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見えない何かを畏れる文化・その2

2012年06月12日

小社会
いつごろ、何で読んだのかは忘れてしまったが、米国の初代大統領ジョージ・ワシントンの少年時代の話は記憶の底に残っている。桜の木を切り、怒った父親に「自分がやりました」と正直に告白、逆に褒められたという逸話だ。

多くの人々の心を打った誠実な少年の話は、いまでは伝記作家の創作とされている。それでも先年、ワシントンが少年時代を過ごした住居跡が発掘された際、桜の木の切り株を捜したのは、神話が生き続けている証しといえる。

県内各地で、クスノキやヒノキ、スギの大木が人為的に枯らされる被害が相次いでいる。ワシントン少年はおのを使ったが、こちらはドリルで根元に十数カ所の穴を開け、薬剤を注入するという悪質さ。樹木医の懸命の治療でも回復しなかったようだ

神社の「ご神木」として、地域の住民らに古くから親しまれてきた大木も含まれている。「罰当たり」というほかないが、手間をいとわない周到な手口からみて、単純ないたずらとは考えにくい。いったい誰が、何のために…謎は深まる。
日本樹木医会県支部はボランティアの協力を得て、早急に見守り体制をつくるという。広い県土ゆえに難しさはあるだろうが、地道な努力が再発防止につながればと願う。むろん、警察の捜査にも期待したい。大地に根を張った巨木は、その地域の自然や歴史などを体現したような存在だろう。これ以上、悲しませないで。
高知新聞 2012年06月10日07時59分
http://www.kochinews.co.jp/?nwSrl=289484&nwIW=1&nwVt=knd

<関連動画>
『樹齢300年のご神木が枯らされる.mp4』http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=vNWy_GpEz2A

<関連エントリ>
『見えない何かを畏れる文化』
http://ryotaroneko.ti-da.net/e3701031.html




あまり時勢に関係のないニュースだが、気になったのでエントリした。
御神木の根元にわざわざドリルで穴を開け、薬剤を注入して枯らせるなどという、
手間のかかった悪行をする者は異常な思想・感性をもつ確信犯である。

↑に貼った動画ニュースでは木材業者の犯行を臭わせている。
業者だと仮定しても、犯人が日本人なのかどうか興味がある。
枯れた古木を買い取りにくる連中にも要注意だろう。

ところが人気ブログ『韓流研究室』さんのエントリにも気になることが書かれてあった。
http://toriton.blog2.fc2.com/blog-entry-1885.html

それによると・・・

高知県だけでなく全国的に、
御神木や日本の文化財
破壊されている
というのだ!


こういう記事を読むと、マスゴミが木材業者の犯行に関心を向けるように、
意図的に世論を誘導
しているという見方もできるのではないか?
と、考えれば、木材業者の犯行ではないということか?


犯行は少なくとも、昔からその地域に住んでいる住民ではないと思う。
もっとも今の若い年代層の人は知らないが、恐らく40歳代以上なら、
相当な札つきのワルでも、獄(ウタキ)や神社仏閣の境内では、
絶対に立ちションすらできない『畏れ』を持っているはずだ。

一般に日本人なら宗派に関わらず、神聖とされる施設やモノには一目おくはずだ。
たとえキリスト教であれ、イスラム教であれ、ヒンズー教であれ・・・、
自分以外の人々が神聖視するものにも一定の敬意はもつはずだ。

とすれば、犯人を推定すると、そういう日本人的感性を持たない外国人か、
新しい型の若い日本人、唯物主義に凝り固まったガリガリの左翼
或いは異常者か、カルト教団の信徒ではないかと想像できる。

私など単純な人間は、短絡的にある種のキチガイ外国人カルト教徒だと思った。
なぜなら、こんな手間をかけてまで一銭の得にもならず、捕まれば刑務所行きか、
罰金刑で、周囲から軽蔑の眼差しを浴びることを、平気で何度も行うのは、
まず普通の日本人ではないし、カネにならないことに手間隙かけないシナ人でもない。

木材業者なら納得はいくが、果たして日本人だろうか?
もっとも日本人の魂を売り渡した伊藤忠商事出身の売国大使もいたしな・・・
今の日本人も昔とは違うのかもしれない。


単純に一神教徒なら、異教の神々や神聖なものを破壊することに躊躇はしないだろう。
特にキリスト教徒はそうやって二千年間世界中の異民族に破壊と殺戮の歴史を、
平然としかも正義の名の元に行ってきたのだから。

しかし一応キリスト教文明といわれるように彼らには理性がある。
近年でも人権擁護、自然保護や動物愛護、異文化尊重など、
彼らが2千年以上行ってきたことへの『反省』らしき思想が芽生えている。
わざわざ御神木をドリルで穴あけ、薬剤注入までして枯らすなど考えられないだろう。

韓流研究室』さんの記事によると、こういう事件が多発してもマスゴミは問題視しない。
マスゴミが問題視しないということは、
特定の民族・国・宗教団体
が関係しているのは間違いないだろう

これはNHKをはじめ、日本のマスゴミ全体にいえる共通項目である。


日本の文化や歴史に嫉妬し、
恨む者の犯行の可能性は、
きわめて高いだろう・・・




ま・・・目的も、犯人も誰かもわからないのだが、
日本人でも、最近はキチガイが増えているからわからないし、
木材業者の犯行という見方も当然視野に入れるべきだろう。

しかしいずれにせよ、犯人はただではすまないだろう。
日本には八百万の神々がおわします国である。
私も自身の経験からも『怨霊』の存在を信じている。

今も全国各地に国道や県道の真ん中に立っている『老木』がある。
あれは国家権力や行政の力をもってしても切れない何かがあるのだ。
また御神木や老木にまつわる祟りや霊験の話も全国に散在する。
これを迷信と切り捨てることは、無心論者や一神教徒にはたやすいだろう。

しかし世の中科学では解明できない不思議なものがあるのも事実だ。
私は迷信をあまり信じないのだが、御神木や依代といわれるものには、
説明はできないが、何か霊的な存在はあるのだろうと信じている。

何百年~千年以上も生きている老木をむやみに『殺す』行為は、
必ずや、ただならぬ厄災を犯人自身にもたらすことは間違いない。
人の目は誤魔化せても、目には見えない『意識』は見ているのだ。

大自然を破壊してきた人類に天変地異の報いがあるように、
御神木や老木を殺した犯人にも、必ずその代償は払わされるだろう。


老木を殺した犯人よ、
恐ろしい不幸に襲われるがいい・・・




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Posted by トラネコ at 00:00│Comments(2)文化
この記事へのコメント
以前から、神社仏閣などへの放火事件などを耳にする度に、よくもこんな神をも畏れぬ行為が出来るものだと思ってました。
シナ・チョーセンの実体を知った今では、放火?…韓国人?チョーセン系カルト宗教?と勘ぐってしまいますね。

本当に呪われてしまえばいいのに。

ところで、トラネコ様の怨霊体験って(;゚∀゚)
Posted by もも吉 at 2012年06月12日 19:35
もも吉様
日本人なら、まあそういうことはできないと思いますよね。
単純な決め付けはいけないとは思いますが、あんな罰当たりなことをする者は、出自は決まっているでしょう。・・・と、言っちゃいけないんだな(笑)

それで私の恐ろしい体験ですが、長くなるので機会を見てエントリしてもいいですね。稲川淳二ではありませんが、お盆のころに真夏の夜のこわ~~~い話とか(笑)。
Posted by トラネコ at 2012年06月12日 19:57
 
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