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人種差別について・その2

2013年08月14日

前回からの続き・・・

キリスト教は白人社会で発達した宗教だからイエスは白人なんだろう。
キリスト教がアフリカで発達したなら、神の子イエスは黒人だっただろうし、
隣のキチガイ半島なら、イエスもエラ張りのつり目の黄色人種だったろう。

15世紀以来、西欧白人国家群が世界侵略を開始して、
西欧系の白人が『文明人』であるという認識が世界的に定着し、
結果、白人文明の価値観が世界の『物差し』になったのである。

これは今でも基本的にかわらない価値観であろう。

現在でも英語が世界共通言語なのも、イギリスが最大の植民地国家として、
20世紀初頭まで世界に君臨し、第二次大戦後も同じ英語を母国語とする、
アメリカがイギリスにとって替わったことと無関係ではないだろう。

つまりパクス・ブリタニカからパクス・アメリカーナの約100年余りの世界史で、
英語が世界言語になり、白人的価値観が世界基準になっていることが、
白人>有色人種という価値観をさらに強化した理由だ。

日本が大東亜戦争で、原爆二個、無差別絨毯爆撃、東京私刑裁判など、
あそこまでフルボッコに叩きまくられたのも、日本人が有色人種だからである。
カラードの分際で白人様中心の世界史を崩壊させてしまったんだもん、
そりゃ碧眼紅毛の白人どもは怒り狂うわな(笑)

そういう意味で・・・

大東亜戦争は反省するどころか、
日本人は誇るべき聖戦である!


白人ども、ザマ~(笑)

反省するなら『負けた』ことへの反省はすべきだな、
次の戦争には絶対勝ってみせるという反省だ!
次は日本からは手を出さないのは反省の一つだ。



さて、黒人偏見について、キリスト教の亜流宗派にはこんな話もある。


大昔モルモン教のカナダ人宣教師と教義について話したことがあった。
彼らの経典『モルモン経』には黒人の起源が書いてあって驚いた。
詳細は忘れたが記憶をもとに思い出してみると・・・

パレスチナの地から約束の地・アメリカ大陸に流れ着いた二つの部族があった。
一つの部族は神に忠実で信仰心も厚かったが、もう一方の部族はそうではなかった。
神は怒り、不信心な部族の肌の色を黒くし、信仰心厚い白人と区別したという。

つまりモルモン教では黒人は神に罰せられた人種ということなのだ。
だからモルモン教では、奴隷制度を支持し奴隷を所有していたのだ。

モルモン教とは完璧なる白人至上主義宗教である。
道理でモルモン教の宣教師に黒人がいない(極めて少ない?)理由がわかった。
黒人がこんな教義の宗教に帰依したくないのはわかる。

そうすると・・・

日本人でモルモン教を信じている人もいるし、信仰は自由だが、
こういう人種偏見を教義にすえた宗教を信仰するというのは、
理性的な人格を持つ人なら、いかがなものかと思う。


結局肌の色が黒いということへの偏見とは・・・

 白人社会で発展したキリスト教を政治利用した、
 西洋人の世界侵略にともなう人種偏見にくわえ、
 アフリカ系の黒人を奴隷として経済市場に取り入れたこと。


これらによって黒い肌=劣等・悪・不潔というイメージが定着したのではないか。
そしてそれが現在も表向き民主主義で平等な欧米社会でも、
偏見として根強く定着しているような気がするのだが・・・



☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆



『差別』とは正当な理由もなく、人種・身体的特徴・社会的地位・・・のみで、
理不尽な不利益を蒙ったり、名誉を棄損されることである。
ましてや肌の色が不当な差別や偏見の理由になるなど、
言語道断なのは言うまでもない。


しかし被『差別』側に忌避・排斥される正当な理由がある場合には、
そういう人々に対する忌避あるいは排他的態度を『差別』とはいわない。
私はあえて、それを『区別』とも言うのもやめる。

例えば・・・

日本人以上の社会的特権を持ち日本人差別する、
日本を侮辱し、日本の伝統文化や皇室を否定する、
世界中に日本を侮辱する嘘宣伝を執拗にする在日外国人
・・・

そういう外人は排除されても仕方が無いと個人的には思うし、
排除しないと日本人の生存が脅かされるからである。
これは日本人の民族的防衛本能である。

常識的に考えても見よ・・・

社会に不当な迷惑をかけ、
理不尽な権利を求める外国人は、
日本から排斥されて当然である。


こういう連中を忌避し排斥する動きを差別やレイシズムとはいわない。
それは地域共同体における自己防御作用である!
EU諸国の反イスラム排斥運動も単純な人種差別ではないと思う。
もっとも受け入れ方法にはEU諸国の問題はあったと思うが・・・。


日本人は古来より異質なものも受け入れる文化的土壌があるが、
一方では体質に合わないものは排除する機能ももつ民族である。
忍耐強い日本人も体に『毒』は入れたくないのである。

日本人が受け入れない人種は基本的に無いと思うが、
あるとすればその人種に一方的に重大な問題がある場合だろう。
そういう連中を排斥するこういは差別でもレイシズムでもない!
国家・国民の正当防衛権である!




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Posted by トラネコ at 16:00│Comments(13)文化
この記事へのコメント
トラネコ様、

いよいよこのテーマも差別から『区別』へと、トラネコさんの持論の核心に入ってきましたね。

しかし私は、「キリスト教は白人社会で発達した宗教だからイエスは白人なんだろう。キリスト教がアフリカで発達したなら、神の子イエスは黒人だっただろうし、 隣のキチガイ半島なら、イエスもエラ張りのつり目の黄色人種だったろう。」という、『白人と有色人種の差別』の段階でしばし途中下車しますことをお許しください。

ご存知のように、キリストはユダヤ人社会のメシアとして誕生しましたからユダヤ人ですね。言い換えますと、キリスト教はユダヤ新社会で発達してきたユダヤ教をベースにしていますから、キリストもその父である創造主『神』もユダヤ人の『姿』に似せていますね。

さて、それでは、「ユダヤ人は白人なのでしょうか?」という疑問がわいてきます。そのユダヤ人は白人社会の中で差別され迫害されていますが、その理由は、以下にリンクしました方のブログでおおよそ説明されてる通り、キリスト教の聖典である新約聖書の語るキリストの受難・刑死がベースになっています。

『http://www.benedict.co.jp/Smalltalk/talk-60.htm』

ユダヤ教が設立した時代の世界観は、エジプト文明とメソポタミア文明のハザマで出来上がっており、キリスト教は聖パウロによってユダヤのローカル宗教からヘレニズム文化圏(?)からローマに伝わり、それをもって世界規模の宗教になったとされています。

「ヨーロッパ文明の基調をヘブライズム(ユダヤ教・キリスト教)と、ヘレニズムに求める(Wikipedia⇒ヘレニズム)」としましたら(このあたりはトラネコさんが先生ですからよろしくお願いします)、そこでやっと、「キリスト教は白人社会で発達した宗教だからイエスは白人なんだろう。」という結論にたどり着くのでしょうか。

ここではたと困るのは、私はキリスト教の信者ですから、キリストがユダヤ人であろうが白人であろうがかまわないのですが、よぉーく考えると、そしてどう考えても、『神』はユダヤ人でも白人でもないのです。そしてココまでは神学上の問題なのでしょうが、都合の悪いことに、哲学的には、『神によって創造された日本人』なのです。

これ以上議論を展開しますと、ブログの乗っ取りになるでしょうから控えますが、旧約聖書を破棄して、八百万の神様を唯一司祭としての天皇を通じて唯一神とすれば、この矛盾が解決されて簡単なのですがね。

いずれにしましても、白人の宗教であるキリスト教からみれば、「白人で無い黄色人種は人間ではない」と言われてしまえば元も子もありませんがね。
Posted by サンクリス通信 at 2013年08月14日 20:56
こんばんは。アメリカ政界は共和党(キリスト教福音派・WASP)、民主党(ユダヤロビー)の2大勢力が掌握していて共に強い選民思想を持ち他のマイノリティを差別的に見る傾向があるようです。ユダヤ教の経典タルムードにはユダヤ教徒以外はゴイム(家畜)であるから搾取するのはユダヤ人の権利であるとハッキリ書かれていますね。ユダヤ勢力(フリーメイソン)とWASPは相携えてアメリカ合衆国独立を実現する一方、KKKに見られるような熾烈な人種差別を非合法に行って来ました。KKKメンバーはWASPが中心ですが思想的にはユダヤカルトの一派と看做されているようでモルモン教やものみの塔と同列の政治思想結社なのでしょう。日本でも創価や統一などユダヤカルトが影の勢力として政財界を掌握している事を考えると恐ろしくなります。TPPなどユダヤへの経済的屈従だと思うのは考えすぎでしょうか・・・。
Posted by 大阪茄子 at 2013年08月14日 23:18
サンクリス様初めてお話掛けさせて頂きますが『神は白人でもユダヤ人でもない』
確かにそうと思います。
教義上キリスト教にとって人類を創ったのが神ならば人種はないでしょうが確かにキリスト教の人種差別は宗教から生まれてきたし迫害も失礼ながら全ての宗教から生まれたと思います。

全ての宗教は民を導くための憲法の流れ上の集団道徳教育からの発展では無いのでしょうか。

それと八百万の神は生きるもの、形あるもの全てが脅威の時代に生き残る為の恐れや知恵であり天皇家を敬うのは日本集合体を導き日本人を作り出した指導者の血筋であり日本の象徴なので一緒には出来ません。
語気がきつければすみませんまだ酒気が残っております故。失礼しました。
Posted by なにわ爺 at 2013年08月15日 02:30
読み返して不必要な発言がありました。〉全ての宗教は民を導くための憲法の流れ

憲法よりも前に訓示や教義でした。

それと以前西洋の神は罰の神。
日本の神は許す神。と聞いた事があります。
宗教の神は1人の文言が差別を産むと私は考えております。
他人様の宗教感は否定致しませんが、故に私は一神宗教は信じません。
Posted by なにわ爺 at 2013年08月15日 02:50
サンクリス通信様
詳しい神学論争は私にはわかりませんが、イエス=神=白人という概念は、少なくとも15世紀の欧州では完成していたものと思います。当時の西洋人はキリスト教は白人の宗教だと信じていたと思います。

現在のローマ教皇庁の考えでは、恐らく我々黄色人種も黒人も『人間』のお仲間に入れていただいていると信じたいですが、しかしこれも戦後かなりたってからだと思います。戦時中の日本軍捕虜の虐待は、あきらかに獣に対するそれでありました。決してドイツ兵の捕虜とは同じではなかったと思います。

信仰は自由ですから何を信じようと個人の問題なのは、I.カントの言葉ですが、あくまで個人の問題として、政治や社会制度に絡めて欲しくないですね。一神教の問題点はドグマ性であるがゆえに非寛容性が強いことです。創価学会も同じ傾向がありますが、日蓮教は当時の鎌倉時代の社会背景を理解すれば、日蓮の排他性は十分に理解できます。800年も前の時代と現代を区別できない創価は、だから基地外の馬鹿者集団だと思います。


大阪茄子様
どうもです。
しばしば耳にする福音派とは、キリスト教原理主義の宗派ですよね。プロテスタント系は種種雑多で新興宗教が多いのが特長ですが、その勢力分布は詳しくはわかりませんが、アメリカ政界の中心WASPからも理解できます。

>日本でも創価や統一などユダヤカルトが影の勢力として政財界を掌握している事を考えると恐ろしくなります。TPPなどユダヤへの経済的屈従だと思うのは考えすぎでしょうか・・・。
ここは私にはわかりませんねえ。
ユダヤ系カルトというのがわかりませんが、ものみの塔は一時期かじりましたが明らかにユダヤ教ですね。だから神といわずヤーヴェというのでしょう。また創価や統一がその系というのも、申し訳ありませんが知識が無い分、何ともいえませんね。

ただ宗教は別としても世界経済はユダヤが握っているのは周知の通りで、昔からユダヤ金融は世界経済の象徴ですから、現在のグローバル企業とリンクしながら、さらに世界経済の独占化を進めているというのは、理解できますね。
Posted by トラネコトラネコ at 2013年08月15日 03:06
トラネコ様、

この場を借りて少しなにわ爺さまと交信させていただきます。

なにわ爺様、

いつもトラネコさんのエントリーへのコメントを拝見させていただいております。

別に語気がきついとかは気にしておりませんので、ご遠慮なく。

このメキシコの辺境の地に居を構えておりまして、周辺のマヤ系の先住民族の連中の自然観が余りにも日本人と似ており、それに従う彼らの宗教観も、私からみれば同じに見えます。そこで『神仏習合』ならぬ『神基(督)習合と』という大胆(荒唐無稽?)なテーマでの精神世界の逍遥をしておりますので、ご異論がございましたら何なりとご叱責いただければとおもいます。

しかしトラネコさんのブログを乗っ取る形になっては申し訳ありませんので、近日中に私のブログのリンクをお知らせいたします。まだ準備中(もう2年以上経っておりますが)で、今はご披露する勇気はありませんので悪しからず。

お声をかけていただき、ありがとうございました。
Posted by サンクリス通信 at 2013年08月15日 03:06
トラネコ様、

米国の福音派とは、聖書原理主義者のことで、アンチカトリック=アンチヒスパニックですね。メキシコの南東部でも、かなり勢力を伸ばしています。ただし余り教条的過ぎて、揶揄の対象にもなっております。Wikipediaでは、「いわゆる『キリスト教原理主義者』と混同されがちですが、かならずしも、進化論に反対したりする右派ではない」そうです。

ものみの塔(=エホバの証人)は、アドベンティスト(再臨派)や、ある意味ではモルモン教と同じ、旧約聖書原理主義者(これは私の造語ですが、旧約聖書に書かれていることに固執する連中ということです)で、広義ではユダヤ教の聖典のパッチワークである旧約聖書に固執するのでユダヤカルトと言えるかもしれませんが、正確には聖書原理主義者ということで、ユダヤカルトとは違うと思います。

すべては米国人の発想ですね。モルモン教も、旧約聖書の教父たちが一夫多妻制であったのでこれを採用して、米国内で市民戦争を起こしていますね。

横から失礼いたしました。
Posted by サンクリス通信 at 2013年08月15日 03:31
サンクリス様ご返事有難う御座います。
私は日本の八百万の神と尊敬は致しますがやはり天皇人神を同じようには考えられませんし。

私もキリスト教の細かい教義はわかりませんし先ほども書いた通り信教を咎める事も致しませんがトラネコ様の仰る区別と差別の違い位はわかるつもりです。

一神宗教も時代解釈によって増え変わる教義が良いのか悪いのか。(韓キリスト教の様な)

サンクリス通信様のサイトに私のへぼい携帯が参加出来れば良いのですが。(笑)
楽しみにしております。
Posted by なにわ爺 at 2013年08月15日 03:33
時間が経ってからのエントリーすみません。

トラネコ様の区別と差別に異論反論はありませんが今日本で暴力団系窃盗団と手を組んでアフリカ人が重機や高級車を解体輸出しているのは事実で何年か前から日本では有名に成りつつあります。

ソマリアの海賊や窃盗団の国の内戦も残念ではありますが、アフリカ人=怪しいは仕方ないかと感じます。
日本人と結婚して永住権を得れば離婚しアフリカ人の家族を呼び寄せる。
生活保護で甘い汁を得る。
在特権を利用するのはシナチョンと変わらない。

勿論全てのアフリカ人がそうではないでしょうが。

帰化が甘くなった事で日本もそういう国になった事を知って貰いたくコメント致します。
Posted by なにわ爺 at 2013年08月20日 00:23
なにわ爺様
アメリカでも黒人差別の理由の一つは、貧しい労働者が多く、犯罪者も多いからというのがあります。元々ドレイでつれてこられたのですから、それはアメリカ政府が考えるべるべきことですね。また一般にアフリカは貧しい途上国が多いので、どうしてもアフリカ系移民は犯罪、危険というイメージが付きまとうからかも知れません。でも私は沖縄の米軍基地に出入りしていたときに知り合った黒人兵は皆いい人ばからりでしたね。
Posted by トラネコトラネコ at 2013年08月20日 07:38
勿論、黒人兵士が悪さするのではないし貿易の仕事する為に来日した外国人が全て犯罪者とは思わないですよ。

国の内乱を避けて日本に逃げてきたアフリカ人が日本人の性善説に甘えてシナチョン、フィリピン人と同じ事をしている事例が多々あるのです。

ブラジル人やシナチョンがおこす殺人事件や白人のイタリア人や東欧諸国人の宝石強盗や偽造カードでの数億円の不正引き出しなど、日本の移民政策や永住権の考え方の甘さが駄目外人を余計に作り出すとわからないのでしょうかね。

たかじんの番組で軍事評論家の井上和彦氏まで反日国の学生を留学させて日本人がどれだけ平和的であり歴史も教えればなんて頭のおかしい提案してましたよ。
鎖国しろとは言わないまでも制限はするべきと思います。

日本人の頭があまりにもお花畑過ぎるのです。
お粗末ながら日本人はアフリカ人かアフリカ系アメリカ人か(日本に来日するアフリカ系アメリカ人はある程度裕福である為)見ただけは解りませんのでやはり怖く感じます。

悲しいかな全ての白黒黄色外国人の在住制限し、日本人は既に日本は安全な国では無いと頭を切り替える必要があるかと思います。
Posted by なにわ爺 at 2013年08月20日 12:25
なにわ爺様
人種差別の問題と移民問題は分けたほうがいいですね。
移民問題に関しては仰るとおりだと思います。移民を受け入れるべきはアメリカやカナダ、オーストラリアなど、移民で成立した国々です。EUや日本は土着民国家ですから、移民がそれに適応し尊重する姿勢があるなら、一定数は受け入れてもいいでしょう。決してEU諸国の失敗を繰り返すべきではありませんね。
Posted by トラネコトラネコ at 2013年08月20日 12:32
そうですね。
ただ私の場合、悪いイメージが米国やヨーロッパのアフリカ系よりアフリカ人そのもののイメージなのかも知れません。
つまらないコメントでスミマセンでしたありがとうございました。
Posted by なにわ爺 at 2013年08月20日 12:55
 
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