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元号法より日本共産党が国民主権になじまない!

2019年03月09日

「時をも君主が支配する」志位和夫氏が元号法の廃止を主張
共産党の志位和夫委員長は28日の記者会見で、天皇一代に一つの元号とする「一世一元」制を定めた元号法の廃止を引き続き主張していく考えを示した。

「元号は、時をも君主が支配するとの考えからきている。国民主権の原則になじまないと考えている」と述べた。

共産党は機関紙「しんぶん赤旗」で西暦と元号を併記するなど、元号の慣習的な使用は認める。一方、法律による強制的な使用に反対する立場をとってきた。
<ライブドアニュース>
共同通信 2019年2月28日 18時17分
http://news.livedoor.com/article/detail/16090112/

元号法より日本共産党が国民主権になじまない!




「元号は、時をも君主が支配するとの考えからきている。
 国民主権の原則になじまないと考えている」と述べた。


元号法より日本共産党が国民主権になじまない!



志位和夫は頭が悪いわwww

「国民主権の原則になじまない」だと?
お前は日本国憲法を理解していない!


まず日本の天皇と君主との関係について見ていきたい。

世界の政治体制には共和制と君主制がある
君主というのは、皇帝、王、公、大公、首長など特定の元首のいる国だ。
共和政は君主のいない国だ。しかし北朝鮮などは君主制みたいなものである。

君主制には、日本やイギリスのような権力を持たない象徴的君主の立憲君主制と、
サウジアラビアなどイスラム系諸国みたいな君主が権力を持つ絶対君主制がある。
その二つの中間にタイのような制限君主制というのもある。

日本は戦前においてさえ、大日本帝国憲法が欽定憲法とはいえど、
天皇は政治的発言も政治的決定など絶対しない存在だったのである。
日共は専制君主のような印象で戦前の天皇を語るが大嘘である!



元号法より日本共産党が国民主権になじまない!

       「自分はどうなってもいいから、国民だけは助けてほしい」
       こんなことをいう絶対権力者が世界中にいただろうか?



ただし例外はあった。

それは2.26事件の処理と大東亜戦争の終結への決断の二点である。
これは内閣自ら決断や実行ができなかったから天皇の御聖断を仰いだのだ。
故に日米戦争に反対だった昭和天皇も、閣議で開戦が決まれば従ったのだ。

つまり戦前の欽定憲法においてさえ、天皇には政治権力はなく、
御前会議においても天皇はオブザーバー的存在に過ぎなかったのだ。
戦前も戦中も戦後もあくまで日本の天皇は象徴的存在であったのだ。

もっといえば・・・

 天皇は支配的権力ではなく、
 象徴的「権威」なのである!


だから・・・

 古代シナ皇帝の元号思想を日本の天皇にこじ付け
 元号法に反対する志位の発想が間違っているのだ!



元号法より日本共産党が国民主権になじまない!

       内閣が不一致で天皇に御聖断を仰いだ終戦の御前会議



日共は護憲政党を自認するくせに憲法を理解していない。
否、理解する能力がない。9条は死守する癖に1~8条はほぼ無視だ。
ゴケン、ゴケンとうるさいくせに1~8条の天皇条項は尊重しないWスタだ。

近年、国会の開会式に出席したり、天皇条項を認めたりしたが、
これは国民の根強い皇室への尊崇を認めざるをえない現実から、
仕方なしにそうしただけであって、共産党の本音は今も反天皇である。

憲法第一条には天皇は国民統合の象徴とあり、
政治的権力は一切持っていないし、国民でも国家でも時間であろうとも、
君主が「支配する」という権力的概念は日本の天皇には全くない。

日本の天皇が「時を支配」などという発想は共産党ならではのものだ。
共産主義国家では共産党が国家と国民と国土を支配する
まさに共産党=君主の構図が今のシナや北朝鮮に見られる。

だから・・

 日本共産党はシナの独裁体制や、
 自由や人権の否定、少数民族浄化、
 侵略には絶対に批判はしないのだ!



元号法より日本共産党が国民主権になじまない!


元号法より日本共産党が国民主権になじまない!




共産党一党独裁国家もシナ皇帝の国家もまさに同じ概念図がみられる。
シナの皇帝が定める元号は、確かに君主が時を支配する存在だからだが、
シナの皇帝と日本の天皇とはまったくその性格は異なる。

日本の天皇がシナ皇帝と決定的に異なるのは、古代の一時期を除き・・・

 天皇は政治に直接関与せず、
 祭祀を執り行う神主の長としての、
 民俗宗教的存在だということだ。


そう考えると・・・

西欧暦もキリスト教生誕から始まる宗教的意味合いのある暦である。
日本の天皇が代替わりの度に元号が代わることも何ら差支えないではないか。
別に元号を使うか使わないかまで国民に強制してはいないのだから。

天皇の実に平和的権威に比べ・・・

西欧のカトリック教会が時の政治的権力と結びついて
魔女狩りや異端審問、十字軍、侵略・植民地支配・・・
人権弾圧や侵略の片棒を担いだのと大違いである。



元号法より日本共産党が国民主権になじまない!

          天皇の仕事は政治ではない、祭祀である。


天皇は代替わりはしても血脈は1500年以上も脈々と受け継がれ
シナの焚書坑儒や易姓革命などとは無縁の平和な存在であったが、
これがコミンテルンの言いなりバカの共産主義者には理解できない。

また日本文化はシナ文化を取り入れたものはいろいろありはするが、
すべて日本の文化風土というフィルターで取捨選択の濾過されており、
日本で独自の発展しているからオリジナルとは別のものになっている。

さらに・・・

元号が天皇による時の支配などと考えている日本国民がいるのだろうか?
元号が国民主権の原則になじまないから不利益を被る国民がいるのか?
殆どは無意識の慣習としてなじんでいるのではないか?


それに慣習としても元号は・・・

日本人が時代を振り返るときには西暦よりも元号の方がわかりやすい。
1955~1965年頃といわれるより昭和30年代という方がイメージしやすい。
或いは1926年から1989年というより昭和時代という方がわかりやすい。

もっとも近年西暦使用が一般化した現在、若い人はどうなのだろう?
個人的には平成時代は和暦年よりも西暦年の方がイメージしやすい。
私自身も無意識に西暦年を使っているも時代の流れか・・・


元号法より日本共産党が国民主権になじまない!




元号法より日本共産党が国民主権になじまない!



私の意見は、本来は元号を法制化することもなかったと思う。
国民として自然に根付いた伝統的習慣を大事にすればよいと思う。
個人的には、皇室国家の歴史を誇る皇紀国暦として採用してもいいと思う。

しかし現実は共産党や左翼団体が伝統的慣習や文化を、
西欧合理主義やキリスト教文明史観によって否定し、
積極的に排除することが明白だから法制化も仕方なかった。


このことは、かつて国旗国歌法を制定した経緯によく出ている。
狂人集団日教組は、日の丸・君が代は法的根拠はないとして、
その掲揚や斉唱を拒否し、学校から排斥してきたからである。



元号法より日本共産党が国民主権になじまない!


元号法より日本共産党が国民主権になじまない!

      日の丸・君が代は法律で定められた日本の国旗・国歌である。



一応志位委員長の主張では、元号の法制化が気に入らないのであって、
伝統的な慣習として使用することは構わない、と言っている。
だからか、しんぶん赤旗も昨年より西暦と元号を併記しているのだろう・・・・か?
しかし赤旗は数年前まで西暦のみで日付表記してきたのである。

ところで・・・

もし西暦を正式に採用するとなると、上に述べた別の問題が出てくる。
共産党は基本的に宗教を認めない思想であることからも、
志位委員長が元号より西暦に拘るのは矛盾があると思う。

それは西暦は太陽暦を基盤としたグレゴリオ暦というキリスト生誕を、
その元年としたことから由来したローマカトリックの歴法
だからである。
キリスト教文明圏でもない日本人がグレゴリオ暦を採用する方が問題ではないか。

日共の志位が元号の原則論を抜かすなら、西暦の原則はこれである!

日本では明治維新以降、西欧文明を取り入れる一貫として西暦を採用した。
また世界の国々でも西欧の基準が世界標準になっている慣習から、
今ではイスラム文化圏も含め、世界中の標準暦法になっている。


元号法より日本共産党が国民主権になじまない!



それにしても・・・

 国民主権になじまないのは、共産主義じゃないか!
 否、近代民主主義、人権思想においてもなじまない!


日本共産党はマルクス主義を政治思想のバックボーンとした、
日本を共産主義の国家に革命をもって実現したい政党である。
言い換えると、現状の自由・資本主義を否定した政党である。

日共は表向き自由・民主主義などと嘘を吹聴しているが、
これまで世界中国々で共産主義政党が政権を担った国は、
間違いなく人権も民主主義も否定した全体主義ばかり
である。

日本共産党および、その支持者に尋ねたい。
共産主義政党が政権についた国で人権や民主主義が保障され、
国民を豊かで幸せにし、支持を受けた国があったら教えてほしい。



元号法より日本共産党が国民主権になじまない!

         日本共産党とシナ共産党は「友党」関係にある



事実は・・・

 共産主義政党が政権を握った国では例外なく、
 自由・人権・人命・民主主義はすべて否定され、
 人権弾圧、強制収容、虐殺が行われてきたのだ!


その残滓が北朝鮮であり、シナである!

世界では共産主義はもう過去のものになっているのだ。
日共は表向きは自由人権民主主義を声高に主張しているが、
これは共産主義の本性を隠すカモフラージュに過ぎない。

自由・民主主義・人権尊重とは相反する政治思想、
共産党、これこそ法律で禁止すべきではないのか?


<参考記事>
ポーランドで共産主義除去法成立 
共産党関連物の撤去と真相の還元を進める

EPOCH TIMES 2017年10月26日
https://www.epochtimes.jp/2017/10/29185.html


元号法より日本共産党が国民主権になじまない!









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Posted by トラネコ at 00:00│Comments(4)共産党
この記事へのコメント
新聞では朝日が「西暦主義」、産経が「元号主義」です。
産経は記事も元号表記ですが、未だに次の年号も決まっていない中、今年5月以降はどうするのでしょうか。。。
そして、今年5月以降の年号はどう表記しているのでしょうか。。。

それはさて置き、共産党と志位の「天皇嫌い」は相当なものです。
先日の「戦争責任」をめぐる志位のコメントでも、「前天皇」「現天皇」「前天皇の死去」と平然と言ってのけました。
これだけで、志位と共産党が天皇制度についてどう捉えているかが分かります。

天皇制については、彼らの大好きな「憲法」の第1条から第8条にまで亘っています。
「憲法」大好きで、「憲法」には「遵法精神旺盛」な共産党が、元号を「国民主権の原則になじまない」とはどういうことなのでしょうか(笑)
まさか、彼らにとって憲法には「9条」しかないのでしょうか(笑)
「9条」さえ守れれば、他の条項はどうでもいいのでしょうか(笑)

「国民主権の原則になじまない」のはむしろ、共産党の方だと思います。
元号を「時をも君主が支配する」と非難していますが、共産党こそ「君主が支配する」ような政治を狙っているのだと思います。
それは、この党のやり方を見ていれば明らかだと思います。
何しろ日本の政党で唯一、公安当局の「ブラックリスト」に入っている政党です。
「元号法の廃止」を彼らが叫んでも、全く影響力はないと思います。
Posted by 成田あいる at 2019年03月09日 09:35
トラネコ 様

お言葉ですが、日本共産党は2016年には " 何を今さら " の中国批判 を行っています。 以前も書きましたが、日本共産党は党の基本理念を「科学的社会主義」においきたのですが『現在の中国やベトナムで現実に進んでいることは単なる市場経済化ではなく、資本主義への道である。マルクス主義、科学的社会主義の「資本主義から社会主義への移行は必然」という大命題と全く逆の動きが起こっている』と主張しました。

・中国の大国主義、覇権主義を批判(要約すると次の4点)

1.核兵器問題で、中国に深刻な変質が起こっている。 中国は、もともと核兵器禁止の国際条約を求めてきていたのが、この数年、それが変化している。 特に、2015年~2016年の国連総会で、核兵器禁止条約の国際交渉を現実の日程に乗せようという動きに対して、中国がこれに反対する態度をとり、核兵器に固執する立場に変質したとして、次のように批判。「少なくとも核兵器問題については、中国はもはや平和・進歩勢力の側にはいない」

2.東シナ海と南シナ海での力による現状変更を目指す動きへの批判。 つまり、日本の領土である尖閣諸島の領海への中国公船の侵入が激増し、それが常態化していることについて、「他国が実効支配している地域に対して、力によって現状変更をせまることは、国連憲章および友好関係原則宣言などが定めた紛争の平和的解決の諸原則に反する」と批判

3.2016年9月にマレーシアで行われたアジア政党国際会議(ICAPP)総会の「クアラルンプール宣言」の採択にいたる過程で、宣言起草委員会が全員一致で決めたものを中国代表団が強硬に修正させるという対応をとったことに対して、「覇権主義的なふるまいそのものである」と批判

4.ICAPP総会での中国共産党代表団の振る舞いは、1998年6月、日中両共産党の関係正常化の際に合意された「双方は、日本側が主張する自主独立、対等平等、内部問題の相互不干渉および中国側が主張する独立自主、完全平等、相互尊重、内部問題相互不干渉の基礎のうえに、両党間の友好交流を展開する」という規定に反する、と批判

https://plaza.rakuten.co.jp/hannpenn/diary/201612050003/


日本共産党からすれば、これまで友好関係にあった中国共産党を批判したのだから、それなりに画期的なことであると言ってよいのですが、日本国民の側からすれば「何を今さら」というのが正直な感想です。 志位和夫委員長などはつい最近まで『北朝鮮の核実験やミサイル発射、中国の東シナ海、南シナ海での国際法違反の横暴は現実的な脅威ではない』などと気楽なことを言っていたのですから(笑)

基本的に、世界的にも同じですが、日本人は科学的社会主義に基づく「資本主義から社会主義への移行」など求めていません。 日本人が求めているのは、資本主義を基礎としたと相応の報酬、国民の自由および十分な福祉です。 これは、せいぜい社会民主主義であり、共産主義とは全く異なります。 根本的な日本共産党の問題は、そこなのですよね。 これだから、日本共産党は日本の現体制と過去を批判することで、中国朝鮮に取り込まれて、彼らの傀儡となってしまっているのです。
Posted by Black Joker at 2019年03月09日 14:07
追伸: 日本共産党の理念を日本で実現しようとすれば、日本はキューバの国民総公務員のような国家になってしまいます。 そうなると、経済的な競争力を完全に失い、産業面では中国や韓国の奴隷国家に成り下がるでしょう。 これこそが、中国朝鮮が追い求めて止まない姿です。

再度言いますが、日本国民が求めているのは「資本主義を基礎とした労働者の相応な報酬、国民の自由と十分な福祉」であり、共産主義など有り得ないのです。
Posted by Black Joker at 2019年03月09日 14:24
成田あいる様
同意です。
基本的に共産党は、マルクス教のカルト集団だという前提で見た方が理解しやすいでしょう。彼らは伝統文化という民族的な慣習よりも、フランス啓蒙思想の影響を受けた理性万能主義に立脚した屁理屈wを展開するのが定番です。しかも言行不一致のWスタときては国民もついていきませんわなww



Black Joker様
同意です。
>日本共産党は2016年には " 何を今さら " の中国批判 を行っています
そうでしたか、それは知りませんでした。
以前読んだ日共の不破論文では、シナやベトナムは「社会主義を目指す国」と資本主義から社会主義の漸進的段階とありました。しかしハッキリと資本主義を目指していると言ったのですね。しかしこんなこと私ら政治のド素人でさえ、シナの市場経済は社会杉経済の行き詰まりから、資本主義に転換したことくらいわかりますよねw シナシナ共産党一党独裁の資本主義国家であるというのが真実の姿です。

ご指摘の通り、2016年というつい最近になってから、シナの現実を批判しても遅すぎるのは全くその通りです。

>日本国民が求めているのは「資本主義を基礎とした労働者の相応な報酬、国民の自由と十分な福祉」であり、共産主義など有り得ないのです。
全くその通りです。
恐らく日共もそれは理解しているけれど、今更共産主義の看板は下ろせないという苦しい立場なのでしょう、哀れなものです。
Posted by トラネコトラネコ at 2019年03月10日 04:10
 
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