若年層の日本語読解力の低下
2017年11月21日
教科書や新聞が理解できない? 読解力の低い中高生が「多い」結果が判明
問題例3つ
教科書や新聞記事レベルの文章をきちんと理解できない中高生が多くいることが、国立情報学研究所の調査で分かった。文章を読むことについて若者の声を聞いてみると、
「問題を考えるより文章を読むのが大変。文章が読めない」(18歳・女性/大学生)
「数学の授業で計算する時に、文章で手こずって何を聞かれているのか『ん?』
ってなったことはある」(18歳・女性/アパレル業)
と、抵抗を感じたことがある声が聞かれる。
今回行われた調査の名称は「リーディングスキルテスト」。
実際にどのような問題が出題されたのか、次に3つを紹介する。
【例題1】
「幕府は、1639年、ポルトガル人を追放し、大名には沿岸の警備を命じた」
「1639年、ポルトガル人は追放され、幕府は大名から沿岸の警備を命じられた」
問:上の文が表す内容と下の分が表す内容は同じか、「同じである」「異なる」
のうちから答えなさい
※出典:東京書籍(株)中学校社会科教科書「新しい社会 歴史109P」
正解は「異なる」で、正解した17歳の女子高生は「やばいと思う。問題以前じゃないか。
文章だから」と話す一方、不正解の女子高生は「何も言えない」とショックを受けた様子。ちなみに、この問題の正答率は中学生が57%、高校生は71%だった。
【例題2】
「Alexは男性にも女性にも使われる名前で女性の名Alexandraの愛称であるが、
男性の名Alexanderの愛称でもある」
問:この文脈において、以下の文中の空欄にあてはまる最も適当なものを
選択肢のうちから1つ選びなさい
「Alexandraの愛称は( )である」
(1)Alex (2)Alexander (3)男性 (4)女性
※出典:開隆堂出版(株)中学校英語科教科書「Sunshine3」
正解は「(1)Alex」で、中学生の正答率は38%、高校生の正答率は65%。
【例題3】
「仏教は東南アジア、東アジアに、キリスト教はヨーロッパ、南北アメリカ、
オセアニアに、イスラム教は北アフリカ、西アジア、中央アジア、東南アジアに
主に広がっている」
問:この文脈において、以下の文中の空欄にあてはまる最も適当なものを選択肢の
うちから1つ選びなさい
「オセアニアに広がっているのは( )である」
(1)ヒンドゥー教 (2)キリスト教 (3)イスラム教 (4)仏教
※出典:東京書籍(株)中学校社会科教科書「新しい 地理」36P
正解は「(2)キリスト教」で、中学生の正答率は62%、高校生の正答率は72%だった。
なお、国立情報学研究所・新井教授らの研究グループの調査では、正答率の期待値は80%を設定して作成しているという。
AbemaTV/『原宿アベニュー』より 11/18(土)

おい、文科省のアホ役人、、
小学校の英語教育どころじゃねーぞ!
もっと真剣に国語教育に力をいれろ!

最近はどうも理解できない社会現象が少なくない。
今回の記事もそうである。日本語の読解能力って、
これは外国人への日本語教育ではないんだぞw
現在は少子化傾向もあって一クラス30~35人程度の編成である。
我々の頃は学校数も少なく一クラス50人近い寿司詰め学級であった。
それでもこの記事にあるような国語能力の低い者は少なかったと思う。
我々の頃より少人数できめ細かな教育ができるはずなのに・・・
私が教員時代にも、試験の問題の意味が分からないという生徒はいた。
しかし私が経験したのはクラス(当時は45人)に一人くらいだったと思う。
しかしニュースになるくらいだから、日本語読解力低下は相当深刻だ。
少子化傾向により一クラスの生徒数が少なくなって、
学習指導要領が半減して学ぶ量が減っているのに、
なぜ中高生の学力が低下するのか?

例題1の問題は・・・
「幕府は、1639年、ポルトガル人を追放し、大名には沿岸の警備を命じた」
「1639年、ポルトガル人は追放され、幕府は大名から沿岸の警備を命じられた」
問:上の文が表す内容と下の分が表す内容は同じか、「同じである」
「異なる」のうちから答えなさい
これは歴史問題ではなく国語の読解力問題だ。
歴史問題にしても幕府と大名の関係を知っていれば簡単である。
二つの文は英語でいう能動態と受動態で、主語がどれかがポイントである。
最初の文の主語は「幕府」で、幕府がポルトガル人を追放し大名に沿岸警備を命じた。
二つ目の文はポルトガル人を追放した主体の主語は不明だが、
大名が沿岸警備を幕府に命じたとなるから、大名がポ人追放と推定できる。
この国語問題の正答率が高校生が71%、中学生が57%というから、
高校生の3割、中学生の4割は読解できないということになる。
・・・これって本当なのか!?

例題2と3に関しては、生徒に何がわからないのかが私にはわからない・・・
特に例題2の正答率の低さに驚く。中学生が38%、高校生が65%。って、
中学生の6割以上が読解できないという理由が、私にはわからない。
例題3にしても、宗教の伝搬地域の名称が複数名あるだけで、
素直に問題文を読めば、自然と答えは限られてくるはずだが、
これも正答率が中学生は62%、高校生は72%って、低すぎだろ!
この正答率が事実ならば・・・
今の中高生の約3割は就職はもちろんの事、
社会人生活そのものが難しいという事になる。

二十年前の話だが、ある日本語学校の校長の話が雑誌にでていた。
この学校はシナや東南アジアからの日本語学習者が多い所だ。
日本語習得期間は約二年くらいで大体会話・読み書きが可能だという。
東南アジアの特定の留学生は、一定レベルからあまり進歩しない、
何時間教えても上達しないケースが多く、講師陣が何度も会議を開き、
指導法や教材の検討を重ねたがなかなか改善しなかったという。
しかし何年かしてある事実がわかった。
その留学生達は日本語以前に彼らの母国語の言語能力が低く、
母国語のボキャブラリーの数量や文章能力が低かったというのだ。
そりゃそうだ、母国語の言語能力に比例した
外国語能力しか習得できないのは当然である。

≪保護者アンケート調査≫ 日本漢字能力検定協会
小学生の母国語能力の習得 全員が「重要」
例えば・・・
日本人の子供が英語でreductionという英単語が出てきて、
文脈によりこれが「還元」という意味に該当する場合に、
「還元」の意味がわからなければ英語も理解できない。
これは単語の例だが、日本語の文脈が読解できないならば、
さらに外国語の長い文脈も当然、理解できないであろう。
語学とは母国語のレベルに比例するは当然である。
文科省が2020年から小学校から英語教育を導入するが、
私は何度かこれに反対を述べてきた。実際に今回の記事を読む限り、
益々小学校からの英語教育導入より国語教育重視が優先だと痛感した。
最後に読者諸氏に国語の問題を・・・
二問とも正解者にはトラネコから素敵なプレゼントを、
差し上げる機会があれば、差し上げようwww
問い)以下のA,B二つの文のニュアンスの違いは何か?
1.
A:私は太郎です。
B:私が太郎です。
2.
A:太郎は家に帰って食事をした。
B:太郎が家に帰って食事をした。



問題例3つ
教科書や新聞記事レベルの文章をきちんと理解できない中高生が多くいることが、国立情報学研究所の調査で分かった。文章を読むことについて若者の声を聞いてみると、
「問題を考えるより文章を読むのが大変。文章が読めない」(18歳・女性/大学生)
「数学の授業で計算する時に、文章で手こずって何を聞かれているのか『ん?』
ってなったことはある」(18歳・女性/アパレル業)
と、抵抗を感じたことがある声が聞かれる。
今回行われた調査の名称は「リーディングスキルテスト」。
実際にどのような問題が出題されたのか、次に3つを紹介する。
【例題1】
「幕府は、1639年、ポルトガル人を追放し、大名には沿岸の警備を命じた」
「1639年、ポルトガル人は追放され、幕府は大名から沿岸の警備を命じられた」
問:上の文が表す内容と下の分が表す内容は同じか、「同じである」「異なる」
のうちから答えなさい
※出典:東京書籍(株)中学校社会科教科書「新しい社会 歴史109P」
正解は「異なる」で、正解した17歳の女子高生は「やばいと思う。問題以前じゃないか。
文章だから」と話す一方、不正解の女子高生は「何も言えない」とショックを受けた様子。ちなみに、この問題の正答率は中学生が57%、高校生は71%だった。
【例題2】
「Alexは男性にも女性にも使われる名前で女性の名Alexandraの愛称であるが、
男性の名Alexanderの愛称でもある」
問:この文脈において、以下の文中の空欄にあてはまる最も適当なものを
選択肢のうちから1つ選びなさい
「Alexandraの愛称は( )である」
(1)Alex (2)Alexander (3)男性 (4)女性
※出典:開隆堂出版(株)中学校英語科教科書「Sunshine3」
正解は「(1)Alex」で、中学生の正答率は38%、高校生の正答率は65%。
【例題3】
「仏教は東南アジア、東アジアに、キリスト教はヨーロッパ、南北アメリカ、
オセアニアに、イスラム教は北アフリカ、西アジア、中央アジア、東南アジアに
主に広がっている」
問:この文脈において、以下の文中の空欄にあてはまる最も適当なものを選択肢の
うちから1つ選びなさい
「オセアニアに広がっているのは( )である」
(1)ヒンドゥー教 (2)キリスト教 (3)イスラム教 (4)仏教
※出典:東京書籍(株)中学校社会科教科書「新しい 地理」36P
正解は「(2)キリスト教」で、中学生の正答率は62%、高校生の正答率は72%だった。
なお、国立情報学研究所・新井教授らの研究グループの調査では、正答率の期待値は80%を設定して作成しているという。
AbemaTV/『原宿アベニュー』より 11/18(土)

おい、文科省のアホ役人、、
小学校の英語教育どころじゃねーぞ!
もっと真剣に国語教育に力をいれろ!

最近はどうも理解できない社会現象が少なくない。
今回の記事もそうである。日本語の読解能力って、
これは外国人への日本語教育ではないんだぞw
現在は少子化傾向もあって一クラス30~35人程度の編成である。
我々の頃は学校数も少なく一クラス50人近い寿司詰め学級であった。
それでもこの記事にあるような国語能力の低い者は少なかったと思う。
我々の頃より少人数できめ細かな教育ができるはずなのに・・・
私が教員時代にも、試験の問題の意味が分からないという生徒はいた。
しかし私が経験したのはクラス(当時は45人)に一人くらいだったと思う。
しかしニュースになるくらいだから、日本語読解力低下は相当深刻だ。
少子化傾向により一クラスの生徒数が少なくなって、
学習指導要領が半減して学ぶ量が減っているのに、
なぜ中高生の学力が低下するのか?

例題1の問題は・・・
「幕府は、1639年、ポルトガル人を追放し、大名には沿岸の警備を命じた」
「1639年、ポルトガル人は追放され、幕府は大名から沿岸の警備を命じられた」
問:上の文が表す内容と下の分が表す内容は同じか、「同じである」
「異なる」のうちから答えなさい
これは歴史問題ではなく国語の読解力問題だ。
歴史問題にしても幕府と大名の関係を知っていれば簡単である。
二つの文は英語でいう能動態と受動態で、主語がどれかがポイントである。
最初の文の主語は「幕府」で、幕府がポルトガル人を追放し大名に沿岸警備を命じた。
二つ目の文はポルトガル人を追放した主体の主語は不明だが、
大名が沿岸警備を幕府に命じたとなるから、大名がポ人追放と推定できる。
この国語問題の正答率が高校生が71%、中学生が57%というから、
高校生の3割、中学生の4割は読解できないということになる。
・・・これって本当なのか!?

例題2と3に関しては、生徒に何がわからないのかが私にはわからない・・・
特に例題2の正答率の低さに驚く。中学生が38%、高校生が65%。って、
中学生の6割以上が読解できないという理由が、私にはわからない。
例題3にしても、宗教の伝搬地域の名称が複数名あるだけで、
素直に問題文を読めば、自然と答えは限られてくるはずだが、
これも正答率が中学生は62%、高校生は72%って、低すぎだろ!
この正答率が事実ならば・・・
今の中高生の約3割は就職はもちろんの事、
社会人生活そのものが難しいという事になる。

二十年前の話だが、ある日本語学校の校長の話が雑誌にでていた。
この学校はシナや東南アジアからの日本語学習者が多い所だ。
日本語習得期間は約二年くらいで大体会話・読み書きが可能だという。
東南アジアの特定の留学生は、一定レベルからあまり進歩しない、
何時間教えても上達しないケースが多く、講師陣が何度も会議を開き、
指導法や教材の検討を重ねたがなかなか改善しなかったという。
しかし何年かしてある事実がわかった。
その留学生達は日本語以前に彼らの母国語の言語能力が低く、
母国語のボキャブラリーの数量や文章能力が低かったというのだ。
そりゃそうだ、母国語の言語能力に比例した
外国語能力しか習得できないのは当然である。

≪保護者アンケート調査≫ 日本漢字能力検定協会
小学生の母国語能力の習得 全員が「重要」
例えば・・・
日本人の子供が英語でreductionという英単語が出てきて、
文脈によりこれが「還元」という意味に該当する場合に、
「還元」の意味がわからなければ英語も理解できない。
これは単語の例だが、日本語の文脈が読解できないならば、
さらに外国語の長い文脈も当然、理解できないであろう。
語学とは母国語のレベルに比例するは当然である。
文科省が2020年から小学校から英語教育を導入するが、
私は何度かこれに反対を述べてきた。実際に今回の記事を読む限り、
益々小学校からの英語教育導入より国語教育重視が優先だと痛感した。
最後に読者諸氏に国語の問題を・・・
二問とも正解者にはトラネコから素敵なプレゼントを、
差し上げる機会があれば、差し上げようwww
問い)以下のA,B二つの文のニュアンスの違いは何か?
1.
A:私は太郎です。
B:私が太郎です。
2.
A:太郎は家に帰って食事をした。
B:太郎が家に帰って食事をした。


Posted by トラネコ at 00:00│Comments(18)
│社会
この記事へのコメント
私「は」国語「が」大嫌いの苦手でしたが、
「○○が」とは、他に誰かいて、あるいは他の人のケースも想定して、その中で、○○が何かであったり、何かをしたり、という、比較における限定性が強い場合でしょうか。何かを強く指し示して、それ以外と区別する(関係を示す)場合。
「○○は」とは、他に誰かいてもいなくても、その人は自然に何かであったり、何かをしたり、という感じがします。何かを指し示すが、それ以外と区分するというより、それ自体を示す場合。
語学的な違いはともかく、ニュアンスからするとそうなるような気がします。
それにしても、例題1の正解率がこんなに低くては、国語の教育以前の問題ではないでしょうか?
「○○が」とは、他に誰かいて、あるいは他の人のケースも想定して、その中で、○○が何かであったり、何かをしたり、という、比較における限定性が強い場合でしょうか。何かを強く指し示して、それ以外と区別する(関係を示す)場合。
「○○は」とは、他に誰かいてもいなくても、その人は自然に何かであったり、何かをしたり、という感じがします。何かを指し示すが、それ以外と区分するというより、それ自体を示す場合。
語学的な違いはともかく、ニュアンスからするとそうなるような気がします。
それにしても、例題1の正解率がこんなに低くては、国語の教育以前の問題ではないでしょうか?
Posted by 丑寅の金さん at 2017年11月21日 01:17
正答率を見て、「こりゃあ、日本人の学校のモノでは無いんじゃないのか?」と真剣に疑いました。正に、「幼児からの英語教育」等トンデモ無い話です。
どうせ、戦後の敗戦利得者が米国に阿って居る裡に、日本語すら「悪」と見定めた末の「英語上げ」なのでしょうが、「世界で一番学問を理解し易いのは、日本語である」と言う結論が出て居るのですがね。
然し、成る程日本語能力がこの程度なら、「読書する子が居なくなっても可笑しくないなぁ」と言う気がします。その分ゲームを一日中やって居るのでしょうね。 是は小中学生の親世代である30~40歳の大人が、そうですから。
彼ら(30~40代)が漢字を訊くので、口で説明すると、スマホを使って検索し、「正解!」とかやられると頭にきますが、其れを窘めると、「別にぃ、スマホがあれば大丈夫だしぃ~」と、蛙の面にションベンの態、マァそれから、漢字テストは仕掛けてこなくなりましたが。
こういう事態は私の世代(60代前半)には、y層も着かなかった話です。PCに限らず、全てが自動化・ロボット化する事での「便利化が齎す弊害」と言う事に、是からは留意しておかねば、この傾向はどんどんエスカレートして行くのではないかと危惧して居ます。
どうせ、戦後の敗戦利得者が米国に阿って居る裡に、日本語すら「悪」と見定めた末の「英語上げ」なのでしょうが、「世界で一番学問を理解し易いのは、日本語である」と言う結論が出て居るのですがね。
然し、成る程日本語能力がこの程度なら、「読書する子が居なくなっても可笑しくないなぁ」と言う気がします。その分ゲームを一日中やって居るのでしょうね。 是は小中学生の親世代である30~40歳の大人が、そうですから。
彼ら(30~40代)が漢字を訊くので、口で説明すると、スマホを使って検索し、「正解!」とかやられると頭にきますが、其れを窘めると、「別にぃ、スマホがあれば大丈夫だしぃ~」と、蛙の面にションベンの態、マァそれから、漢字テストは仕掛けてこなくなりましたが。
こういう事態は私の世代(60代前半)には、y層も着かなかった話です。PCに限らず、全てが自動化・ロボット化する事での「便利化が齎す弊害」と言う事に、是からは留意しておかねば、この傾向はどんどんエスカレートして行くのではないかと危惧して居ます。
Posted by ナポレオン・ソロ at 2017年11月21日 08:03
「は」は名詞にかかる、「が」は動詞にかかる助詞なのかと思います。
問1は、質問者が誰だか判らない人に名を尋ねた場合は「は」。
その場に太郎さんがいるのを知っているが、それがどの人か判らない場合
「が」です。
問2は、太郎さんの行動に焦点を当てたら「は」。
家に帰って食事をした人は誰なのかに焦点を当てたら「が」となります。
正答率の件に関しては嘆かわしいと思うと同時に、教科書から教師の
教え方に至るまで、まさに十年一日どころか百年一日、そこに知恵も
工夫も無いのも一因でしょう。
多に刺激が一杯あるのに、子供らにとって「国語は余りにもツマラナイ」
のです。
ビジネスでもそうですが、アップデートの努力をしない企業は淘汰されます。
今の公教育界は余りにも胡坐をかき過ぎてます。
少しは予備校や有名塾の「名物講師」の爪の垢でも煎じて呑めよと。
認知症患者に教員が多いのも頷けます。
問1は、質問者が誰だか判らない人に名を尋ねた場合は「は」。
その場に太郎さんがいるのを知っているが、それがどの人か判らない場合
「が」です。
問2は、太郎さんの行動に焦点を当てたら「は」。
家に帰って食事をした人は誰なのかに焦点を当てたら「が」となります。
正答率の件に関しては嘆かわしいと思うと同時に、教科書から教師の
教え方に至るまで、まさに十年一日どころか百年一日、そこに知恵も
工夫も無いのも一因でしょう。
多に刺激が一杯あるのに、子供らにとって「国語は余りにもツマラナイ」
のです。
ビジネスでもそうですが、アップデートの努力をしない企業は淘汰されます。
今の公教育界は余りにも胡坐をかき過ぎてます。
少しは予備校や有名塾の「名物講師」の爪の垢でも煎じて呑めよと。
認知症患者に教員が多いのも頷けます。
Posted by 猫宮とらお at 2017年11月21日 09:23
コメント頂いた皆様へ
国語問題への回答は、もう少し「応募」が集まってからさせていただきますので、もう少しお待ちくださいませ。回答とは別にレスさせていただきます。
国語問題への回答は、もう少し「応募」が集まってからさせていただきますので、もう少しお待ちくださいませ。回答とは別にレスさせていただきます。
Posted by トラネコ
at 2017年11月21日 11:26

連投失礼します。
平成23年に滋賀県大津市で、中学生がいじめ被害で自殺に追い込まれ
た事件がありました。
それから6年経過しても相変わらず同様の事案が相次ぎ、揃って担任・校長
教委まで「知らなかった」で逃げる醜態をさらしています。
一般企業で6年間、サービス上の大問題を放置し続けたら倒産です。
それほど、彼奴らに当事者意識が欠落している訳でして、その淀んだ
意識が「教え方への努力の無さ」にも現れているのです。
平成23年に滋賀県大津市で、中学生がいじめ被害で自殺に追い込まれ
た事件がありました。
それから6年経過しても相変わらず同様の事案が相次ぎ、揃って担任・校長
教委まで「知らなかった」で逃げる醜態をさらしています。
一般企業で6年間、サービス上の大問題を放置し続けたら倒産です。
それほど、彼奴らに当事者意識が欠落している訳でして、その淀んだ
意識が「教え方への努力の無さ」にも現れているのです。
Posted by 猫宮とらお at 2017年11月21日 17:21
幼児の英語教育に付いては、もう何年も前から母国語の教育をしっかりしてからと言われてるんですけどね。いろんな分野の専門書なども全部、日本語によるもので勉強したり調べられるのですから、読解能力がないと不便wでしょうね。又、読んで理解する能力と共に会話力や伝達、伝達された事への理解力も社会生活、仕事に尽くにも大切な能力でしょうね。一時流行った不思議ちゃんやお馬鹿キャラはテレビタレントのみの需要でしょうね。
トラネコさんの問題難しいですやんw今まで意識した事なかったです。ネットではとがの違い調べたんですがwはの用法は主語の太郎が太郎以外の他者の存在がないものとしての文で、が、は主語の太郎以外の存在有りとしての文なんですかね?間違ってたらテヘッ調べたのに間違ってたら読解能力ないと言う事で〜(>_<)
トラネコさんの問題難しいですやんw今まで意識した事なかったです。ネットではとがの違い調べたんですがwはの用法は主語の太郎が太郎以外の他者の存在がないものとしての文で、が、は主語の太郎以外の存在有りとしての文なんですかね?間違ってたらテヘッ調べたのに間違ってたら読解能力ないと言う事で〜(>_<)
Posted by うさこ at 2017年11月21日 19:36
女子大生が「ウッソー、ホントー、ヤダー、カワイイ」だけで会話をすると言われたのが30年以上前のことですが、似た様なレベルの政治家が、教育行政をでんでん、じゃなかった云々していることに、恐怖と戦慄を禁じ得ません。「革マル弁護士」「二重国籍女」「緑のメス狸」etc、インタビューに応える間に、何回「しっかり」を繰り返していることか。日本語を重要視することは、軍国主義の復活でも、ナショナリズムの高揚でも、戦前回帰でもありません。日本人が日本語を大事にして何が悪いという一言に尽きます。
Posted by NTRC特撮軍団長・ヤラセロウ大元帥 at 2017年11月21日 21:51
犬HKや民放の新入社員の採用基準は「日本語を話せない事」になってるのかも。
Posted by KOBA at 2017年11月22日 04:33
読者の皆様
では回答です。
「は」、「が」は主格を表す格助詞ですが、「は」は一般的な通常の主格、「が」は強調や限定を示す格助詞です。そこで1.に関してですが、「私が太郎です」というのは例えば、「太郎さんはどなたですか?」という大勢の中で呼びかけられた時などの表現です。
2.に関しては、動詞が二つあります。「帰る」と「する」です。
「太郎は~の方は、この二つの動詞の主語になり、家にかえったのも食事をしたのも太郎になります。一方「太郎が~」の方は、家に帰ったのは太郎ですが、文脈によって食事をした主語は太郎ではない場合になります。例えば、「太郎が家に帰って(花子は)食事をした。」となる。
よって正答された方は・・・
丑寅の金さん様、うさこ様、猫宮とらお様、全員正解です。
皆さまおめでとうございます! お会いできる機会があれば、素敵な賞品を差し上げたいと思います。
丑寅の金さん様
同意です。
>それにしても、・・・国語の教育以前の問題ではないでしょうか?
日本人としての問題でしょうか。
しかしこれは生徒ではなく教育する側に問題が大有りでしょう。いったい学校や教師は何をやってるんでしょうか?
ナポレオン・ソロ様
同意です。
>日本語能力がこの程度なら、「読書する子が居なくなっても可笑しくないなぁ
ホントですね。
読書といえば電子図書もあるみたいですが、あれは読みにくいですね。もっとも私らのような電車やバスで、文庫本を読んでいた世代だからそう思うのかもしれませんが。それにしても恐らくボキャブラリーも貧困だし、読解力も不十分なら外国人と変わりません。これが日本の中高生の日本語能力とすれば絶望的な未来です・・・。
猫宮とらお様
同意です。
多分、昔というか戦前の学生に比べれば、私らもかなり国語力は低いのではないかと思います。もっとも戦前は中学校以上に進学する人自体が極めて少なく、エリートであったことを考えれば当然でしょう。 まあ教育界そのものが、というか政治全体が劣化している影響かとも考えます。
うさこ様
同意です。
日本人が外国語会話が下手糞なのは、日本語が複雑だからとかいってた戦後の小説家がいましたが、逆に日本語で世界中の文学が読めて、最先端の科学知識が得られるのです。だから日本人には外国語の読解力は必要でも、会話能力など必要ないのです。会話が必要な人は自主的に学校いくなり、教材を得て勉強すればいいのです。
NTRC特撮軍団長・ヤラセロウ大元帥様
同意です。
女子高生用語なるものも、時代とともにいろいろあるかも知れませんが、しょせんこれも流行語の域として変化はしていきます。しかし基本的な読解力の低下は問題です。これでは人とのコミュニケーションをとる社会生活自体難しいでしょう。
KOBA様
同意です。
それは大いに可能性ありですね。あまりにも日本語能力に関するヘタな表現や小細工がTVに少なくないです。とくにTBSなど・・・
では回答です。
「は」、「が」は主格を表す格助詞ですが、「は」は一般的な通常の主格、「が」は強調や限定を示す格助詞です。そこで1.に関してですが、「私が太郎です」というのは例えば、「太郎さんはどなたですか?」という大勢の中で呼びかけられた時などの表現です。
2.に関しては、動詞が二つあります。「帰る」と「する」です。
「太郎は~の方は、この二つの動詞の主語になり、家にかえったのも食事をしたのも太郎になります。一方「太郎が~」の方は、家に帰ったのは太郎ですが、文脈によって食事をした主語は太郎ではない場合になります。例えば、「太郎が家に帰って(花子は)食事をした。」となる。
よって正答された方は・・・
丑寅の金さん様、うさこ様、猫宮とらお様、全員正解です。
皆さまおめでとうございます! お会いできる機会があれば、素敵な賞品を差し上げたいと思います。
丑寅の金さん様
同意です。
>それにしても、・・・国語の教育以前の問題ではないでしょうか?
日本人としての問題でしょうか。
しかしこれは生徒ではなく教育する側に問題が大有りでしょう。いったい学校や教師は何をやってるんでしょうか?
ナポレオン・ソロ様
同意です。
>日本語能力がこの程度なら、「読書する子が居なくなっても可笑しくないなぁ
ホントですね。
読書といえば電子図書もあるみたいですが、あれは読みにくいですね。もっとも私らのような電車やバスで、文庫本を読んでいた世代だからそう思うのかもしれませんが。それにしても恐らくボキャブラリーも貧困だし、読解力も不十分なら外国人と変わりません。これが日本の中高生の日本語能力とすれば絶望的な未来です・・・。
猫宮とらお様
同意です。
多分、昔というか戦前の学生に比べれば、私らもかなり国語力は低いのではないかと思います。もっとも戦前は中学校以上に進学する人自体が極めて少なく、エリートであったことを考えれば当然でしょう。 まあ教育界そのものが、というか政治全体が劣化している影響かとも考えます。
うさこ様
同意です。
日本人が外国語会話が下手糞なのは、日本語が複雑だからとかいってた戦後の小説家がいましたが、逆に日本語で世界中の文学が読めて、最先端の科学知識が得られるのです。だから日本人には外国語の読解力は必要でも、会話能力など必要ないのです。会話が必要な人は自主的に学校いくなり、教材を得て勉強すればいいのです。
NTRC特撮軍団長・ヤラセロウ大元帥様
同意です。
女子高生用語なるものも、時代とともにいろいろあるかも知れませんが、しょせんこれも流行語の域として変化はしていきます。しかし基本的な読解力の低下は問題です。これでは人とのコミュニケーションをとる社会生活自体難しいでしょう。
KOBA様
同意です。
それは大いに可能性ありですね。あまりにも日本語能力に関するヘタな表現や小細工がTVに少なくないです。とくにTBSなど・・・
Posted by トラネコ
at 2017年11月22日 11:50

私は運動が苦手で本を読むのが大好きでした。主に小説でしたけど。日本文学全集とか世界文学全集とか、子供用の日本書記とか古事記とか。父からおこずかい貰ってたので、欲しいものは特になくて、中学生までは本を買ってました。多分、今から思えば現実逃避してたんかな?自分のリアルな世界は、しみったれてゆうーつな世界。でも、そこから出て行く勇気もなく。夢想できるのって本の世界。今の若い人は、ハードル低いですよね。トラネコさんは私と同い年くらいなのに、 メキシコに拠点を於いて生活されてる事にエネルギッシュやなぁ〜て素直に思います。
Posted by うさこ at 2017年11月22日 22:21
私は運動が苦手で本を読むのが大好きでした。主に小説でしたけど。日本文学全集とか世界文学全集とか、子供用の日本書記とか古事記とか。父からおこずかい貰ってたので、欲しいものは特になくて、中学生までは本を買ってました。多分、今から思えば現実逃避してたんかな?自分のリアルな世界は、しみったれてゆうーつな世界。でも、そこから出て行く勇気もなく。夢想できるのって本の世界。今の若い人は、ハードル低いですよね。トラネコさんは私と同い年くらいなのに、 メキシコに拠点を於いて生活されてる事にエネルギッシュやなぁ〜て素直に思います。
Posted by うさこ at 2017年11月22日 22:21
うさこ様
うさこ様は文学少女だったんですね。
小学校の頃私も読書はしましたが、あなたほどではありません。どちらかというと絵を描いて自分の空想の中で夢想していたほうでしょうか。でも中学校は親に強制的に運動部に入れられて年中汗水たらして走りまわっていました。高校に入って本格的に絵の勉強もしましたし、本も通学の電車やバスの中で読みました。しかし還暦すぎて最近では「死」についてよく考えます。父方が70前後で他界してますので、私も後10年ないかな・・・なんてねw
うさこ様は文学少女だったんですね。
小学校の頃私も読書はしましたが、あなたほどではありません。どちらかというと絵を描いて自分の空想の中で夢想していたほうでしょうか。でも中学校は親に強制的に運動部に入れられて年中汗水たらして走りまわっていました。高校に入って本格的に絵の勉強もしましたし、本も通学の電車やバスの中で読みました。しかし還暦すぎて最近では「死」についてよく考えます。父方が70前後で他界してますので、私も後10年ないかな・・・なんてねw
Posted by トラネコ
at 2017年11月22日 23:40

言語から物事を理解しイメージする能力がないと外国語学んでもダメ・無駄だという事。それ以前の問題。私も大学時代知り合いから家庭教師頼まれた時、全体的な学力が低かったので問題を読めないと回答を導き出す事が出来ないから『国語』を徹底しました。何とか受験合格したようで安心。
大学時代に工学部専攻しましたが脇道で『中学技術教員課程』も取りました。一応県の採用試験も受けました。集団討論した感想は
『こんなバカな連中が先生になるのか?教育雑誌の中身そのままじゃないか。自分の頭で考えろよ』
と思いました。試験内容も『専門』より『教育基本法と学習指導要綱』が優先。これでは学習塾に比べるも無くです。当時『いじめ』『体罰』とか煩かったですね。
大学時代に工学部専攻しましたが脇道で『中学技術教員課程』も取りました。一応県の採用試験も受けました。集団討論した感想は
『こんなバカな連中が先生になるのか?教育雑誌の中身そのままじゃないか。自分の頭で考えろよ』
と思いました。試験内容も『専門』より『教育基本法と学習指導要綱』が優先。これでは学習塾に比べるも無くです。当時『いじめ』『体罰』とか煩かったですね。
Posted by 朝鮮とは距離をとります at 2017年11月23日 07:35
朝鮮とは距離をとります様
同意です。
>『こんなバカな連中が先生になるのか?
教育雑誌の中身そのままじゃないか。自分の頭で考えろよ』
模範解答例の丸暗記ですね。
論述問題もすべて模範解答があって、その形式と必要な単語をちりばめれば合格するようですから、思考力など身につくはずはありませんね。思考力や論理性を育成するために、欧米で行われているディベートなんかを授業で取り入れるのも一案ですね。
同意です。
>『こんなバカな連中が先生になるのか?
教育雑誌の中身そのままじゃないか。自分の頭で考えろよ』
模範解答例の丸暗記ですね。
論述問題もすべて模範解答があって、その形式と必要な単語をちりばめれば合格するようですから、思考力など身につくはずはありませんね。思考力や論理性を育成するために、欧米で行われているディベートなんかを授業で取り入れるのも一案ですね。
Posted by トラネコ
at 2017年11月23日 10:29

昔ですが教職課程で集団討論会(ディベート)ありました。
両親が教師で某自動車産業世界一の地域から来た成績優秀な奴いました。毎回その人とはヒートアップしました。
(某天皇家子孫で政治学者VS朝鮮半島出身の女性大学教授みたいに)
私は大学時代に道場に通い子供たちと一緒に練習した経験からの発言ですが、相手は勉強熱心で本からの知識だったせいか、そして若かったせいもあり絶対に纏まりませんでした(笑)。
両親が教師で某自動車産業世界一の地域から来た成績優秀な奴いました。毎回その人とはヒートアップしました。
(某天皇家子孫で政治学者VS朝鮮半島出身の女性大学教授みたいに)
私は大学時代に道場に通い子供たちと一緒に練習した経験からの発言ですが、相手は勉強熱心で本からの知識だったせいか、そして若かったせいもあり絶対に纏まりませんでした(笑)。
Posted by 朝鮮とは距離をとります at 2017年11月23日 20:52
後10年なんて〜寂しい、でも私もそんな感じですw トラネコさんには画家としての才能がお有りなので生きてく目標が明確ですよ。 実は、今の私も、最低限10年くらい生き抜く責任があるんですよ、子犬がいるんです。この子、夫の言う事聞かない困ったちゃん。夫は溺愛してるんですけど。全くナメられまくり、もっと毅然としなアカンでにも。私がヤメの一言でシュンタロウ。勿論叩いた事ないですよ。私がいなくなったら翻弄されまくりって気の毒やなぁてw
Posted by うさこ at 2017年11月23日 21:06
朝鮮とは距離をとります様
同意です。
基本的に朝鮮人とは発想の基盤が完全に異なりますから、話し合いも議論もまったく噛み合わないのは当然です。付き合わない事が一番です。
うさこ様
お宅のワンコは御主人を自分より下に見ているんじゃないですか?
これはうさこ様の躾の責任だと思いますよ・・・!
同意です。
基本的に朝鮮人とは発想の基盤が完全に異なりますから、話し合いも議論もまったく噛み合わないのは当然です。付き合わない事が一番です。
うさこ様
お宅のワンコは御主人を自分より下に見ているんじゃないですか?
これはうさこ様の躾の責任だと思いますよ・・・!
Posted by トラネコ
at 2017年11月23日 22:33

多分、下に見てると思います。唸ったり散歩交代制(殆んど夫)なんですが、夫は走りすぎてヘトヘ-ト。私と行けば、平行で歩きますし、絶対先を行きません。夫にこうした方がいいんじゃない?て言いますが、自分流あるらしく聞く耳ありません。それで、服や靴下ボロボロ。私には、最初そんなんでしたが、今一切ないです。
Posted by うさこ at 2017年11月24日 19:49