政府は日本自慢よりも、歴史戦への情報発信せよ!

トラネコ

2017年03月23日 00:00

経済産業省の「日本すごい!」自画自賛に困惑
最近、目にする機会が多い「日本はすごい!」と外国人が称賛する番組の数々。
国主導「世界が驚くニッポン」に「さすがに恥ずかしい」

かねてから賛否が分かれるところではあったが、ついに経済産業省が「世界が驚くニッポン」と銘打ったコンセプトブックの作成を発表したことで、ネットでは困惑が広がっている。

2020年の東京五輪の開催を控える中、経済産業省では「『世界が驚く日本』研究会」なる組織が、日本のコンテンツ、ライフスタイル、食、サービスといったクールジャパンの根底にある日本の伝統的な「感性」や「価値観」を世界に発信することを目的に、それらをコンセプトブックに取りまとめたというのだ。

コンセプトブックは、外国人が日本を称賛するコメントを寄せたイントロダクションに始まり、第1特集「世界は、日本に驚いている!」、第2特集「『外なる自然』と『内なる自然』が日本人のコンセプト」、第3特集「日本人を表すキーワード」、おわりに「2020 年に向けてWonder NIPPON探しの旅へ」で締めくくられる全64ページの構成。

要旨としては、

・四季や虫の声を親しむといった日本人独特の自然との関わり方が、
 「間を見出す・道を求める・和を成す」という“オンリーワン”の感覚を生み出した。

・自然に基づいたそうした感覚は、日本のものづくりやサービスのコンセプトに、
 「突きつめる」「学びとる」「合わせる」「源をいかす」「思いをよせる」
 という形で現れている。

というもので、日本及び日本人の優位性と独自性を力説している。

こうした国主導の日本称賛にTwitterでは、

「税金を使って恥ずかしい冊子を作るのがクールジャパン」
「さすがにこれを恥ずかしいと思えない感性はヤバくないか?」
「こういうのを恥ずかしいと思う感性も日本人なのだ!!」

と恥ずかしいという声が相次いでいる。

「自画自賛が止まらない」
「いよいよ『一億総ネトウヨ化』の時代が来たか。」
「『こんなに凄い私!』という本を自分で出版するようなもの。買いますか?そんな本。」

と自画自賛という指摘もあった。

コンセプトブックでの熱弁とは対照的に冷ややかな態度で迎えられた今回の一件。国主導の公式ともいえる過剰な日本称賛は、皮肉なことに世界が驚く以前に日本のユーザーが驚くこととなってしまったようだ。
R25 2017.03.16 THU
https://r25.jp/society/00056125/





「税金を使って恥ずかしい冊子を作るのがクールジャパン」
 「さすがにこれを恥ずかしいと思えない感性はヤバくないか?」
 「こういうのを恥ずかしいと思う感性も日本人なのだ!!」

これは感覚の世代間格差である。

私が20才くらいまでは、日本がようやく先進国の仲間入りする手前の時代にあり、
日本を誇るどころか、逆に自虐的コンプレックスというのが根強かったと思う。
正直私など恥ずかしながら、日本を誇りになど思ったことはなかった。

日本文化や文明はすべてシナの模倣みたいな思い込みと劣等感もあったし、
シナは今は共産主義でダメな国だが、昔は偉大な国だという事実誤認もあった。
ただし、朝鮮については文化の通り道でしかないので興味も関心もなかった。

逆に日本より西欧が優れているという西欧事大主義的感覚もあったし、
当時朝日新聞や本田勝一を読んでいたせいもあり日本罪悪史観も強かった。
シナ朝鮮にも迷惑をかけたし、でも戦争だし仕方ないとも思っていたが。

それに、日本を誇りに思う教育も受けなかった・・・







しかし90年代に入り冷戦が終結し、共産主義が過去の遺物になってから、
共産主義の本家・ソ連がなくなり、シナや朝鮮の外交政策に変化が出てきた。
シナ・南朝鮮の新たな敵が「民主化の動き」と「日本」になったのだ。

常に政治の安定のためには「敵」が必要なのがシナと朝鮮である。

シナ共産党の独裁体制は民主化運動が最大の脅威になっているから、
何としても国民の不満の目をそらす新たな敵が必要になってきた。
その新たな「敵」がマッカーサーに自虐史観を植え付けられた日本である。

天安門事件で民主化の恐怖に怯えたシナ江沢民政権が愛国(反日)教育を始め、
朝日と日本共産党の捏造による「従軍」慰安婦や南京「大虐殺」という嘘歴史と共に、
それまで反共の砦だった南朝鮮も、反日政策を基軸に政治シフトを強めだした。



                天安門事件
         国民の民主化運動を武力弾圧する人民解放軍



しかしこの反日政策は日本人の愛国心に火をつけた。
それまでシナチョンに好感もなかったが嫌悪感もなかった日本人を、
今度は強烈な反シナチョン思想に目覚めさせる契機になったのである。

自虐史観傾向だった私でさえ、ここまでシナチョンに言われる筋はないと、
シナ朝鮮への嫌悪感と強烈な反感を形成するきっかけにもなった。
そして南京「大虐殺」や日韓併合の詳細を調べ始めたのである。

すると、今まで自分達が習ってきた話と「事実」とは大きく異なる事が分かった。
シナ朝鮮に媚びいる売国サヨクどもの主張はみんな嘘だという事が判明した。
日本はシナ朝鮮、そしてアメリカに精神的支配されていたこともわかってきた。



         私は江沢民と野中広務の顔には嫌悪感を持つ。



シナ朝鮮の反日政策に反発するかのように・・・

日本の良さを見直そうという雰囲気も出てきた。
90年代後半には日本人の発明や世界的な業績を紹介するTV番組もでてきた。
そして「新しい教科書をつくる会」の自虐史観見直し運動も本格的活動に入った。

この冷戦終結した90年代を分岐点に「日本の良さを再認識しよう」
という空気が醸成され、私も知らなかった日本の良さも発見でき勉強になった。
これまでの自虐史観への揺り戻し現象みたいなものではないかと思う。

高度経済成長期に育ち日本の良さを知った今の若い世代の人々と、
私らのような自虐的な日本史観や劣等感をもって育った世代とは、
歴史文化を含めた国家観のとらえ方にも大きく意識の乖離があると思う。

恐らく今の40代以下の世代は、日本国民としての劣等感はないと思う。

これが「日本素晴らしい!」の発信に反発と「恥」を感じる若者世代現象なのだ。
日本人にも国民的矜持を取り戻す空気が出てきたのは慶賀すべき現象だが、
反日思想に凝り固まった学習能力のない団塊世代の一部には不快な現象だろう。

・・・とまあ、
以上がこの20年余りの日本人の国家観の大雑把な変遷である。





文化文明も水と同じで、高きところから低きところへ流れるものである。

既に日本の漫画・アニメ、大衆小説、和食…などサブカルチュアと呼ばれるもの、
また自動車や家電製品など工業製品などは黙っていても世界に拡散している
宣伝しなくても良いものは誰でも憧れるし誰でも欲しがるものなのだ。

日本文化は19世紀のジャポニズムからずっと西欧に影響を与え、
それが西欧社会に流行ではなく文化として定着している歴史があり、
戦後も日本人の伝統文化に根付いたサブカルチュアに受け継がれているのだ。



      ジャポニズムがなければ印象派も象徴主義も生まれなかった


この辺が隣の火病民族のコンセプトとは大違いである。
彼らは国家ブランド委員会なるものを設け、必死で宣伝しないと売れない。
仮に売れても一時的でしかない。それは中身が浅薄でつまらないからだ。

しかも南朝鮮の国家戦略には、嘘を誇張した創作歴史も含まれており、
世界に向けて嘘の朝鮮文化や起源自慢などを宣伝・拡散しているのである。
シナや南朝鮮情報戦略は日本など足元にも及ばないくらい進んでいる。

そのお陰で・・・

日韓併合は植民地、徴用や慰安婦を強制連行、ウリジナル・・・など、
日本人は世界一残虐非道な民族とか、日本文化はシナチョンの物真似とか、
間違った日本観も世界に広められているのだ。



         今や国内外に70体まで増えた売春婦像
         まさに南鮮が世界に誇る売春婦文化である。




        世界でも稀にみるコジキ国家の華麗なる嘘歴史


「日本及び日本人の優秀性と独自性を力説」する事は悪くはない。
悪くはないが、これにまた莫大な血税をかけるくらいなら、
他に優先すべき事があるのではないか?

すなわち・・・

クールジャパン政策に売国奴の害務省500億円ものムダ金を与えるなら、
慰安婦や南京「大虐殺」など、世界に向けた捏造歴史宣伝で日本を貶める
シナ朝鮮への対歴史戦への情報宣伝費に使え!

                      ・・・と言いたい。

安倍政権になってから、グータラ害務省も竹島や尖閣のビデオ作ったが、
あんなものでは足りない。何度も述べたように情報宣伝省を作るべきである。
シナ朝鮮みたいな嘘を発信するのではない、事実を発信するのである。

日本政府は南京大虐殺公式見解や慰安婦の河野談話に見られるように、
事実でないものを「事実」と認めるような公式な発言をしてきており、
しかも未だそれを公式に取り消すこともできない体たらくである。

それに加え、日本政府の全くする必要もない謝罪や反省の繰り返し
これがまた日本悪玉国家論を世界に流布する一助になっているのだ。
私が安倍首相の日韓合意を評価しない点はこれである。

事の起こりが朝日新聞や日本共産党、サヨク学者であるとしても、
日本政府がそれを容認し、余計な謝罪をして否定してこなかったせいで、
いまや国連にまで非難される犯罪国家の烙印を押されてしまったのだ。





 「嘘も百回いえば事実」になるなら、
 「事実」は千回も万回も言うべきだ!


自民党政府が日本を世界から侮辱されるようなバカな外交政策をしてきたのだ。
そしてシナ朝鮮にほぼ完全に篭絡されている外務省アジア大洋州局や、
創価学会「大鳳会」などシナ朝鮮のスパイを好きに活動させる体質が問題だ。


   そのためにも外務省の解体と再建、
   情報宣伝省の創設は急務である。






害務省なんか当てにできないから・・・

   情報宣伝省は防衛省と
   ソフト&ハードであるべき、
   国家安全保障の必須だ!



            外務省はシナ朝鮮の為ではなく
            日本の国益のために仕事しろ!







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