トラネコ日記

　中国の暴動、死者１４０人に　新疆ウイグル、８００人負傷

【ウルムチ（中国新疆ウイグル自治区）６日共同】中国西部の新疆ウイグル自治区の区都ウルムチで５日夜、ウイグル族の住民らが通行人を襲い、車両や商店に放火する大規模な暴動が発生、自治区当局者は６日、死者が１４０人に上り、８２６人が負傷したと発表した。新華社が伝えた。死者数はさらに増える見込みで、１９４９年の新中国建国以来、当局が発生を認めた少数民族による暴動としては最大級の規模とみられる。

胡錦濤指導部は１０月に建国６０周年を控えて国内の「安定と団結」を最重視しており、大規模暴動に強い衝撃を受けているとみられる。今後は一段と引き締めを強める見通しだが、少数民族の反発は根強く、難しいかじ取りを迫られるのは必至だ。

暴動が起きたのは５日午後８時（日本時間同９時）ごろ。中心部の広場や商店街など市内各地で、少数民族のウイグル族が多数デモに参加した。最初は平和的なデモだったとの見方もあるが、当局側と衝突し、暴動に発展したという。死者の多くは漢民族とみられるが、ウイグル族が警察の取り締まりで死亡したとの情報もある。

暴動参加者について、香港メディアなどが約３千人と報じたが、具体的な数は不明。新華社によると、暴動でバスや警察車両２台を含む２６１台の車両が燃やされ、２０３の商店と１４軒の家屋も壊されたという。北京の日本大使館によると、日本人が被害を受けたとの情報は入っていない。
共同通信　2009年7月6日 23:15

参考；youtube動画http://www.o-japan.com/?q=Urumqi+riot
（現在youtubeもgoogleも中国共産党の検閲により強制削除されているので、
　この動画も近いうちに見られなくなる可能性が大きい。）



このブログでも時々名前を上げている中国名・新疆ウイグル自治区、
事実は侵略され植民地化された東トルキスタン・イスラム共和国である。


この記事は新華社通信の報道を共同が配信したものだから、
中国当局側の発表とみて間違いないだろう。
ちなみに新華社通信とは中国共産党の対外情宣機関であり、
新華社通信日本支社は人民日報提携紙・朝日新聞社屋内にある。


この記事に「ウイグル族の住民らが通行人を襲い、
車両や商店に放火する大規模な暴動」とあるが、
まずこれは眉唾ものである。
というか、ウイグル人が何の理由もなく通行人を襲うはずがないではないか。
そもそもなぜウイグル族が通行人（漢族？）を襲って、車を燃やさなければならないのだろう？何にせよ物事には原因というものが存在するのだ。

「最初は平和的なデモだったとの見方もあるが、
当局側と衝突し、暴動に発展したという。」
とあるように、ウイグル族は平和的な整然としたデモを行っていたところに、
例によって、いつものように共産党の武装警察官が殴りこんだに決まっているのだ。
そして漢族市民も武装警官に便乗して、ウイグル人を弾圧したのだ。
これは去年のチベットのときとまったく同じである。

中国のような共産党一党独裁国家の情宣機関の報道は、
基本的にすべて反政府勢力が悪であると報じる。
実にわかり易いが信じてならない。
参考ニュースhttp://www.youtube.com/watch?v=vMx0qRwtXRUを見ると、
ウイグル族がいかに過激で、漢族が一方的に被害を受けているかというスタンスだ。


読売ニュースでは、「香港紙の報道などによると、広東省の工場で６月下旬、出稼ぎ中のウイグル族労働者が漢族に殴り殺される事件が発生、事件の処理に対する中国当局への不満が、今回の暴動に発展したものと見られる。」とある。

まあデモ・集会さらに暴動原因はいろいろあれど、
基本的に北京政府による少数民族弾圧、民族抹殺政策に対する怒りの爆発である。
「少数民族の反発が根強い」のは当たり前である。


東トルキスタン共和国はトルコ系イスラム教徒によって、
20世紀前半に中華民国の新疆省であった
中央アジアの東トルキスタン地方において樹立された政権。
歴史上2度にわたり、それぞれ別々の地域を拠点として樹立された2つの政権があり、
いずれも一定の期間東トルキスタンの一部において実効的な独立政権を実現した。

第2次の東トルキスタン共和国は中国国民政府との新疆省連合政府を経て、
中華人民共和国に侵略されて消滅したが、それ以降、
主に国外を中心に東トルキスタンの独立を主張するウイグル人活動家たちによって、
復興が試みられている。2004年にはアメリカで同名の東トルキスタン亡命政府が樹立されている。
（ウィキペディアより引用）



中華人民共和国は１９４９年の建国以来、東トルキスタンを植民地支配し、
チベット王国同様に、ウイグル族をこの地から抹殺すべく民族浄化政策を続けている。
例えばイスラム教徒ウイグル人妊婦の腹の中の赤ん坊を強制的に、
８５０万人中絶・堕胎させたり、反抗的なウイグル人にはコーランを没収して焼いたり、
強制的に豚肉を食べさせる。
これはイスラム教徒の立場では死に値するほど耐え難い侮辱である。
ウイグル人の子孫を増やさないため、ウイグル人の若い女性を就職斡旋と称して、
東部の工業都市に強制的に集団移住させ、漢人と結婚をさせている。
さらに極めつけは４６回にも及ぶ核実験で、５０万とも７０万ともいわれる住民を虐殺した。おそらく後遺症なども含めて死んでいく人を数えれば、数百万に達するだろう。

ウイグル族が集会やデモを開いただけで、中国共産党当局は、
これを反政府集会のテロと決めつけ、徹底的な弾圧を行い、
実数はまったく不明だが、これまでに数十万人を拘束殺害したとも言われる。

さらに９．１１の同時多発テロに便乗するや、イスラム教徒のテロリスト摘発と称し、
一般市民で何の活動もしていない者まで連行し、殺害を繰り返しているという。
中国国内でもウイグル族も含め少数民族は漢族に差別されており、
出稼ぎ労働者などもしばしば迫害を受けている。
参考；youtube動画
6月26日中国広東省で起きたウイグル人労働者襲撃事件映像。
http://www.youtube.com/watch?v=YEko0KL2Jc4


こういったニュースも中国当局が発表したものしか、日本では報道されない。
日中記者交換協定によって、中国の不利になる情報は報じないというマスゴミ協定があるからだ。

公共放送詐欺のシナ犬ＮＨＫも同じである。


中国ではこのような少数民族の暴動ばかりでなく、
格差拡大する地方でも不満農民の当局へのデモ・集会から襲撃・暴動が頻発しており、
無論中国当局は武装警官隊や人民解放軍という人民弾圧組織をもって、
武力鎮圧している。その犠牲者もハンパな数ではないらしい。

一説によるとこれらの暴動は年間約１０万件おきているという。
もちろん日本のメディアは一切伝えないか、ベタ記事扱いである。
しかしインターネットでは
リアルタイムで全世界に発信されyoutubeなど動画サイトでも、
その実態がありありと写しだされる。

こういう国内実態のある国が今後経済成長して、
日本を凌駕し東アジアのリーダーになり、
国際社会の一人前の国になれると誰が信じるのか？
売国政治屋と売国マスゴミくらいなものだろう。

共産党一党独裁国家は北朝鮮同様、増加する国内不満は武力で弾圧し、
外へ向けては軍事力増強を自慢する。
むしろこの国があと１０年持つかどうかもわからない。

すでに中国経済は破綻寸前であるという専門家の指摘もあるが、
マスゴミは成長発展しているというイメージを報道する。
私は経済のことはよくわからないが、マスゴミの中国報道は、
こと政治・経済にかんしては報道の逆を勘ぐれば、
おおよその答えは出てくると思う。

いずれにせよ、狂気の共産党独裁国家によるウイグル族やチベット族への大弾圧を、
我々は肝に命じておく必用がある。
そしてこのような民主主義との対極にある狂気の独裁国家に憧れ媚びるのが、
民主党を始めとした全野党であり、自民党の加藤紅一や二怪やエロ拓などの媚中派である。

民主党と社民党（捨民党）は
日本を中国に売り渡すことが最終政策である。

彼らが政権を取れば必ず日本は中国の属国になり、
明日のチベットや東トルキスタンになるのだ。



参考；日本ウイグル協会
http://uyghur-j.org/urumqi_090705.html


「すべての日本人に捧ぐ」
http://www.youtube.com/watch?v=aw_mWZ0LqQQ


売国放送局NHKはいらない!!!
http://www.geocities.co.jp/Bookend/3326/nhk2.html