てぃーだブログ › トラネコ日記 › 沖縄 › 辺野古の海埋め立てを問う沖縄県民投票結果について考えた

辺野古の海埋め立てを問う沖縄県民投票結果について考えた

2019年02月26日

新基地反対72% 43万4273票、有権者4分の1超 賛成19% 
どちらでもない9% 投票率52・48% 県民投票

米軍普天間飛行場の移設に伴う辺野古沿岸部埋め立ての賛否を問う県民投票が24日投開票され、即日開票の結果、開票率100%で埋め立て「反対」の得票が有効投票総数の72・15%の43万4273票に達した。

反対票は、県民投票条例で「結果を尊重」し、首相と米国大統領への通知を義務付けた全投票資格者数(有権者数)の4分の1を大きく上回る37・65%に上った。玉城デニー知事は「新基地建設の阻止に改めて全身全霊をささげる」と述べ、政府に方針の見直しと普天間飛行場の一日も早い閉鎖・返還を求める考えを強調した。結果を通知するため近く上京する方向で調整している。


一方、安倍晋三首相は、玉城知事が希望すれば週内にも会談に応じる方向で調整に入った。

投票率は52・48%で半数を上回った。有効投票総数60万1888票のうち、埋め立て「賛成」は11万4933票19・10%、「どちらでもない」は5万2682票8・75%だった。

県民投票に法的拘束力はないが、辺野古新基地建設を進める日米両政府が今後、県民の意思にどう対応するかが焦点となる。1996年に日米両政府が米軍普天間飛行場の返還に合意してから23年、県民は、知事選や国政選挙などに加え、新基地建設の賛否だけを直接問う県民投票でも、明確な反対の意思を示した。

投票率は昨年9月に行われた県知事選の投票率63・24%を約10ポイント下回った。一方、埋め立てに「反対」票は知事選時に玉城知事が得票した39万6632票を上回った。

今回の県民投票条例を直接請求した「辺野古」県民投票の会(元山仁士郎代表)は結果を受けて出した声明で「明確な反対の民意が示された今、問われるのは本土の人たち一人ひとりが当事者意識を持ち、国の安全保障と普天間飛行場の県外・国外移転について国民的議論を行うことだ」と強調した。その上で「政府は普天間の危険性除去(基地閉鎖・返還)を最優先に米国政府との交渉をやり直し、沖縄県内移設ではない方策を一刻も早く検討すべきだ」と提起した。

基地の整理縮小や日米地位協定見直しの是非を問うた96年の県民投票では賛成が89・09%に上り、有権者数の過半数(53・04%)に達した。投票率は59・53%だった。
琉球新報 2/25(月)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190225-00000001-ryu-oki



辺野古の海埋め立てを問う沖縄県民投票結果について考えた

           埋め立て反対の勝利に喜ぶ関係者


この県民投票の結果が出るや否や日本の全放送局は、
マリオネット・デニー知事の勝利宣言を真っ先に放送したそうな。
売国マスゴミやアホ野党が欣喜雀躍して喜んだだろうなw


  普天間基地の辺野古移設は、
  「反対の民意」が示された~♪


 しかし、ちょっと待て、そうではない!

この県民投票は基地移設の賛否を問うものではない。
基地移設に伴う辺野古の海を埋め立てることへの賛否を問うものである。

 つまり・・・

 基地の移設に伴う「埋め立て」の賛否であり、
 米軍基地の存在も移設も反対していないのだ!

   米軍基地そのものへの
   賛否を問うてはいない!



辺野古の海埋め立てを問う沖縄県民投票結果について考えた

           埋め立ての始まった辺野古の海



ちなみにこの地元サヨクの表現にある「新基地」は嘘である!
元々あった海兵隊基地に滑走路を増設するのである。これをわざわざ、
新基地と言い換えるのは、安保改定法を「戦争法」というのと同じだ。

 つまり大衆を誤導する印象操作である!

辺野古の埋め立てに関しては、埋め立てる以上は
環境破壊は避けて通れないのは当然であるが、
沖縄県は埋め立て日本一の環境破壊県である。

埋め立て問題なら沖縄県中には腐るほどある!
何故辺野古以外の埋め立て地を問題にしないのか?


それが米軍の基地移設だから、と思うのだが・・・

なぜ「普天間基地移設に賛成、反対」としなかったのか?
なぜ回りくどい「埋め立てに賛成、反対」としたのだろうか?
基地容認派県民への忖度なのだろうか?



辺野古の海埋め立てを問う沖縄県民投票結果について考えた



さらに・・・

「新基地」建設を言うなら、那覇軍港の浦添移設だ。

これは何もないところにサンゴ礁を破壊して新たに軍港を作るのだ。
翁長前知事は米軍基地の県内移設に反対というがこれは賛成だそうだ。
しかも辺野古は「新基地」建設だが、浦添軍港は「港湾施設」の移動だって(笑)

しかも翁長の跡継ぎの左翼の操り人形・マリオネット・デニー知事は、
むしろ経済効果を生み出すから埋め立てもやむ得ないそうだ(笑)

 辺野古では自然破壊ダメ~、
 浦添では自然破壊Okで~す♪


 見事なWスタンダードであるwww


辺野古の海埋め立てを問う沖縄県民投票結果について考えた

             浦添「新基地」建設予定地


<証拠記事>
沖縄知事、那覇軍港の浦添移設容認 新基地に当たらずと認識
沖縄タイムス 2016年12月10日
https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/75106

経済波及効果など将来性を考慮すれば自然破壊はやむを得ない
産経新聞 2019.1.16
https://www.sankei.com/politics/news/190116/plt1901160022-n1.html


 こういうデタラメの大嘘、二枚舌が
 県知事の口から堂々とまかり通る、
 これが沖縄の政治民度である!



辺野古の海埋め立てを問う沖縄県民投票結果について考えた


辺野古の海埋め立てを問う沖縄県民投票結果について考えた




さらにこの選挙結果をじっくりみてみると・・・

投票率は52・48%で半数を上回った。
 有効投票総数60万1888票のうち、
 埋め立て「賛成」は11万4933票19・10%
 「どちらでもない」は5万2682票8・75%だった。



   意外だった・・・


辺野古の海埋め立てを問う沖縄県民投票結果について考えた



何が意外なのかというと投票率の低さである。
私は絶対に6~7割はいくだろうと思っていたのだが52・48%、全体の半分少々、
大田県政時代の県民投票(59.53%)より7%低かった

沖縄の有権者数は1,153,591人だから、
辺野古埋め立てに反対した県民が43万4273人で、
全有権者数から割り出すと移設反対は約37%になる。

沖縄のアホマスゴミは「43万人も反対している~」、「7割の民意ガ~」と、
今後はこの43万人という投票結果の数字を頻繁に基地移設反対に使うだろうが、
だがちょっと待ってほしい!(あの捏造新聞によくあるフレーズw)

この結果で県民のほとんどが埋め立てに反対していると言えるだろうか?
この結果は埋め立て反対に積極的意思を示した県民が37%いたということで、
言い換えれば、全有権者の約三人に一人が反対だということである。

 これが県民の総意なのか?

投票率は半数ちょっとでも一応選挙結果は民意ではある。
しかし棄権者が半分出たことも、これまた民意なのである。
半分の有権者は県民投票に批判的か消極的なのである。


つまり・・・

 辺野古埋め立てを問う県民投票は、
 沖縄県民には関心が低かったのだ!



辺野古の海埋め立てを問う沖縄県民投票結果について考えた

          ここまでしても県民に反対に投票させたい
          行政側の運動は政治的公平を欠いている。



そこで問題は、投票に行かなかった棄権の理由だ。

埋め立て反対だが投票しても無駄だという諦めがあったと分析する向きもあるが、
一応これもわかる。なぜなら県民投票で国政の決定が変えられないからだ。
何度も繰り返すが外交と軍事は国家の専権事項である。
  ↓
<参考記事>
「意思を示しても変わらない」県民投票行かなかった人、
理由は諦め 複雑な沖縄の現実

沖縄タイムス 2019年2月25日
https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/388964

恐らく原発同様に基地設置だって、どこの県でも反対だろうと思うが、
沖縄の歴史的経緯、地政学的位置、国際情勢を総合的に見ても、
米軍基地が沖縄に集中している現実は現時点では変えられないと思う。

故に基地移設の埋め立ての賛否を問う県民投票など税金の無駄遣いだし、
県民投票の費用5億5千万円は別に有効な使い道があったのではないか?

繰り返すが・・・

 外交と防衛安保は国家の専権事項、国家間条約でもあり、
 普天間の辺野古移設は既に20年前に決定された合意事項であり、
 名護市には既に北部振興資金1000億円も支払われているのだ。



辺野古の海埋め立てを問う沖縄県民投票結果について考えた

         政治主導で反対に投票させようとする基地反対派
         彼らが県政の裏でデニー知事を操っているのだ。



もうひとつの棄権者した有権者の理由としてこうも見ることができないか、
基地は常駐も移設もどちらも反対だが現状を考えれば仕方がない。
だから反対は反対だが、やむなく受け入れるつもりだ
という意見だ。

つまり積極的に反対はしないから投票には行かないのだ。
これで現状維持ということになるだろうが、
投票用紙には選択肢が示されていないのだ。

私もそういう意見である。これまでも何度も述べてきたのだが、
県内はもちろん国内に異民族の軍事基地があることが異常だが、
日本が自国で国防を担えないなら、同盟国に依存せざるを得ない。

沖縄の地政学的位置と拡大するシナの軍事的覇権主義は、
明らかに国防の脅威となっていることは冷静に見ればわかる。
沖縄には規模は別にしても軍事基地は不可欠だということである。


辺野古の海埋め立てを問う沖縄県民投票結果について考えた

            海兵隊普天間基地に並ぶオスプレイ


米軍は沖縄からも他の日本の県からも出て行ってもらうには、
日本が自主国防力を完備するしかないのである。
しかし基地反対派は自衛隊の常駐も反対なのである。

日本の地政学的位置において非武装中立は成り立たない。
基地反対を叫ぶ平和主義者の真意は平和などではない。
反戦平和を口にしながら、沖縄をシナに売り渡したい連中だ。


また「琉球」独立運動なる荒唐無稽な幻想運動も同じである。
さらに沖縄平和運動センターは北朝鮮のシンパの巣窟であり、
沖縄反基地運動はシナの工作が関係していることは公安も認めている。

別に公安が沖縄平和運動がシナ共産党の工作が関わっているなどと、
お墨付きを与えなくても、まあ常識的にタイムス・新報の報道姿勢を見れば、
バカでない限りシナの暗躍があるだろうことは、誰でも感じるものである。


辺野古の海埋め立てを問う沖縄県民投票結果について考えた



そのひとつの証拠が・・・

沖縄タイムスが出したシナ語での県民投票結果である。
わざわざ宗主国サマにご報告するのって、いったい何の為だ?
或いは、沖縄県内に活動するシナ共産党のスパイのためなのか?

  なぜシナ語で県民投票結果を
  報道する必要性があるのか?



辺野古の海埋め立てを問う沖縄県民投票結果について考えた

          歓喜のあまりシナ語で報道する沖縄タイムス
          宗主国サマには真っ先に知らせたいのだなw

       https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/388895


ということで・・・

相変わらず沖縄はバカ政策論議やってるって感じだな・・・
玉城デニー知事は今後も反日左翼の操り人形で大恥をかくだろう。
もっともこの人の知性ではそれを恥とも認識しないだろうがな・・・(笑)


辺野古の海埋め立てを問う沖縄県民投票結果について考えた









同じカテゴリー(沖縄)の記事

Posted by トラネコ at 12:00│Comments(5)沖縄
この記事へのコメント
沖タイの記事、大変有り難いネタですね。
せっかく自ら正体を晒しているのだから、政府も公安の調査結果と共に公式見解として我が国には「敵性国家のマスコミ」しかいないと、国民と世界に向けて発表したらどうですかね、今更ですが。
Posted by 無銘 at 2019年02月26日 15:32
無銘様
同意です。
まあ今回の県民投票は、売国マスゴミや基地反対派や知事が騒ぐほど、県民は辺野古移設にあまり関心ないことがわかりました。これが分かったことと、沖縄タイムスのシナ語報道がハッキリと基地反対運動の実態を示したことがわかりました。
Posted by トラネコトラネコ at 2019年02月26日 15:48
 「辺野古移設賛成派が負けたのは自ら撒き散らしたデマの所為」

 とのっけからデマを鵜呑みにして誇大妄想を撒き散らす自称ジャーナリストが勝ち誇ったように発狂してるのはもう「気狂いピエロ」以外の何物でもありません。

 https://news.yahoo.co.jp/byline/furuyatsunehira/20190226-00116147/

 冒頭で既に「辺野古移設」とアホ丸出しの経一縷付けてる時点でもうクルクルパーとしか言いようがありません。住民投票の目的は「埋め立ての是非を問う」と言う基本的な「事実」を知らないのか、それとも知っててマスゴミの印象操作に加担してるのか不明ですが、この古谷某は「ネトウヨを卒業した」と自慢してますが、「(更なる金儲けの為)卒業して更に性質の悪い悪いクルクルパヨクに転向した」と言った方が正確でしょうな。反対運動のバックに中国や北朝鮮がいるのは数々の状況証拠から明白なのに、簡体文字やハングルののぼりは無視して「沖縄デマ」と一括りにする事自体現実逃避を無意識にしているとしか思えませんが。
 大体「7割が反対」「賛成は2割」と抜かすけど、肝心の「投票率」については返球を避ける所もどんだけ現実逃避なんだよと嗤いたくなります。

 https://ameblo.jp/neko-10-inu/entry-12429017742.html

 同じパヨク仲間からもぼろくそに酷評され、金儲けになると知るや今までの立ち位置をコロッと変える奴の事ですから、何時賛成派の肩を持つ論調に変節するやら。
Posted by KOBA at 2019年02月26日 21:06
「有権者数は1,153,591人だから、
辺野古埋め立てに反対した県民が43万4273人」大体1/3なんですね。それほど多くないですよね。マスコミの報道を見ると、まるで沖縄全体が基地移設に反対しているようですが。これは左翼にとっても誤算だったのではないでしょうか?これで7割反対と見出しにつけるとはすごいですね。
Posted by kabu at 2019年02月27日 09:30
KOBA様
同意です。
アノ古谷某氏はいったいいつから左翼に転じたのでしょうか・・・
かつてはチャンネル桜の若手論客として有望視されていたのに、いつの頃か桜を批判して芸能プロに入って、民放にも出演する転進ぶりは何かあったのでしょうか? まあ小林よしのりの前例もありますけどね。しかしこの論文は沖縄タイムスと同じで埋め立て反対が7割~♪ばかり強調して、投票率の低さにあえて言及していません。まあこの辺がおなじみの左翼のWスタ的論調でわかりやすいですけどね。



kabu様
同意です。
総有権者数からいけば3割強が埋め立て反対に積極的反対なので、県民すべてが反対という構図にはもっていけないのです。そこを隠して選挙結果だけの反対7割を強調せざるを得ないサヨクの苦しさがあると思いますね。
Posted by トラネコトラネコ at 2019年02月27日 18:53
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。