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島嶼奪還より、まず領海侵犯許すな!

2013年08月26日

“水陸両用車”装備で尖閣防衛! 「侵攻された島嶼部の奪還に不可欠」
防衛省は2014年度予算案の概算要求で、前年度比約1400億円(2・9%)増の約4兆8900億円を計上する方針を固めた。安倍晋三首相の決断で11年ぶりにプラスに転じた13年度に続き、2年連続で増額を図る

沖縄県・尖閣諸島などの離島防衛を想定した水陸両用車や、航空自衛隊の次期主力戦闘機F35の購入費も盛り込む。増額は、円安に伴う輸入装備品の価格上昇などが大きな要因。同省はこれとは別に、装備の更新・強化に充てるため、15年度以降に支払う後年度負担額の引き上げを目指し、財務省と折衝を続ける。

今回の概算要求では、中国が尖閣強奪の野望をあらわにするなか、島嶼防衛・奪還のための新編成や装備が注目されている。離島防衛を主任務とする陸上自衛隊の「西部方面普通科連隊(西普連)」(長崎県佐世保市)に海兵隊的機能を持たせるため、新たな部隊を編成。連隊の緊急展開に不可欠な「足」として、隊員を乗せて海岸などに上陸する機能を持つ水陸両用車「AAV7」を装備する方針を固めた。防衛関係者の間では「一度、敵部隊に侵攻された島嶼部の奪還には、水陸両用車両の導入が不可欠」といわれてきた。AAV7は米海兵隊に配備されており、1両で乗員3人+兵員25人、または貨物4・5トンを搭載可能。防衛省は6両の調達を目指している。
ZAKZAKニュース 2013.08.17  
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20130817/plt1308171444000-n1.htm
<参考>
『島嶼防衛想定の陸自火力演習始まる』
産経新聞 2013.8.24 21:13
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130824/plc13082421140013-n1.htm





相変わらずシナの偽装漁船や公船が、
領海侵犯を繰り返す尖閣諸島近海である。
多いときでは数百隻も来るそうである。

安部政権になってから、シナは尖閣諸島の領有権問題を棚上げしようと、
必死になっているが、決して尖閣侵略をあきらめたわけではない。
頃合いを見て確実に侵略することは間違いない。

島嶼奪還より、まず領海侵犯許すな!

                        尖閣諸島

シナは引退した日本の売国政治屋、L.鳩山、加藤紘一、野中広務など、
子飼いを北京に呼びつけ、尖閣棚上げ論や安部政権非難を代弁させている。
しかし日本国民の世論は、もはや薄汚れた売国奴の声には耳を傾けない。
またそんなことに動じない安部政権は、着実に尖閣防衛の準備を進めている。

おそらくシナも安部政権がこれまでのシナ傀儡政権民主党や、
子飼いの福田チンパンジー政権や谷垣禎一みたいに、
シナの言いなりになる政権でないことは熟知している。

安部政権にはシナチョンなどほとんど脅威ではないし、
今や安部政権にとって、野党でさえ『利用する駒』であっても敵ではない。
政権の頭痛の種は国防の『宗主国』アメリカと連立の癌・公明党であろう。

今回の水陸両用兵員輸送車AAV7の導入計画も尖閣諸島防衛の一環だし、
陸自精鋭部隊第一空挺団も尖閣諸島奪還へむけた本格的訓練を進めており、
陸自西部方面普通科連隊は先日、アメリカ海兵隊との離島奪還合同訓練を
おこなったばかりである。

島嶼奪還より、まず領海侵犯許すな!

            アメリカ海兵隊の水陸両用兵員物資輸送車両AAV7

さらに11年間減額された国防費をわずかながらも増額し、
自衛隊にもオスプレイを配備することが決定したなど、
真剣に国防に力を注いでいることがわかる。


安部政権の尖閣諸島防衛への本気印とその努力は、
十分理解するものであるのだが・・・
しかし私は気になることがある。


国防の前提とはまず・・・
『敵を領土(海空)に侵入させない』
ことではないのか?


離島奪還作戦の計画や訓練は結構だが、
まずは奪還されないことが第一である。


現在でも・・・
シナ艦船が堂々と領海内に侵犯することを許している

島嶼奪還より、まず領海侵犯許すな!

             尖閣諸島に向かうシナの偽装漁船団(実は海軍)

この状況には大いに問題がある。
これは『尖閣諸島海域がシナ領海である』という
シナの主張の既成事実作りに日本が協力しているようなものである。

日本政府は、シナの領海侵犯をわざと許しているような気がする。
これは戦争を誘発するためにワザとやっているのだろうか? 
そうならばそれはそれでかまわない。

私はシナと一度戦火を交えるべき、
と考えているからだ。
でもそうでないなら一体何だ?

海上保安庁もシナ艦船に見て見ぬフリしかできない。
先日『頑張れ日本行動委員会』の水島幹事長ら一行が、
16回目の尖閣諸島海域での『漁業釣り大会』を実施した。

前回はシナ艦船が間近に接近しているにもかかわらず、
海保はそれを放置して『行動委員会』の漁船を排除していたという。
海上保安庁とはまるでシナの走狗・外務省ではないか!

今回はシナ艦船の問題はなかったようが、海保の対応には大問題だった。
海保は水島一行の漁業活動や洋上慰霊祭をを妨害した、という。
海保は必死に恥ずかしさ満点の馬鹿行為を演じていたそうだ。
 ↓
『【直言極言】行政機関としての則を外れた海保、その罪を問う!』
http://www.youtube.com/watch?v=g9sPyMoSPXI&feature=c4-overview&list=UU_39VhpzPZyOVrXUeWv04Zg

島嶼奪還より、まず領海侵犯許すな!

    5月の『頑張れ日本行動委員会が行った15回目尖閣諸島海域での漁業活動。
     左端がシナの海上監視船、右側が海保の巡視船とゴムボートに
     はさまれた『がんばれ日本行動委員会』の漁船。


また尖閣問題とは別に、私も再三エントリした警察の反日行動である。
先日の8.15靖国神社周辺デモでも、警察は左翼売国勢力を保護し、
愛国勢力を排除、封じ込めを行っている。

島嶼奪還より、まず領海侵犯許すな!

              愛国者団体のデモを檻に封じ込めている警察

これと同じことが尖閣海域でも起きているといえるだろう。
日本の官憲が『反国家』利敵行為を、
恥もせず堂々と行っているのだ。


まさかこれも、シナとの衝突を避けたいアメリカの圧力というのだろうか?
海保の尖閣での行為に関しては、これで説明できなくもないが、
警察の愛国デモ隊阻止は説明できないだろう。

私などの門外漢にはその辺の事情は知る由もないが、
海上保安庁も警察・機動隊も、日本と日本人を守るという、
本来のあるべき職務スタンスではない
ことは明らかである。

これは安部政権の意向というより、
『別の政治的意思』が働いているのではないか? 



読者の皆様で何かご存知の方がいらっしゃったら、
是非ともご教示願えれば幸いです。




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この記事へのコメント
トラネコ様、

官僚組織というのは、首相が変わってもすぐに市政が変わるわけではないと思います。海上保安庁というのは、国交省(旧運輸省)ですから、そこの事務次官の頭の中身をのぞいてみる必要があると思います。

ところで国連総長の反日発言、やってくれますね!二流・三流国のろくでもない元外交官は!
Posted by サンクリス通信 at 2013年08月26日 21:28
トラネコ様、

例によって誤字でした。 市政⇒姿勢 失礼いたしました。
Posted by サンクリス通信 at 2013年08月26日 22:13
サンクリス通信様
確かにそうですね。
官僚に限らず組織体というのは、保身で固まりますからね。もっとも日本全体がそういう組織体ではないかと思います。なんせ黒船来るまで260年以上同じ幕藩体制を維持してきましたから、日本全体が『村社会』ですね。

国連総長もしょせんはチョーセンじんですから、公平・公正という概念がわからないのでしょう。しょせんは基地外ですから。
Posted by トラネコトラネコ at 2013年08月27日 06:21
もう有事になったらアメリカがなんとかしてくれるなんて甘ったれた幻想は
捨て去るべきですね。日本の端にある島のためにアメリカが自ら血を流す
とは考えられません。正直、日本の島より米軍兵士の命をアメリカは優先させると思います。

今の日本は猛獣や毒蛇がうようよいるジャングルを素っ裸でほっつき歩いてるようなものです。自分の身は自分で守るというあたりまえのことが許されない状況に激しい怒りを覚えます。

尖閣の問題に対しては、もう口ではなく行動で示すべきだと思います。
海上自衛隊を派遣するくらいの超法規的措置をとってもいいと思います。
Posted by アイアンフィスト at 2013年08月28日 06:35
アイアンフィスト様
同意です。
>正直、日本の島より米軍兵士の命をアメリカは優先させると思います。
そうです。
日米安保の条文を調べてみればわかりますが、日本が侵略されても無条件にアメリカは派兵はしてくれないんです。まず議会の承認などいろいろ手続きがありますから。

>自分の身は自分で守るというあたりまえのことが許されない状況・・
同意。
アメリカからの防衛植民地を脱することが、『戦後レジュームからの脱却」ですね。
Posted by トラネコトラネコ at 2013年08月28日 07:48
AAV7を装備するのか・・かつての時代では考えられなかった水陸両用車を装備するとは少しづつですが自衛隊のドクトリンも変わりつつあることを実感しました。
余談ですがAAV7と聞いてhttp://www.tamiya.com/japan/products/89733_6submarine_motor/pimg.htmが頭に浮かんできました。

しかし警察もこんなことではまだまだこっちも不利かつ四面楚歌であります・・。
警察の肩を持つ言い方になりますが反日サヨク側を固めるようにしているのは「キチガイサヨクに餌を与えないでください」ということをかねているようです(今は閉鎖したブログアニ妻ぶろぐより)。そうしておかないと反日サヨクが興味本位で見た一般人に暴行を振るったりまた警察にちょっかいをかけることで俺は権力に楯突いた!と武勇伝自慢をしたりするためなんだとか。

とはいえこのゼイ・リヴ状態を真に脱却する為にいい方法はないものだろうか?頭が痛い問題です・・・。
Posted by 無所属廃人 at 2013年09月02日 15:48
無所属廃人様
海保は米国の圧力と国交大臣が創価の大田という関係もあるでしょう。
しかし警察はわからないですね。しかも福田政権からの傾向です。それも全国的な傾向でしょうか・・・?警察が左翼や在日側に味方するようでは、世も末です。
Posted by トラネコトラネコ at 2013年09月03日 11:29
 
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