台湾有事に日本も防衛? 麻生さん、尖閣も守れない日本政府が何言ってんだ?

トラネコ

2021年07月12日 00:00

麻生氏「台湾有事は存立危機事態」の可能性 中国「両国の関係損なった」
麻生副総理兼財務大臣が中国が台湾に侵攻した場合、集団的自衛権の行使を可能とする「存立危機事態」にあたる可能性があるとの認識を示したことを受け、中国政府が強く反発しました。

麻生氏は5日、東京都内での講演で「台湾で大きな問題が起きれば、存立危機事態に関係すると言ってもおかしくない」と述べたということです。「存立危機事態」は安全保障関連法で定められた集団的自衛権の行使を認める要件の1つですが、発言を受け中国政府は強く反発しました。

「極めて誤った危険な発言で、4つの政治文書の原則に深刻に反し、日中関係の政治的な礎を損なった」(中国外務省 趙立堅報道官)
 
中国外務省は「強烈な不満を表し断固として反対する」として日本側に抗議したということで、日米の台湾への接近に警戒を強めているとみられます。
TBSニュース 6日 18時38分
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4308748.htm


<関連記事>
台湾独立は支持しないと米高官
【ワシントン共同】米国のキャンベル・インド太平洋調整官は6日、「台湾との非公式の強固な関係を重視するが、台湾の独立は支持しない」と明言した。
共同通信 7/6(火)
https://news.yahoo.co.jp/articles/4dcb2a9440967be18dc6df3b20a5ba1117f4e5c8








麻生副総理兼財務大臣が中国が台湾に侵攻した場合、
 集団的自衛権の行使を可能とする「存立危機事態」にあたる可能性が
 あるとの認識を示したことを受け、中国政府が強く反発しました。

本気でその気があるならいいけどね・・・

麻生太郎財務大臣は深く考えずに思いついた事をしゃべる人なのだが、
どういうわけかあまりマスゴミの餌食にはならないから不思議な人だ。
あの森元首相とは大違い、というか人柄なのだろうか…?

まあそれは置いとくが、今回の発言は一昔前なら大臣辞任ものだっただろう。
専守防衛が建前の日本の閣僚が、他国の有事に介入などトンデモ発言だからだ。
しかし昨今のシナの横暴な侵略や人権弾圧に批判する世の中の空気があるのだろう。

個人的には当然の発言と思うし、是非この発言通りの行動を実行してほしい。
また保守派にもこの発言を評価する向きもあるが、果たして正しいのだろうか?
私はまったくそうは思わない。

これはいつもの単なる麻生節に過ぎず、現実はそうならないと思う。
アメリカの出方にもよるが、アメリカが速攻で台湾独立支持を否定したから、
まず麻生発言を否定する主旨を述べたものと思われる。

恐らくバイデン親中政権は、台湾有事に関わりたくないと思っているだろう。

これがもしトランプ政権だったら米中戦争も覚悟の上だったかもしれないが、
バイデンもシナの台湾侵攻には否定的だから、本音は現状維持が希望である。
人権問題には断固批判するが、経済・貿易には米中関係を重視したいのだ。





シナ共産党政府もアメリカと事を構えるのは避けたいのが本音だ。
シナ人民解放軍が近年急速に近代化と強化を進めてきたのだが、
未だにアメリカの海空軍力の実力には経験も装備も全く及ばない。

もし軽率にアメリカと事を構えれば、シナのボロ負け必至で面子を失うからだ。
しかし習近平は相当外交音痴で頭が悪いという巷間の噂からもうかがえるが、
国内政治の状況によっては台湾侵攻もありうるというシナリオも現実性がある。

とりあえずは、来年2月の北京冬季五輪終了まではないと見るのは説得力がある。
しかしそれ以降、シナを取り巻く国際情勢の動きと習近平の内政的立場によっては、
政権内批判の矛先を変え、政権実績作りに台湾侵攻の選択肢もありうるのだ。





問題は我が日本である。

麻生太郎の勇ましい発言は歓迎するが、政権実態は親中政権である。
菅首相も日米首脳会談以降は二階や公明党と距離を取り出したらしいが、
菅政権は実質的にシナのエージェント政権であることは変わりない。

そもそも・・・

20年間公明党との連立は解消できず、逆に自民党議員が創価学会票に依存し、
二階俊博みたいな売国奴を党No.2の幹事長に安倍が抜擢した時点で終わっている

その流れで菅政権が誕生し、菅首相自身がリーダーの器でないことも周知の通りだ。

しかも尖閣諸島防衛は安倍政権になってから、さらに悪化してきた事実がある。
アノ民主党政権時代でも一般国民の尖閣領海での漁業はもちろん上陸もできたのが、
安倍政権になってから海域に行くことさえ海保の妨害で出来なくなったのである。



               こんなのが菅政権の陰の総理だ(溜息)


その証拠に政治団体「頑張れ日本行動委員会」の尖閣漁業の映像を見れば、
尖閣諸島の周辺はシナの海警大型船が居座り、その外に海保の小型巡視船、
さらにその外側に日本の漁船が操業しているのである。

この構図は誰がどう見ても、尖閣諸島をシナ海警の大型艦が守り、
海保の巡視船がそれを守り、日本の漁船を排除している
のである。
海上保安庁はシナ海警のパシリじゃないか!

「行動委員会」では日中共同管理状態になっていると言っているが、
そうは思わない。政府は尖閣諸島は日本固有の領土であり領土問題は存在しない、
という立場なのに、この映像からは明らかに領土と主権の放棄しか認められない。

このことは・・・

    日本政府は尖閣諸島を
    シナ領土と認めたのだ!






                      漁船から撮った写真。
            遠方に尖閣諸島が見えて、その次にシナ海警の船、
            その手前に漁船排除に来ている海保のボートがいる。
            尖閣諸島海域を実効支配しているのはシナである!



すなわち・・・

こういう現実がある限り、麻生大臣がいくら勇ましい事を言っても、
岸防衛大臣や山本朋広防衛副大臣が台湾擁護発言をしたとしても、
あくまでこれは各人の個人的思いを述べただけに過ぎないのだ。

何故なら・・・

現実に日本政府は尖閣諸島を守る気もまったくないし、
国交省が自国領海で漁業活動さえ認めない理不尽さに加え、
あろうことか日本業船を領海内から排除しているのが現実だぞ!


もし台湾有事が起きても日本は何もせず黙って台湾人を見殺しにし、
自衛隊の防衛出動どころか、難民救助にさえシナを意識してしないだろう。
チベットやウイグルジェノサイド非難の決議すらできない自公政府なのである!


   麻生さん、台湾より尖閣だろ!
   媚中の自公政権もバカ野党も、
   日本の政治は終わっている!










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