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ACU迷彩の効果は?

2008年06月03日

前回哺乳類の体色に緑色の種がいないということを書いていて、
戦闘服の迷彩効果について疑問に思うことがあった。

それは米陸軍の最新型迷彩服ACUである。ACUとはArmy Conbat Uniformの略で、2005年4月から採用されている。「森林・砂漠・夜間・雪上・都市」の全てにおいて対応可能な、「全地域型迷彩」である。一見、都市型迷彩かと思わせるグレーを基調とした配色であるが、「静止状態では目立たないが、移動すると目立つ黒系統の色を一切使用しない」・「背景に溶け込むというより、目の印象に残らないように計算された配色」などが大きな特徴である。(Wikipediaより引用)
ACU迷彩の効果は?新型迷彩の謳い文句はすばらしいが、既に現在のイラクやアフガンの戦場で使用されているので、実際の迷彩効果はどうなのだろう?新型迷彩ACUを着用してから戦死者の数の増減なども興味あるし、戦場の兵士の評判などもどうなっているのだろうか。とても興味深い。
自然環境の色彩は地域風土によって大きく変化するのは周知の事実だ。また季節や一日の時間帯によってもその色彩は変化する。米海兵隊では二種類の迷彩服を用意している。森林用と砂漠用である。ただし陸軍のACU同様にデジタル処理のカモフラージュ・パターンである。全地域対応型迷彩というのはちょっと無理があるように思うのだが・・・


ACU迷彩の効果は?

上の写真はイラクの民家での米陸軍の兵士であるが、写真を見る限りはあまり迷彩効果が高いようには見えないが・・・ イランやアフガンなどの砂漠地域では、昔ながらのカーキまたはタン系の単一色のほうが迷彩効果は素直に高い気がするのだが・・・たしかイスラエル軍ではパターンなしの単一色迷彩だったと思う。イスラエルは建国以来周辺の国々すべてを相手に砂漠の戦場で戦い抜いてきた猛者である。意外に答えはもっと単純かもしれない。



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Posted by トラネコ at 02:01│Comments(0)国防・軍事
 
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