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島根県議は正論! LGBTの権利もケースバイケース

2018年06月18日

LGBTめぐる島根県議の発言は「不適切」 支援団体代表、謝罪求める
国に性同一性障害特例法の改正を求める陳情を島根県議会に提出した市民団体代表が15日、島根県庁で記者会見し、 昨年9月の審議の場で男性県議が「女性の風呂に男性のものをぶら下げた人が入ったら混乱する」と発言したのは不適切だとして謝罪を求めた。

会見したのは性的少数者(LGBT)を支援する市民団体「のりこえねっと紫の風」の上田地優(ちひろ)代表性別適合手術を受けなくても性別変更を認める法改正を国に請願するよう陳情で求めた。

昨年9月26日、建設環境委員会で審査した際、この県議は、男性として生まれたLGBTが、手術をせずに「女性の風呂に入り中でひげでもそったら、(周囲の女性は)びびると思う」と発言した。 取材に対し「心と体の性が一致する人にも配慮しなきゃいけないという趣旨だ。意見を変える気も謝る気もない」と答えている。

上田代表は「県議は笑いながら発言していた。発言のレベルはネット上の誹謗中傷と同じで、同席の県の人権問題関係者から発言に反応や擁護がないこともショックだった」と話した。 審議後、陳情を取り下げた。

上田代表は、LGBTのコントラバス奏者の公演ポスターに「おネエ系」という言葉が使われたのは「不快」だと指摘。 9日開催予定だった公演は中止となり、会見はその経緯を説明するとして開かれた。
産経WEST  2018/06/16(土)
https://www.sankei.com/west/news/180615/wst1806150091-n1.html


島根県議は正論! LGBTの権利もケースバイケース

         「性」の多様性を考えることもいいとは思うが・・・



今日も前回と同じく「差別問題」を取り上げる。

最近しばしばLGBTに関するイベントやデモ行進などが各地で開催されている。
LGBTは人口の約7%程度存在するといわれ左利きやAB型血液と同率らしい。
もちろん私はLGBTの人々への「不当な差別」には断固反対する。

LGBTにもいろいろあるようで・・・

心と体の「性」が一致しない性同一障害者、トランスジェンダータイプ、
心と体の「性」が一致しているかどうか自分の「性」認識不確定のタイプ、
心も体も「性」が一致するが同性しか愛せないホモセクシュアルタイプ、
心も体も「性」が一致するし男女両性も愛せるバイセクシュアルタイプ・・・
さらに以上の中を行き来するタイプも存在しているらしい。


LGBTの内容もいろいろ複雑な事情のようである。

私は彼らが普通の人と同じように社会に暮らす存在だと思うし、
先入観や偏見は断固排除すべきだと考える
、と最初に述べておく。


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さて今回の島根県議の「問題」発言だが・・・

LGBTは通常の仕事などには問題ないだろうが、「性差」が社会を分ける施設、
例えば公衆トイレ、公衆浴場、着替え室などの使用には問題があるだろう。
特にこれは女性側の方に困った事情が出て来るのではないだろうか?


男性県議が「女性の風呂に男性のものをぶら下げた人が入ったら混乱する」
 と発言したのは不適切だとして謝罪を求めた。


この県議は、男性として生まれたLGBTが、手術をせずに
 「女性の風呂に入り中でひげでもそったら、(周囲の女性は)びびると思う」
 と発言した。 取材に対し「心と体の性が一致する人にも配慮しなきゃいけない
 という趣旨だ。意見を変える気も謝る気もない」と答えている。

この発言のどこが不適切なのだろうか?

体が男性で心が女性の性同一性障害者が公衆浴場や温泉で、
女性用の風呂に堂々と入ってきたら、当然大騒ぎになるだろう。
県議は実に当たりまえの予想される事を言ったまでだ。

また仮に女性がこの「体が男性で心が女性」の人物を認識していたとしても、
女性風呂や女子トイレを一緒に使うことにはまったく抵抗はないのだろうか?
この逆バージョンでも、もし男湯に心が男性でも体が女性が入ってくれば・・・

やはり・・・

 少数派の権利を尊重するあまり、
 多数派の権利を無視してはならない。


マイノリティーの人権団体にありがちな傾向はこれなのである。
「被害者」である少数派が社会的に偉いと勘違いしている。
これは民主主義を否定しかねない危険な思想である。


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        LGBT者の立場にたてばわからなくもないが・・・


私のある経験を話そう。

ある公的訓練施設で男女の集団合宿していたことがあった。
風呂、トイレは共有だが男女別に分かれていたことは言うまでもない。
一日の日課が終わり食事、風呂となるのだが・・・

ある男性訓練生が風呂に毎日二時間くらいいることが分かった。

行動を観察していると彼は同性愛者ではないかという疑いが深まった。
彼がゲイかトランスジェンダーかは判別できなかったのだが、
いずれにせよ、彼にとって男子風呂は天国そのものではないか。

逆に、性同一性障害者で「体が女性で心が男性」の人が、
堂々と女子風呂に入り周囲の女性を観察できるのと同じである。
外見が同性だから周囲の女性は気にもとめないだろうが・・・


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さらに犯罪も予想されるだろう。

心と体の「性」が一致しており、普通のヘテロセクシュアルの男性が、
自分は実は心が女性だと偽って女風呂や女子トイレに入る行為
も予想されるが、LGBT者の見極めはどうすればよいのだろうか?

現行では性適合手術をすれば戸籍の性が変えられるが、
支援者は手術なしでも性別変更を認める法改正を国に請願するという。
それはそれでよいが、外見がそのままで周囲の理解が得られるだろうか?

それが成立したらIDカードのようなものを持ち歩くのだろうか?
それを見せれば外見が明らかに男でも女風呂に入れるのか?
それを一般女性は素直に受け入れられるのか?

これは法改正だけでは簡単に社会が受け入れられる問題ではないだろう。
だから現行では県議が言う事は実にもっともな事なのである。
これは決して「不当な差別」発言には当たらないのだ。


<参考記事>
「女子トイレ使用禁止は差別」 性同一性障害の経産省職員が国など提訴
産経新聞 2015.11.13
http://www.sankei.com/affairs/news/151113/afr1511130031-n1.html


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          ユニセックストイレも一つの解決策だが、
          公衆トイレだけでなく、ずべての施設に
          設置するとなれば莫大な予算も必要だ。




上田代表は「県議は笑いながら発言していた。
 発言のレベルはネット上の誹謗中傷と同じで、同席の県の人権問題関係者から
 発言に反応や擁護がないこともショックだった」と話した。
 審議後、陳情を取り下げた。

県議の態度に頭にきたのだろう

「笑いながら」とはいうが、一種の照れ笑いみたいなものだろう。
内容が内容だけに公的場面で口にし難いことだから笑って胡麻化したのだろう。
これを目くじら立ててネットの誹謗中傷と同列に非難する事ではあるまい。

それよりもこの県議の主張は何ら間違っていない。
だから「同席の県の人権問題関係者から」擁護がなかったのだ。
県議は現実を踏まえて十分ありうる可能性を述べただけだ。

ではいったい県議の発言の何がどう不適切なのか?

これに関しては一切ここには述べられていないからわからないが、
県議の言う事が間違っているのならキチンと質問するなり、
互いの言い分を出すなりして議論すればいいだけではないか。

この手の反差別屋は自分と考えが違う相手を、
議論するのではなく無条件に否定するのが定番だ。



そこで支援団体に目を向けてみると・・・

性的少数者(LGBT)を支援する市民団体
 「のりこえねっと紫の風」の上田地優(ちひろ)代表


島根県議は正論! LGBTの権利もケースバイケース



のりこえねっと、なるほどね・・・

抗議をした団体がこれなら抗議の整合性のなさは理解できた(笑)
フェミの上野千鶴子や在日の辛淑玉佐高信北原みのり・・・など、
札付きの反日サヨクが集う言論弾圧団体だからなw

この手のジンケン屋どもの実態は、誰も反対できないスローガン、
人権人命の尊重、反戦平和、民主主義、反暴力・・・を掲げながら、
彼らの主張を批判反対する者を弾圧するファシストどもである。


ただし調べてみたが、「のりこえネット紫の風」「のりこえねっと」が、
どのような関係にあるのかは不明だった。しかし同じ団体名称を使っており、
ジェンダーフリーなどの活動をしているので何かの関連団体ではないかと思う。

しかし、この抗議内容の稚拙さはさすがサヨク系らしいわ(笑)
事実や現実を考慮することなしに言葉尻を捉えて抗議だからな。
ちなみにのりこえねっと紫の風の会員数は6だそうだ。


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           のりこえねっと紫の風・上田地優代表
           チマチョゴリを着ているが、もしかして・・・



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             のりこえねっと紫の風
         この写真は県民活動応援サイトから拾ったのだが、
         なぜか後ろの壁の映写にはハングル文字が・・・



島根県議は正論! LGBTの権利もケースバイケース

          本家「のりこえねっと」の香ばしい面々w
         各種反日サヨク団体やシバキ隊らと関係が深い。
         沖縄反基地運動や反原発運動など反日運動が主。





私はこの手の団体がLGBT差別反対運動やっていることに懸念がある。
これまでもこの手の団体の主張には根拠を認めつつも拡大解釈により、
彼らの定義する差別の範囲がどんどん拡大していく傾向があるからだ。

つまり先日エントリした人種差別の問題でも反差別運動団体は、
ある種の民族への「冷静で資料を証拠に挙げた批判」でさえ、
差別の烙印を押して言論封殺
してくるからである。

つまり反差別や人権に煩い活動家は、被差別者を擁護・解放するのではなく、
自由な議論を封殺し、自分達の主張を社会に強制する目的の
言論弾圧や表現の自由を弾圧する圧力団体の傾向が強い。


つまり彼らは・・・

 人権擁護を表看板で偽装した、
 特定思想の政治団体である!



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           反レイシズム団体は反日団体とダブる。
           ほぼチンピラやゴロツキと同じである。



のりこえねっと紫の風は、2012年10月に・・・

島根県立大学の学園祭で毎年行われる「男装女装コンテスト」に、
「性同一性障害の人への配慮が足りない」と中止するよう要請し、
島根県立大は要請を受け入れ中止を決定した。

男装・女装コンテストくらいに目くじら立てて中止させることだろうか?

別に男装女装って、LGBTの人々を侮辱する訳ではないし、
基本的人権の表現の自由を侵害する主張ではないか?
LGBTの人は男装女装コンテストがあれば心が傷つくのか?

言っちゃあ悪いが上田地優代表だってオッサンの女装ではないか。


島根県議は正論! LGBTの権利もケースバイケース

        女装趣味はLGBTの人の心を傷つけるのだろうか?


これの逆バージョンだが・・・

フェミニストがミスコンを女性蔑視だと非難するのと似ている。
ミスコンが女性蔑視と言うが、応募するのは皆女性自らであって、
男性が女性に強制しているわけではあるまいに・・・。

それにミスコンに出場し、優勝すれば女性は誇りに思うのだ。
これをフェミニストは「女を見世物」にした女性蔑視イベントだと抜かす。
むしろフェミニストのこの思考回路こそ人種差別そのものではないか。

こういうことが続けばどんどんエスカレートしていき、異性のモノマネとか、
女装趣味の男性にも禁止させる、まるで差別語の言葉狩りと同じになっていくのだ。
権利や反差別を声高に叫べば叫ぶほど、益々世の中住みにくくなっていくのだ。

考えすぎかもしれないが・・・

これらマイノリティーの権利擁護を主張する団体は、
少数派と多数派とが仲良く平和共存する事が目的ではなく、
少数派こそが多数派の上に立つことが目的なような気がする。


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           性的少数派の権利尊重は結構だが・・・



こういう禁止要請の声がさらにエスカレートしていけば、
歌舞伎の女形や宝塚歌劇の男役などにLGBTへの配慮を欠くなどと、
差別の烙印を押しかねないのではないかと危惧するのだ。

最近、LGBT、在日、被差別部落、アイヌ・・・など少数派の人権をテーマに、
反差別や人権尊重を求める活動が盛んになってきている。これはこれで良い。
しかし彼ら少数派が多数派の権利を凌駕するならこれは逆差別である。

少数派の権利を多数派が認めることが大事なのは言うまでもない。
しかし少数派が多数派を越えた権利主張する事は間違いだ。
少数が多数を弾圧するファシズムという恐ろしい社会の到来
なのだ。


 少数派の権利主張も程度ものだ、
 行き過ぎると逆差別に発展して、
 民主主義は破壊されていくのだ!



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Posted by トラネコ at 00:00│Comments(4)社会
この記事へのコメント
 私は基本的に、民主主義と言うのは、多数の意見を重んじる主義だと思って居るので、良く朝日が言う「数の暴力」は、反民主議だと判定している。

 唯、世の中には、少数意見が正しい事も確かにあったりするので、国会などでも、政党政治を行う限り、党議拘束がある限り、開催して議論しても、強行採決されたらお終いです。 でも、現実には安倍政権は少数意見を訊く為に、野党議員が18連休を取って居ても、国会を開催し、野党の質問時間を割いて居る。

 是も民主主義なのだろう。 ダカラ、LGBTに関しての人権の擁護の必要性は、「少数意見の庇護」で良いとは思うが、同時に、LGBT側も、世間の常識に併せて行く「我慢」は必要だろう。 そうで無ければ、差別される事由が、逆に優遇される理由になり、逆差別状態になるが、是は、「多数の考えを重んじる」民主主義では無い。

 「乗り越えネット」なんて、反国家的な団体で、全員、帰化朝鮮人、或いは、在日朝鮮人では、日本国民に対する説得力は無い。
Posted by ナポレオン・ソロ at 2018年06月18日 16:13
ナポレオン・ソロ様
同意です。
民主主義が「数」の決定権がないなら、何をもって議題を決定するのでしょうね? この単純かつ素朴な答えもバカサヨは述べていません。所詮こいつらの定番Wスタなんです。自分達が多数派なら民主主義は「数」ですが、少数派なら「数」は「暴力」に変貌するのです。ご都合主義の権化みたいなアホ連中です。だからバカの一つ覚えのアベガーを御用新聞社と一緒に繰り返して内閣支持率下げても、自分達への支持率は上がらないという現実を理解出来ないのでしょう。所詮バカは死ぬまでバカですwww
Posted by トラネコトラネコ at 2018年06月18日 22:39
 「のりこえネット」と言う肩書だけで胡散臭さ全開ですな。
 「弱者の味方」を気取る癖に、当事者が使っても構わない言葉を「使うな」と圧力かける事に何の矛盾も感じないのがもうパヨク脳ですね。
 最初奴らは「多様性」を口実に利権漁りをしているのかと思いましたが、実は言葉の意味を理解できないまま使っているだけなのではないのかと思うようになりました。パヨクの脳味噌は遺伝的に勝欠陥ありですからね。
Posted by KOBA at 2018年06月19日 01:04
KOBA様
同意です。
まず上田地優代表の主張そのものが幼稚です。
民主主義の基本である議論、奴らが好んで使う「話し合い」を無視して、気に入らないから文句、謝罪と訂正を求めるという実に単純バカ発想です。まあサヨクの知性ってこんなものなんでしょうwww
Posted by トラネコトラネコ at 2018年06月19日 02:32
 
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