 00:00

まずは以下の動画の特集部分をご覧頂きたい。

     
           01:17:08から 特集「“お花畑な人”に伝えたい
             クリミア侵攻で見た自国防衛の大切な話」



在日ウクライナ人の学生ナザレンコ・アンドリー氏による
旧ソ連の共産党政権のウクライナ支配とその実態による、
ウクライナの歴史を流暢な日本語を交えて解説してくれている。

共産主義政権による支配は旧ソ連も現在のシナにおいても、
同じ形式で支配される
ということがアンドリー氏の説明でわかった。
如何に共産主義思想が恐ろしい厄災を人類に振りまいているかがわかる。

共産主義によって支配された国の共通項は・・・

それは被支配国の文化破壊、言語禁止、民族浄化である。
旧ソ連も現在のシナも共産主義政権が支配した国でやっている事は寸分違わず、
まったく同じだというコミュニズムの定番政策がある事がわかる。


共産主義政党に支配された国はもれなく総て、
             専制独裁国家になり国民の人権弾圧をする。
             共産主義と民主主義は相反する政治制度だ。


なぜ共産主義がそのような事をするのかといえば・・・

 労働者による世界政府の樹立が目的だからだ!

現在破綻しつつあるEUの労働者による世界版と考えれば分かり易い。
これは国境がなくなり人・物・金が自由に世界を循環するシステムだ。
経済システムによるグローバリズムと同じ発想である。

その為には民族の伝統的文化、生活習慣、言語、宗教・・・が邪魔になる。
左翼が国旗・国歌を否定し、地域共同体や家族を解体するのも、
すべて世界政府樹立の邪魔になるナショナリズムだからだ。

そして経済流通には各国の関税障壁は最も邪魔な存在になる。
だから関税障壁を取り払い経済の自由化を推進するのである。
これによって競争力のない国内産業はすべて潰されるのである。



                 共産主義の世界政府ができれば
                こんな統一政府旗が出来るかも?



さて・・・

ウクライナは肥沃な黒土に覆われた穀倉地帯であるにもかかわらず、
1932年~1933年にかけてスターリン政権によって食料をすべて取り上げられ、
人工飢饉を強いられ犠牲者は最低150万人から最大で1450万人いたという。

いずれにしても莫大な数のウクライナ人が虐殺され、まさに民族浄化である。
これはナチスのユダヤ人虐殺と何ら変わらない民族絶滅政策である。
これをウクライナではホロドモールと呼ばれている。

ちなみに公平を期すために述べておくが、ユダヤ人を虐殺したのは、
何もナチスドイツだけではない、古来より欧州各地で行われてきたことで、
旧ソ連や東欧圏でも、さらにウクライナでもポグロムと呼ばれる大虐殺
があった。

<参考記事>
HOLODOMOR:ウクライナの大飢饉 - 歴史 - 2021
https://ja.madskillsvocabulary.com/holodomor-grande-fome-na-ucr-nia

<参考動画>
☭(共産主義の犯罪)人工的な大飢饉ホロドモール(ウクライナ)☭
https://www.nicovideo.jp/watch/sm17239991



              これはアウシュビッツのユダヤ人ではない
             人工飢餓で飢えたウクライナの子供である。




しかしこれは旧ソ連やナチスが行った昔の話ではないのだ。
21世紀の現在においてもシナ共産党政権による民族浄化が、
チベット人やウイグル人にも行われているという事実を知るべきである。

例えば・・・

ウイグルのジェノサイドであまり話題になりずらいが西蔵自治区(チベット王国)は、
1949年の中華人民共和国の成立とともにシナ共産党政権により侵略された
これはチベット王国とチベット人の消滅を意味する恐ろしい民族浄化政策だった。

チベット侵略時から文化大革命にかけて、中狂政府によるチベット寺院破壊は、
以前約6000もあったが殆ど破壊され、無傷なものは8寺院しか残らなかった。

完全破壊を免れたものも数十箇所あったらしいが、しかしその損傷は著しい。

もちろん僧侶は社会主義の敵として相当な人数が虐殺された。
弟子に自分の師匠を殺させたり、仏教的禁忌事項を強制されたり、
仏像などの仏教遺産も徹底的に人民解放軍によって破壊された。

さらに・・・

漢民族を大量移住させて、チベット語を禁止し、チベット文化を否定し、
チベット人は政治や企業から排除し漢民族の支配下に置かれ、さらに
女性は東沿岸部大都市の企業に強制移住させ漢民族と結婚させられ、
チベット人の血統を絶やす民族浄化政策を進めているのだ。






そしてチベットと同じく現在でも・・・

新疆ウイグル自治区(東トルキスタン共和国)や内蒙古自治区に住む、
ウイグル人やモンゴル人に対しても全く同じ政策が実行されている。
言語を奪い、文化を破壊し、国民監視社会にし監獄地域にするのだ。


そして・・・

あらゆる手段を尽くして民族を絶滅させるのだ!
共産主義の前ではナチズムは児戯に等しい。

恐るべきは共産主義である!


<関連エントリ>
中共、モンゴル語の剥奪、民族の文化とアイデンティティ破壊!
https://ryotaroneko.ti-da.net/e11663043.html

ウイグル人のイスラム回帰に想う
https://ryotaroneko.ti-da.net/e5553367.html

中国、ウイグル人絶滅説は米国の陰謀?
https://ryotaroneko.ti-da.net/e11881016.html

中国のイスラム人権弾圧にNO!を突きつけたトランプ
https://ryotaroneko.ti-da.net/e10578152.html





沖縄には琉球独立運動という殆どの県民が知らないし相手にもしない、
頭のイカれた低能学者やアホな左翼議員どもの売国運動がある。
奴らはわざわざ北京大学のシンポジウムで沖縄独立を訴えている。

そもそもシナ共産党政府に招かれてシンポジウムを行う事の意味を
このバカ丸出しの琉球独立の低能どもには理解できないときている。
これは沖縄県民は元より日本国民をも危険に晒す売国行為である。

沖縄が日本から独立など夢のまた夢である。
そもそも沖縄県民が望んでいないしその経済的基盤もない。
沖縄県の県民性からも沖縄独立など絶対にありえないのだ。

しかしもし万が一に沖縄がシナ共産党の支配下に入れば、
間違いなくチベットやウイグルと同じ運命をたどるのである。
しかし琉球独立運動のバカどもにはそれがわからない。

 植民地主義、覇権主義の共産党専制独裁国家で
 喜び勇んでシンポジウム参加する琉球独立派の
 無教養、無知蒙昧さ、売国行為を心底軽蔑する!


<参考記事>
沖縄の自己決定権議論 中国・北京国際シンポ 植民地主義を考察
琉球新報 2018年5月13日
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-717862.html
                 ↓



             シナの官製デモでなぜこのような横断幕が
            掲げられるか琉球独立派にはわかるまい。



現在世界中が非難しているウイグル問題に日本政府は沈黙している。
政権与党の自民党、公明党、野党の立憲民主党、国民民主党、維新の会は、
シナの人権問題には全く無関心、人権弾圧を支持している、とみてよい。

ところが・・・

日本共産党だけはシナのウイグル弾圧や香港民主化運動弾圧に対し、
党としての公式な対中非難声明を出している日本で唯一の政党である。
実に皮肉な現象であるがこれは偽装工作であると私は思う。

何度も述べるが・・・

共産主義は民主主義や平和と人権からは対極にある思想である。
いくら日共がシナを非難しても、それは今弱小政党だからそう言うのである。
もし日本に共産党政権が出来れば、間違いなく国民を弾圧すると断言する!

  共産主義は人類の敵である!














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