トラネコ日記

首相訓示は「憲法擁護に反する」　野党批判、自民議員も困惑
安倍晋三首相の自衛隊高級幹部会同での訓示に関し、野党や有識者から3日、行政府の長として憲法改正に意欲を示した形で問題だと批判が相次いだ。

共産党の小池晃書記局長は「憲法99条が定める閣僚らの憲法尊重擁護義務に反している」とした。自民党ベテラン議員も「全く望ましくない。理解に苦しむ」と困惑している。

首相は同日「全ての自衛隊員が強い誇りを持って任務を全うできる環境を整える。これは今を生きる政治家の責任。私は責任をしっかり果たしていく決意だ」と述べた。

小池氏は記者会見で、会合の性格を考慮すれば、自民党総裁でなく首相としての発言なのは明白だとして非難した。
共同通信　2018/9/3 20:27
https://this.kiji.is/409302864323314785






＞共産党の小池晃書記局長は
　「憲法99条が定める閣僚らの憲法尊重擁護義務に反している」とした。
　自民党ベテラン議員も「全く望ましくない。理解に苦しむ」と困惑している。




行政府の長（総理大臣）が憲法改正に言及したら、
何故「閣僚らの憲法尊重擁護義務」に違反しているのか?

安倍首相は平議員時代から憲法改正を訴えており、
これまでの選挙の中でも憲法改正に何度も言及して当選してきた。
その憲法改正発言が憲法擁護義務になぜ違反するのだろうか?

改正というのは今までよりもより時代や社会の変化に合わせて行うものだから、
憲法をより良い形に整える作業であり、憲法を尊重するが故に行うものである。
それがなぜ憲法擁護義務違反になるのだろうか?

これがもし私が何度か述べてきたように憲法破棄となれば、
これは現行憲法の否定になるから擁護義務違反の可能性はある。
しかし部分改正は世界中の国々で普通に行われているのである。

アメリカなどは憲法修正第●条なんて条文がいくつもあるが、
ではアメリカ合衆国では憲法擁護の義務はないというのだろうか?
大統領がその意志を持てば当然出身政党にそれを指示するだろうし・・・。

憲法違反というのが違憲疑惑の濃いのテロ政党共産党の小池だから、
所詮何をしても反対しかいわないテロ政党の幹部の言う事など、
真面目に聞く必要性はないし、自民党議員まで同じ事をいうなら除名しろ!



　　　　　　　　ファシスト共産党に憲法や民主主義を語る資格はない!


これまでの私の主張を簡単に述べて置くが・・・

まず現行憲法は改正ではなく、新（自主）憲法の制定が基本である。
原則論を言えば現行憲法はまず破棄が大前提である。
改正は苦渋の選択肢或は方便としての手段である。


ここで改憲論議の基本理由を整理してみると・・・


　●アメリカ占領軍はハーグ陸戦条約第43条、45条に違反している。
　占領軍は被占領国の法体系を勝ってに変えてはいけないから、
　現行憲法は国際法違反の上に強制された違法憲法である。

　●そもそも日本が国家主権のない時代に国家のあり方を示す憲法が、
　自主的に作れる訳がないし、独立国家の憲法を持てるわけがない。

　●現行憲法は日本が国家主権のない占領期に占領軍によって作られ、
　占領軍に強制的に押し付けられた「占領軍統治基本法」と考えられる。

　●現行憲法は国会の承認と天皇の勅諭によって日本国民が合意している、
　というのは嘘だ。ポツダム宣言を受諾・隷属を前提とする占領軍支配下において、
　国会決議も天皇勅諭も日本国の主体性を示すものではなく、いかなる反論もできない
　軍事占領という状況下での「日本政府」の政策とはすべて占領軍の強制である。
　よって、憲法に関する国会決議も天皇勅諭もすべて無効である。

　●日本国憲法は帝国憲法の無効化手続きを行っていない状況で成立しているから、
　占領下においてのみ有効性があるのであり、これがもし法的な整合性がある、
　とするならば、現行憲法はSF講和条約後の主権回復で効力を失効している。
　事実は占領下も独立後も日本国憲法には法的整合性はない。






以上の理由により・・・

日本国憲法には国際法にも国内法にも、
法的整合性が全く存在しない違法憲法である。
この国際法違反の憲法を改正するということは、
米占領軍の違法性を国家承認して正当化するという、
主権国家としては絶対にやってはいけない愚行である!


これはアメリカの安保属国、植民地という日本人が意識的、無意識的にもっている
卑屈な奴隷根性を今後も継続するという、奴隷の平和や自由を享受して喜んでいる
植民地奴隷のもつ属国民根性そのものである。

つまり基本は現行憲法改正はいけないのである!　
すでに多くの良識ある識者からは現行憲法破棄論がだされているが、
これが法的にも民主的手続きにおいても正しい。



　　　　　　まともな独立国家の憲法には自国の安全を他国に託すような
　　　　　　表現は絶対しない。まさに占領軍の統治基本法である証拠だ。



だが筋論はそうなのだが・・・


現実の世論として、ほとんどの国民が憲法改正論議の中身を知らず、
憲法の成立過程さえ知らない状況で、現行憲法破棄を実現できるかどうか・・・
立民や日共、朝日などの護憲勢力が狡猾に利用し猛反対するに決まっている。

であれば苦渋の選択として、まず憲法改正から現行憲法の違法性を国民に説明し、
徐々に憲法への関心を醸成し、改憲から現行憲法破棄、新憲法制定へ・・・
という遠回りな手続きしかないのかと思う。

もっとも改憲論の必要性を政府として国民に十分説明していないし、
バカ野党がモリカケ国会で改憲論議に入る妨害工作を一年以上続け、
マスゴミもそれに同調してきているから改憲そのものもが難しい状況だ。

個人的には明治の帝国憲法は破棄されていない状況だから、
帝国憲法を復活させて、これを修正して現代に合うように改定する方が、
手っ取り早いし、皇室典範との整合性もうまく行くのではないかと思う。





しかし!

バカ野党や護憲派への説得は不要である!

こいつら反米のくせに米国製憲法の信仰者、否、狂信者だ（笑）
護憲派は狂信者だから絶対に憲法改正何が何でも反対である。
最初から妥協する意思のない議論だから、護憲派などは相手にしてはいけない。

立民や日共みたいに妥協を拒否する政治は独裁であり民主政治ではない。
護憲派は全体主義者であり民主主義を守らないしその意識もまったくない。
よって妥協する意思のないファシストと国会論議は税金とカネの無駄遣いである。

護憲派と呼ばれるカルト信者は法治主義が通用しない。
彼らにはこれだけ日本国憲法の非合理性があるにも関わらず、
一言一句改正してはいけないと主張する無法者なのである。

そして護憲を主張する癖に憲法1条～8条に示される天皇条項を無視、
或は平気で軽視するという矛盾した態度を恥ずかし気もなくとるのだ。
ここにもサヨクお馴染みのWスタ、おまゆー、ブーメランが顕著だ（笑）



　　　　　　　　　オウム事件と同じく狂信者と話し合いは不可能だ


だが幸いにも・・・

安倍自民党政権は過去5回の選挙で国民から信任された民主政権である。
日本共産党みたいな民主選挙を得ない党首が独裁するファシスト政党ではない。
改憲は「数の力」をもってでも成立させるべきである!


　民主議会は十分な議論と多数決が基本である。
　しかし議論とは妥協を前提にあるものである。
　でなければ話し合う意味などないではないか!


憲法に関する改憲、加憲、現行憲法破棄、新憲法制定・・・などの論議は、
本来サンフランシスコ講和条約締結後、主権回復した独立後にすべきであったが
吉田茂と自民党の怠慢により、憲法論議をここまで難しく複雑にしてしまった。

安倍首相は祖父の岸信介の自主憲法制定の意思を受け継いで首相になった。
本来ならできるならば、現行憲法の破棄から筋を通して始めるべきであるが、
最後の任期には是非とも自主憲法・・・までいかずとも最低改憲はすべきである。

安倍政権の最後の総裁選挙には幸いにも石破茂というバカが対立候補にあがり、
選挙する前から勝てるという100%の楽勝ムードである。
是非とも改憲は実行し新憲法制定へつなげてほしいと祈る。

しかし私は憲法9条の安倍試案には大反対ではあるが・・・